ヤマハ、11月に開催する「歴史車両デモ走行見学会」に向けレストアスタッフの声を公開

ヤマハ発動機は、「歴史車両デモ走行見学会2018」を11月3日(土)にヤマハ袋井テストコースで開催するにあたり、広報誌「はい、ヤマハ発動機 広報です。No.132」でレストア(復元)を担う専任スタッフのインタビューを掲載した。

半世紀以上前の製品をよみがえらせ、発売時の性能を再現できる状態を目指しているという。

【関連ニュース】
◆YA-1も登場!「ヤマハ歴史車両デモ走行見学会2018」が11/3に開催 WEB事前予約制で先着1,500名

以下「はい、ヤマハ発動機 広報です。No.132」より

生まれ故郷に響く懐かしのサウンド

当社の企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」(静岡県磐田市)。その館内には、二輪車やマリン製品、電動アシスト自転車など、当社の歴史を彩ってきた過去の製品(歴史製品)が常時80機種ほど展示されています。しかし、それは歴史製品のごく一部。入れ替えの出番を待つモデルを含めると、250機種以上のモデルが発売時に近い状態で保管されています。

コミュニケーションプラザを訪れる多くの来館者の皆さんを驚かせているのが、その歴史製品のほぼすべてが動態保存されているという事実です。動態保存とは、発売時と同様に動作・運用が可能な状態に保たれているということ。つまり、エンジンオイルや燃料を入れれば、たとえ半世紀以上前のモデルであっても、エンジンをかけ、当時の性能を再現できる状態を指しています。これらの歴史製品のレストア(復元)を担っているのが、写真の花井眞一さんをはじめとする4人の専任スタッフ。中古車情報誌やオークションサイトなどからベース車両を探しだし、丹念な復元作業を施すことで過去の名車たちを現世に生き返らせています。

その作業のプロセスはまさに驚くばかり。たとえばベース車を入手すると、「まずはすべての部品を分解します。その部品を、当時の設計図と突き合わせ、一点一点、確認していきます。なぜならば、お客様や販売店様が修理などの際に代替部品を組み込んでいる可能性があるからです。さらに、強度や痛みの具合等をチェックして、磨きや補正を加えれば生かせる(使える)ものか、それともイチから部品を作り直さなければならないか判断していきます。それが終わると、やっとレストア作業にとりかかることができる。苦労の多い製品ともなれば、3年がかりということもあります」と花井さん。
レストアスタッフの愛情をいっぱいに受け復元された歴史製品には、ハレの舞台とも言うべきステージが待っています。それが今年11月3日、ヤマハ袋井テストコース(静岡県袋井市)で開かれる「歴史車両デモ走行見学会2018」。いま、花井さんらはその準備の佳境を迎えています。

「レストアに完成はありません。私たちが完成を喜んだ瞬間から、じつは劣化が始まるっているからです」という言葉どおり、歴史車両には点検とメンテナンス、そして確認走行が欠かせません。かつてその確認走行の模様を社員に公開したところ大きな反響を受けたことから、やがて「ヤマハファンの皆様にもお見せしよう」ということになり、現在では1,500人(先着限定)を集める大規模なイベントに発展しました。

デモ走行見学会で歴史車両を走らせるのは、社員ボランティアのライダーたち。こちらも募集するとあっという間に定員に達するほどの人気です。「若い頃に乗っていたモデルにもう一度乗りたい」という社員もいれば、「自分が生まれる前のモデルに乗りたい」という若い社員もいます。

歴史車両のハレ舞台は、その生みの親であり、育ての親である花井さんたちにとってもハレの舞台。「秋晴れの空に懐かしいサウンドを響かせて、毎回足を運んでくださる熱心なヤマハファンの皆さんに感動を持ち帰っていただきたい。今年は34台の市販車や歴史的なレーシングマシンを走らせますので、お楽しみに!」

情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]

関連記事

編集部おすすめ

  1. ▲N-VAN +STYLE FUN(エクステリア:ガーデングリーン・メタリック) Hondaの…
  2. コンセプトKXの発表でも大きな話題となったロイヤルエンフィールドから、270度クランク採用の…
  3. SCプロジェクトから、ヤマハ「YZF-R6 (‘17~19)」用スリップオンマフラーが登場し…
  4. ※記事内の画像はすべて、国内販売モデルと仕様が異なる場合があります。 カワサキEUは、「W…
ページ上部へ戻る