トライアンフが新型「スクランブラー1200」を発表 ボンネビルT120ベースの本格派ダートバイクか!?

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

▲スクランブラー1200(公式サイト スクリーンショット)

10月24日に正式発表か!?

トライアンフが新型「スクランブラー1200」のティザー告知を開始した。
トライアンフ・ジャパンのサイト内に設けられた特設ページを覗いてみると、「COMING SOON…」と書かれた題字とともに夕日をバックに荒野をジャンプする「スクランブラー1200」のイラストが描かれている。

詳細は語られていないが、モダンクラシック系のフラッグシップモデルであるボンネビルT120ベースの新型モデルと見られ、10月24日に正式発表となるようだ。

ジャンプもこなすオン&オフ両刀使いが動画に

アドベンチャーバイクができることすべてをスクランブラーのスタイルと存在感で実現するとされ、また、オンロードと同等レベルのオフロード性能を持った本格的なデュアルパーパスモデルということが強調されるなど、冒険ツーリング系ライダーにとっても大いに期待できる内容となっている。

イラストをよく見ると、ブロックタイヤにクロススポークホイール、グリップガードとアンダーガードが描かれるなど、ダートを攻めるための装備と本気度が伝わってくる。現行ラインナップにも水冷並列2気筒900ccエンジン搭載の「ストリートスクランブラー」があるが、よりパワフルにオフロード性能を高めた上位機種という位置付けだろう。

また、サイトで紹介されている10秒足らずのディザー動画では「スクランブラー1200」の実車が登場し、コブシの効いた重厚なバーチカルツインのサウンドを轟かせながら、林道のようなダートを突っ走ってくる様子が一瞬映し出されている。

順当に考えれば、パワーユニットはおそらくT120系の水冷SOHC並列2気筒8バルブ排気量1,200ccで、サウンドのリズムと力量感からも270度クランクの高トルク型エンジンを採用しているものと思われる。現段階ではスペックなどは明らかにされていないが、T120の最高出力(80PS[59kW]@6,550rpm)と同等以上のレベルが与えられていると思って間違いないだろう。

貴重な写真とともにスクランブラーの起源を紹介

今回注目したいのが、特設ページ内に収められたコンテンツだ。そこでは”スクランブラー”の起源と歴史について、貴重な当時の写真とともに詳しく綴られている。

▲公式サイト スクリーンショット

1960年代初頭にトライアンフがスクランブリングムーブメントの最前線にいたことや、やがてアメリカに飛び火したブームはカリフォルニアの砂丘越えを夢見る若者たちの間で”スクランブリング”として新たな娯楽へと発展していったこと。そして、スクランブリングに要求されるパワフルで扱いやすく堅牢さを兼ね備えた当時の最新マシンが、1959年に発売された650ccバーチカルツインを搭載したトライアンフのボンネビルT120だったことなどが解説されている。

そして極め付けは、トライアンフをこよなく愛した銀幕の大スター、スティーブ・マックイーンのエピソード。彼の愛車だったボンネビルベースのデザートレーサーとともに映った在りし日の姿は感涙ものだ。その当時のスピリットが新たな時代の「スクランブラー1200」にも受け継がれていると期待したい。

→「bonneville scrambler 1200」特設ページ

限定情報をメールで直接ゲットできる

トライアンフでは公式サイトの中で「スクランブラー1200」の情報を段階的に発信していくという。また、ページ内の入力フォームにメールアドレスを登録することで限定情報が直接配信されるというユニークな仕組みもアナウンスされているので楽しみにしたい。

【関連ニュース】
トライアンフが「NEW SCRAMBLER 1200」公式発表を前に、段階的に限定情報を発信
ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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