お盆休みの高速渋滞はどうなる!? NEXCOの予測から見る回避のポイント

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

いよいよ夏休みということで、バイクやクルマで旅行を計画している方もいらっしゃることでしょう。 今週末から夏季休暇となる会社も多いようですが、気になるのが交通渋滞。そこで少しでも渋滞を回避するためのポイントを探ってみましたのでご参考に!

渋滞ピークは下り8/11(土)、上り8/14(火)

NEXCO各社(東日本/中日本/西日本)およびJB本四高速、(公財)日本道路交通情報センターは、今夏お盆期間「8月8日(水)~8月19日(日)」の12日間における高速道路での渋滞予測を発表しています。

全体傾向としては、下り線では8/11(土)~12(日)、上り線では8/14(火)~15(水)に渋滞が発生しやすくなるようで、特に下りは8/11(土)、上りは8/14(火)が渋滞のピークとなる見通しです。まずは渋滞予測を確認の上、下りは8/9(木)~10(金)、上りは8/16(木)~17(金)を利用するなど、日にちや時間帯をずらす「分散利用」をおすすめしています。

また、交通量の平準化を図るため、休日割引(平日の30%引き)の対象日が通常の8/11(土)と12(日)から、8/9(木)と10(金)へと変更されていますので今一度ご確認を。

大都市から地方部へ 7割が交通集中による渋滞

参考までに国交省発表の資料によると、NEXCO3社及び本四高速における昨年のお盆期間の渋滞損失時間は、高速道路を利用した1台あたり11.3分に相当するそうです。一見大したことない数字にも見えますが、実際は一定の時刻と場所に渋滞が集中するため大きな時間ロスになってしまいます。とりわけ、大都市から地方部へ帰省や観光に利用する主要路線の区間が上位にランクインしているのが特徴です。

また、高速道路では40km/h以下を渋滞と見なしていて、その内の約7割が交通集中によるもの。残りの約2割が交通事故による渋滞だそうです。

【資料:国土交通省】
→平成29年お盆期間 渋滞ランキングのとりまとめ (2.81MB)

今年のお盆時期に特に長い渋滞が予測される路線は以下のとおりとなっています。

■下り線

8/11(土) E17関越自動車道で東松山IC付近を先頭とする渋滞(最大40km)。
大泉JCT → 嵐山小川IC区間の渋滞ピークは8~10時で、通常の約3倍(1時間25分)の所要時間。

8/11(土) E20中央自動車道で相模湖IC付近を先頭とする渋滞(最大45km)。
高井戸IC → 相模湖IC区間の渋滞ピークは6~9時で、通常の約4倍(2時間15分)の所要時間。

8/11(土) E3九州自動車道で筑紫野IC付近を先頭とする渋滞(最大30km)。
古賀IC → 鳥栖JCT区間の渋滞ピークは11時で、通常の比べ約4倍(1時間35分)の所要時間。

■上り線

8/10(金) E1東名高速道路で大和トンネル付近を先頭とする渋滞(最大35km)。
大井松田IC → 横浜町田IC区間の渋滞のピークは19時で、通常の約3倍(1時間20分)の所要時間。

8/11(土) E1名神高速道路で大津IC付近を先頭とする渋滞(最大35km)。
茨木IC → 大津IC区間の渋滞ピークは8~12時で、通常の約5倍(約2時間25分)の所要時間。

8/15(水) E17 関越自動車道で高坂サービスエリア付近を先頭とする渋滞(最大40km)。
藤岡JCT → 鶴ヶ島IC区間の渋滞ピークは16~17時で、通常の約3倍(約1時間25分)の所要時間。

8/15(水) E28神戸淡路鳴門自動車道で舞子トンネル出口付近を先頭とする渋滞(最大35km)。
津名一宮IC → 垂水JCT区間の渋滞ピークは17時で、通常の約4倍(約1時間45分)の所要時間。

また、具体的な渋滞回避の工夫として以下を挙げています。

■渋滞ピーク時間帯を避けて、渋滞が比較的少ない「夜間から早朝にかけて」利用する。
■出発前や旅行中に最新の道路交通情報を確認・活用する。

さらに、渋滞緩和に向けたちょっとした心がけを呼びかけています。

「上り坂での速度低下に注意」

上り坂など速度低下を注意喚起している場所では速度低下に注意しましょう。

「車間距離をつめ過ぎない」

走行中は余計なブレーキを踏まないように十分な車間距離を確保しましょう。

「車線変更を控える」

渋滞中における必要以上の車線変更はさらなる渋滞の悪化を招きます。

【資料:NEXCO中日本】
お客さまへのお願い
【別紙-1】2018年 お盆期間の高速道路における主な渋滞予測(ピーク渋滞長30km以上)
【別紙-2】特に長い渋滞の回避例
【別紙-3】変更後の「休日割引」適用日

早朝や夜間などフレキシブルな対応も

猛暑日の続く今年の夏。特にバイクで高速道路の渋滞にはまるのは避けたいところですね。どうしても日程をずらせない場合は、陽がまだ昇らない早朝に出発したり、比較的空いている夜間を狙って移動するのが得策と思われます。その分、体への負担も増えますので、休憩を多めにとってペースを落とすなど余裕を持ったプランが求められるでしょう。

自分の場合は、バイクの機動力を生かして最寄りのICで一度降りて、近くの日帰り温泉などでリフレッシュしながら渋滞が解消するのを待つことも多いです。渋滞にイライラしても始まらないので、そこはライダーらしく機転を利かせてフレキシブルな対応で切り抜けたいものですね。

なお、最新の道路情報や渋滞予測は以下のサイトから確認できるので活用してみてください。各社とも工夫を凝らしていて、渋滞予報士や高速道路アドバイザーが動画で分かりやすく渋滞回避のポイントを解説してくれるなど役立つ情報いっぱいです。

NEXCO東日本
NEXCO中日本
NEXCO西日本
JB本四高速
日本道路交通情報センター

情報出典元 [ NEXCO中日本 ]

【関連ニュース】
NEXCO、2018年度【全国版】お盆期間の高速道路における渋滞予測を発表
ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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