【ハーレー 新型ソフテイルシリーズ試乗会 動画+試乗レポート】STREET BOB ハーレー気分を盛り上げてくれる舞台装置

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

【動画】「STREET BOB」試乗インプレッション

跨ったらそこはアメリカ・・・

新型ソフテイルの中では最も軽い300㎏を切る車体とシンプルな装備、実際のところ価格もリーズナブルなベーシックモデルの位置付けにあるのがストリートボブだ。

丸目の小ぶりなヘッドライトや小さなタンクと切り詰められたフェンダー、フロント100/90-19、リヤ150/80-16の細めのタイヤを履いたワイヤースポークホイールや、一直線に伸びた2本出しマフラーがハーレーの正統的チョッパーテイストを象徴している。

低くスリムなシングルシートにちょこんと座り、美しい曲線を描くエイプバーに手を伸ばすと、その先には広大なアメリカの景色が広がる。
独特の三拍子のリズムに身を任せ、どこまでも続くフリーフェイをひたすら走っていきたい……。
実際に走ったのはスペインだが、どこに居たとしてもそんな心の情景に浸れるマシンだ。

味わい深く小気味良い107エンジン

ストリートボブに用意されているのは107エンジンのみだ。ガッツリくる114に比べるとたしかにマイルドだが、一方で軽快な小気味良さがある。低回転でクルーズしたときに感じる不等間隔爆発のフィーリングは、むしろ114より味わい深いかもしれない。

ワンサイズ細くなったリヤタイヤと若干ではあるが軽量化されたボディ、そしてツインショックのダイナフレームからシングルショック採用の新型ソフテイルフレームに刷新されたことで、走りもワンランク上の上質感が味わえるものになった。

コックピットはあまりにシンプルで、最初はメーターが付いていないのかと思ったほどだが、ふと見ると小さなデジタルメーターがなんとハンドルポストに埋め込まれている。必要最小限の装備しか身に付けない、まさにミニマライズの美学である。

クラシックハーレーを思わせるどこか懐かしいスタイリングは眺めているだけで気分がいいし、腕が水平に伸びる高めのハンドルや、程よく前寄りにあるミッドコントロールのステップなど、アメリカンクルーザーらしいリラックスしたライポジも魅力だ。

こうしたすべてが“ハーレー体験”を盛り上げてくれる舞台装置でもある。
どこまでも乗り続けていたい、そんな思いが自然と湧き上がってくるモデルだ。

【FXDB DYNA STREETBOB:Webike車種別情報】
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ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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