NEXCO、高速道路における新たな凍結防止剤を試行導入 プロピオン酸ナトリウムを活用

▲プロピオン酸ナトリウム(粉末状)/粉末状プロナト投入後の雪氷作業基地の状況

新たな凍結防止剤を試行導入

NEXCO中日本は、富山県立大学および国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所と共同で、橋梁の鉄筋などの金属腐食の抑制を目的として、プロピオン酸ナトリウム(以下「プロナト」)を活用した新たな凍結防止剤の開発を実施してきた。

そして今回、高速道路本線で試行的に散布し、散布作業における課題への対応や散布効果の検証を行うことが発表された。

試行導入区間は東海北陸自動車道 白川郷IC~五箇山IC間で、2018年3月~4月(雪氷対策期間終了まで)の間、作業性、臭気の状況、路面状態、すべり抵抗性、金属腐食抑制効果などが検証される。

以下プレスリリースより


試行導入の概要

試行導入の概要は以下のとおりです。

1.試行導入区間(図1)

東海北陸自動車道 白川郷IC~五箇山IC間
(雪氷作業基地は五箇山IC)

2.試行導入時期

2018年3月~4月(雪氷対策期間終了まで)

3.混合割合

塩化ナトリウム:プロナト=9:1

4.試行導入における主な検証内容

■作業性
これまで雪氷作業基地で検証してきた「溶液作成のしやすさ」や「積込みのしやすさ」などの作業性について、実運用の状況下で従来の塩化ナトリウム散布の場合と同じように作業できるかを比較検証します。

■臭気の状況
プロナトはわずかに特有の臭いがあるため、散布中や散布後における臭気を臭気計で計測し、散布による周辺への臭気の影響がないかを検証します。

■路面状態
道路巡回時に散布後の路面状態を目視で確認し、従来の塩化ナトリウム散布の場合との違いを比較検証します。

■路面のすべり抵抗性
寒地土木研究所所有の連続路面すべり抵抗値測定車(写真2)を使用して散布後の路面のすべり抵抗値を測定し、従来の塩化ナトリウム散布の場合との違いを比較検証します。

■金属腐食抑制効果
道路施設(ガードレールなど)、雪氷作業車両、雪氷作業設備などに試験用の金属片を取り付け、腐食状況を一定期間モニタリングすることで、従来の塩化ナトリウム散布の場合との違いを比較検証します。

今後の予定

今回の試行導入における検証結果を踏まえ、少しでも早い本格導入に向けて引き続き取り組んでいきます。

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情報提供元 [ NEXCO 中日本 ]

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