「750cc直4&ディスクブレーキなど」編~時代を切り拓いた革新のマシンたち~[1965-1984]

暗闇に遠くから幾多の光芒が射す。あるものは一際強い光を放って過ぎ去り、あるものは留まり今も輝き続ける。――過去半世紀に及ぶ二輪史において、数々の革新的な技術と機構が生み出された。定着せず消えていった技術もあれば、以降の時代を一変させ、現代にまで残る技術もある。しかし、その全てが、エンジニアのひらめきと情熱と努力の結晶であることに疑いはない。二輪車の「初」を切り拓き、偉大なる足跡を残した車両を年代順に紐解いていく。

※本稿で取り挙げる「初」は、“公道走行可能な量産二輪市販車”としての「初」を意味します。また、「初」の定義には諸説ある場合があります。

世界初750cc直4&ディスクブレーキ「世界に轟いた日本の旗艦」
HONDA CB750Four[1969]

北米におけるCB450の販売不振を受け、市場は大排気量車を求めていると学んだホンダ。こうして直列4気筒736ccエンジンを積んだCB750フォアが投入された。市販された1969年当時、既にMVアグスタらが限定生産で直4を市販していたが、実質的な量販車としてはCB750フォアが初となる。開発にあたっては、世界GPの多気筒化で培ったノウハウを活用。中でもクランクシャフトは苦心の跡が見られ、一体鋳造クランクにF1譲りのプレーンベアリングを使用した独特の構造で、耐久性と高性能化を両立している。スペックは当時最強の67psを誇り、最高速は200km/hをマーク。加えて、堅牢なダブルクレードルフレームや、前輪に用いた世界初の油圧式ディスクブレーキも話題を呼んだ。――2気筒が主流の時代に、4発のCBは圧倒的な支持を受け、世界に日本製バイクの優位性を大いに示した。国内でも人気を呼び、他メーカーも追随したことで「ナナハンブーム」が巻き起こっていく。

【CB750フォア(CB750K)】の中古車を見る
【GT750】の中古車を見る
【CB350】の中古車を見る
【CB400FOUR】の中古車を見る

→全文を読む

情報提供元 [ WEBヤングマシン ]

関連記事

編集部おすすめ

  1. キムコジャパンは、2020年1月16日から2020年4月15日の期間中に対象モデルを購入し、…
  2. 前回:林道優先&高速1200km1泊2日旅〈往路編〉 朝日とともに東の海を出発し、ゴー…
  3. キムコジャパンは、2020年1月16日から2020年4月15日までの期間中に対象モデルを購入…
  4. ヤングマシン本誌に連載中の「上毛GP新聞」から、マルク・マルケスとファビオ・クアルタラロの対…
ページ上部へ戻る