スポーツしたくなるバックステップ!ヨシムラ ステップキット「X-TREAD」

▲税込価格:7万1820円

【ビッグマシン・ゼロ:文-中村友彦 写真-真弓悟史】

ステップでバイクの乗り味、ハンドリングは激変する。ヨシムラのXトレッドを体験すれば、誰もがこのパーツの重要性を再認識するはずだ。

「X-TREAD」とは?


ヨシムラがシリーズ化を予定している新ステップキットの名称。無限の可能性を表す「X」に、英語のTREAD(≒踏み込む)を組み合わせている。

マシンとの一体感が高まり車格が小さく感じられる

ステップを変更する理由は人それぞれで、スポーティなライポジやバンク角の増大を求める人がいれば、シフトタッチ改善を期待する人、ルックスを自分好みにしたいと言う人もいる。
とはいえ、ヨシムラがベビーフェイスとのコラボモデルとして、新規開発したXトレッドを体感した僕は、ステップが操縦装置の一部であること、ハンドリングに絶大な影響を及ぼすことを、今さらながらにして、しみじみ痛感したのだった。

STDとヨシムラのデモ車、2台のZ900RSカフェを準備した今回の試乗で、僕が最も感心したのは、ステップへの荷重と抜重に対する、車体の反応のよさである。バーが可倒式でラバー付きのSTDと比較すると、バーがリジッドマウントでラバーなしのXトレッドは、乗り手の操作に対する反応が素晴らしくダイレクトで、旋回中のバンク角調整もイージー。
もっともこういった印象を、僕は他社製ステップでも感じたことがある。ただし、鋭い切削加工が施されたバーと、ブーツのソールとの間で感じるハイグリップ感、そして3面加工が施されたヒールガードが生み出す絶妙のホールド感は、Xトレッドならの魅力だ。

アフターマーケット製ステップと言うと、スポーツライディング用という印象が強いものの、僕はツーリング派のライダーにもこの感触を体験して欲しい。マシンとの一体感が高まることで、車格が小さく感じられ、さらには雨天走行時の滑りが回避できるXトレッドの美点は、日常域でも十分に堪能できるのだから。

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YOSHIMURA ヨシムラ:ステップKIT X-TREAD 商品ページ

こだわり1 「あの時代」を想起させるアルマイト色!

YOSHIMURA GSX-R750 TT-F1(1987)

カラーリングは、’85~87年の全日本TT-F1で3連覇を飾った、同社の油冷GSX-Rレーサーを彷彿させる新色スレートグレーを採用。踏み応えを念頭に置いて、バーとは別軸式とされた左右ペダルの基部には、スムーズな操作を実現するため、2つのボールベアリングが組み込まれている。

こだわり2 レーサー譲りの3面加工ヒールガード

ホールド感が絶妙なうえ、足を動かした際にブーツの引っかかりがない3面加工のヒールガードは、’16年のJSB1000/鈴鹿8耐を走ったGSX-Rレーサー用(上写真)がベースで、製品化に際して約10種類の形状をテスト。裏面にはシリアル番号が入る。

▲これがモチーフ

▲YOSHIMURA GSX-R1000 JSB1000(2016)

こだわり3 ステップバーは超ハイグリップ!

▲踏ん張りサイコー

モトクロスタイヤを思わせる、手の込んだ切削加工が刻まれたステップバーは、ブーツのソールに対する食いつきが抜群。このバーを介して、現状のバンク角やトラクションが明確に感じられる。

多数の可変機構を装備

Z900RS CAFE STD

あらゆるライダーに対応するため、バー位置は4ヶ所、ペダル位置は3ヶ所を設定。シフトロッドの取り付け位置は5ヶ所から選択可能で、ペダルの高さはロッドの伸縮で調整。

GSX-S1000/F用も発売まだまだ増えるぞ!

▲税込価格:7万4520円

第一弾としてZ900RSとGSX-S1000/F用を発売したXトレッド。現在はニンジャ250/400やZX-10R用などが計画中で、’19年春頃までにはさらなる他機種展開も予定している。

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