ヤマハ、ラタポン・ウィライロー選手がアジアロードレース選手権で両レースを制し逆転で初のチャンピオンを獲得

2018年12月1-2日、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットでアジアロードレース選手権の最終戦、第6戦タイラウンドが行われ、「Yamaha Thailand Racing Team」から「YZF-R6」で最高峰クラスのスーパースポーツ600に参戦するラタポン・ウィライロー選手(タイ)が、レース1とレース2で連勝し、ランキング6位からの大逆転で、自身初となるチャンピオンを獲得した。

ランキング6位で迎えた最終戦、大逆転でチャンピオンに

ウィライロー選手は、開幕戦のレース1こそ6位とするも、レース2では14位と苦しいシーズンのスタートとなった。しかし第2戦、今シーズンから新たに組み込まれたオーストラリアラウンドのレース2で2位として、伊藤勇樹選手、ラムダン・ロスリ選手とヤマハライダーで表彰台を独占。
その後も、第5戦インドネシアラウンドのレース2で3位表彰台を獲得するなど安定した成績を残し、ランキング6位で最終戦を迎えた。

その最終戦は、ランキングトップのアンソニー・ウエスト選手が欠場したことでチャンスが生まれたもののその差は45ポイント。さらにランキング2位とも11ポイント差あり、両レースで優勝することがチャンピオン獲得の条件だった。
こうしたプレッシャーのかかるなか、ウィライロー選手は順調にウィークを進め予選でポールポジションを獲得。レース1ではチームメイトのデチャ・クライサート選手とともに序盤から大きく先行すると、そのバトルを制して優勝。
続くレース2でも序盤からクライサート選手と抜け出し、その後はレース1と同様の展開で連勝、ウエスト選手以下5人のライバルを抜き去り、大逆転でチャンピオンに輝いた。

ラタポン・ウィライロー選手談

今大会では常に大きなプレッシャーを感じていました。これはチャンピオンがかかっていたからであり、両レースを勝たなければならなかったからです。そうした中で僕がチャンピオンになれたのは、ヤマハ、チームが最高のマシンを用意してくれたこと。そして両レースともにハイペースで僕を引っ張ってくれたデチャ選手のおかげだと思います。特にチャンピオンを争うライバルが後方にいたので、本当に感謝しています。シーズンを通してみると4度、表彰台に立っていますが、決してすべてのレースがよかったわけではありません。ライバルの欠場など運もあったと思います。ただチャンピオン獲得の瞬間は初めてということもあり最高の気分でした。そしてもちろん、ヤマハ、チーム、ファンの皆さんのサポートがあったからこそのチャンピオンだと思います。すべての方に心より感謝します。ありがとうございました。

プロフィール


ラタポン・ウィライロー(Ratthapong Wilairot)

■国籍
タイ

■生年月日
1992年12月3日

■主な成績
2018年:アジアロードレース選手権SS600 チャンピオン
2017年:アジアロードレース選手権SS600 ランキング9位
2016年:アジアロードレース選手権SS600 ランキング14位
2015年:アジアロードレース選手権SS600 ランキング6位
2014年:アジアロードレース選手権SS600 ランキング10位
2013年:アジアロードレース選手権SS600 ランキング17位
2012年:アジアロードレース選手権SS600 ランキング21位

情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]

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