『自分だけの道を進め』M.ビアッジと原田哲也〈後編〉【1995年、キャリア最高の走りで挑む】

前回:M.ビアッジと原田哲也〈中編〉

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無理をするしかなかった。タイヤを滑らせるギリギリの走りは、常にリスクと引き換えだった。「そんなの誰でも同じだ」。原田はひたむきにスロットルを開け続けた。圧倒的優位なマシンを駆るマックス・ビアッジに、どこまで食い下がれるか──。’95年、原田はレースキャリア最高の走りでビアッジに立ち向かった。

限界の走りは快感ですらあったが……

第7戦オランダ・アッセンの予選前、原田はレイニー監督にこう言われた。「おまえの走りは、もうマシンの限界を超えている。これ以上無理はするな」

原田は「『フロントローでいい。とにかく無事に走り終えろ』ということだな」と受け止めた。

「でも、行くよね。レーシングライダーだから(笑)」

予選2日目、タイムアタックの2周目、原田はフロントタイヤを滑らせ、263km/hという高速域で転倒した。

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情報提供元 [ WEBヤングマシン ]

           

   
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