【新車】ヤマハ、前2輪の新型「NIKEN」を発売 LMW+新ステアリング機構を採用

TRICITYのLMWテクノロジー&専用開発した“新ステアリング機構”

ヤマハ発動機は、845cm3水冷・直列3気筒エンジン搭載のLMW※1新製品「NIKEN(ナイケン)」を受注生産にて発売。全国の「NIKEN」取扱店※2にて本日9月13日(木)より予約の受付を開始する。

「NIKEN」は、進化したLMWテクノロジー※3が生み出す安定感に支えられたコーナリング性能と、長距離でも快適に過ごせる上質なクルージング性能を両立させた次世代LMW。

「TRICITY」にも採用しているLMWテクノロジーに、専用開発された“新ステアリング機構”を採用することで、LMWならではの安定感のみならず、スポーティーで滑らかな旋回性や自然な操舵性を実現した。

▲「NIKEN」をライディング中のヤマハ発動機代表取締役社長 日髙 祥博

また、安定感に加え、各種制御技術の投入により、長距離ツーリングでもリラックスして走ることができ、走行中だけでなく目的地に到着した後も、より楽しむことができるモデルに仕上がっている。

デザインは、独自のメカニズムを活かした、かつてない走りを予感させる斬新かつ未来的なスタイルで“攻めのLMW”を表現し、上質と性能が両立された。

※1:LMW=Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称、商標登録第5646157号。
※2:「NIKEN」取扱店=専用カリキュラムを受講した、「NIKEN」の予約の受付・販売およびアフターサービスを行う販売店。
※3:LMWテクノロジー=パラレログラムリンクを用いたサスペンションと操舵機構で軽快感と安定感の両立に貢献する技術。

NIKEN(ナイケン)

■メーカー希望小売価格:1,782,000円(本体価格1,650,000円/消費税132,000円)
■カラー名:ダークグレーメタリックG(ダークグレー)
■販売計画:400台(年間、国内)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていない。

主な特徴

1)自然なハンドリングを生む新ステアリング機構

スポーティな旋回性と安定感を両立させるため、「TRICITY」の機構を進化させた新ステアリング機構「LMWアッカーマン・ジオメトリ ※4」を採用。それにより、自然な操舵感、リーン特性をもたらす。

また、外側片持ちフロントサスペンション(倒立式/タンデムフォーク)、410mmトレッド、2軸ステアリング機構により、45度のバンク角を実現。2軸ステアリング機構は、約50:50の理想的な前後重量配分をもたらし、優れたハンドリングにも貢献している。

※4:LMWアッカーマン・ジオメトリ=リーンし、なおかつ内外輪差が生まれるフロント2輪が、常に旋回方向を向く設計を成立させ、同心円を描く滑らかな旋回が可能とするヤマハ独自の構造のこと。

2) 優れたハンドリングを支えるハイブリッド・フレームとディメンション

フレームは工法と材質(アルミ&スチール)を使い分けたハイブリッド・フレームを採用。リアアームは優れた剛性・強度バランスをもたせるため、アルミ鋳造+パネル溶接とした。ディメンジョンもトレッド、キャスター、リアアーム長などを整え、優れた旋回性を実現した。

3)「NIKEN」専用開発、15インチVレンジフロントタイヤ

スポーツバイク並みのハンドリングと優れた走行性能を発揮するため、「NIKEN」専用120/70 R15のVレンジタイヤをフロントに採用。タイヤメーカーと共同開発しており、優れたグリップ性、耐摩耗性、ウエット性能が特徴。

4)新メカニズムを活かした独創的なスタイリング

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スタイリングは、“New Type of Agility & Controllability”をコンセプトとされた。フロント2輪とタンデムフォークのフロントサスペンションをタイヤの外側に配置した新メカニズムの組み合わせを活かした、コントラストの強いシルエットにより、スポーティな運動性能を視覚化、上質でエキサイティングな走りを予感させるスタイルとなっている。

カラーリングは、上質感あるダークグレーメタリック色を基調に、ヤマハレーシングスピリットを示すブルーをホイールなどに配し、“攻めのLMW”が表現された。

5)クランク慣性モーメントを最適化したエンジン、粘り強いトルクを引き出すFIセッティング

845cm3水冷4ストローク・直列3気筒・FI(YCC-T※5)の軽量エンジンを搭載。現行の「MT-09」用エンジンをベースに、クランク慣性モーメントの最適化(「MT-09」比 18%増)、およびFIセッティングにより、スポーティかつマイルドな操作性を生み出している。

また、スポーティな走りに応えるべく、トランスミッションには「YZF-R1」と同じ、強度に優れた素材が採用された。

※5:YCC-T(Yamaha Chip Controlled Throttle)=ヤマハ電子制御スロットル

6)ストレスが少ない、リラックスツーリングを支援する数々のフィーチャー

唐突なエンジンブレーキの発生を解消するアシスト&スリッパークラッチや、シフトアップ操作を支援するクイックシフトシステム、3つのエンジン特性を選べるD-MODE(走行モード切替システム)、スムーズな走行性を支えるトラクションコントロールシステム、高速道路走行時の疲労度の低減に貢献するクルーズコントロールなどを装備している。

「NIKEN」主要仕様諸元

認定型式/原動機打刻型式 2BL-RN58J/N714E
全長×全幅×全高 2,150mm×885mm×1,250mm
シート高 820mm
軸間距離 1,510mm
最低地上高 150mm
車両重量 263kg
燃料消費率*1 国土交通省届出値
定地燃費値*2
26.2km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値(クラス)*3 18.1km/L(クラス3 サブクラス3-2) 1名乗車時
原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列 直列3気筒
総排気量 845cm3
内径×行程 78.0mm x 59.0mm
圧縮比 11.5:1
最高出力 85kW(116PS)/10,000r/min
最大トルク 87N・m(8.9kgf・m)/8,500r/min
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 3.40L
燃料タンク容量 18L(「無鉛プレミアムガソリン」指定)
燃料供給方式 フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式 12V, 8.6Ah(10HR)/YTZ10S
1次減速比/2次減速比 1.680 (79/47)/2.937 (47/16)
クラッチ形式 湿式, 多板
変速装置/変速方式 常時噛合式6速/リターン式
変速比 1速2.666/2速2.000/3速1.619/4速1.380/5速1.190/6速1.037
フレーム形式 ダイヤモンド
キャスター/トレール 20°00′/74mm
タイヤサイズ(前/後) 120/70 R15M/C 56V/190/55 R17M/C 75V (前後チューブレス)
制動装置形式(前/後) 油圧式ディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ LED/LED×2

*1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なる。
*2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率。
*3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類される。

「NIKEN」フィーチャーマップ

参考

■LMWテクノロジー実証テストに関するWebページ
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/lmw/technology/

■「NIKEN」取扱店に関するWebページ
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/

NIKEN走行動画(LMWテクノロジー実証2018)

情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]

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