Gセンス「サスペンション・オーバーホールサービス」効果は絶大!足回りO/H

【PR】


性能復活だけじゃない遙かな高みの入口へ

【ビッグマシン・ゼロ:文-沼尾宏明 写真-真弓悟史】

「サスも、エンジンオイルやブレーキパッド、タイヤなどと同じように消耗品なんです」と話すのは、サスペンション専門ショップ「Gセンス」代表の舟橋氏だ。エンジンのようにサスもピストン運動しており、サス内部のオイルは一度ストロークするごとに、また熱によって劣化が進んでいく。同時に、サスをスムーズに摺動させるためのスライド&ガイドメタルといった部品も磨耗する。

サスは、バイクの動きを路面に伝える「中間管理職」のような存在。サスが仕事をしなければ、どんなにいいブレーキやタイヤでも十全に性能を引き出すことはできない。最悪の場合「止まる」「曲がる」といった安全性さえスポイルされてしまう。劣化は徐々に進行するため、体感しにくいが、近頃、「サスにコシがない」「動きにキレがない」「衝撃が増えた」などと感じるなら、サスの性能低下が考えられるのだ。

▲O/H前に舟橋氏が30分程試乗し、車両の状態をチェック。テスト車は編集部の’15年型MT-09で「コンディションは良好」とのこと。この舟橋氏の試乗&セッティングは6,480円でメニュー化もされている。愛車のサスペンション健康診断にはとても有効!

Gセンスが提唱するサスペンションオイルの交換推奨時期は、公道使用で1年または1万km。オーバーホール(O/H)は2年または2万km。オイル交換で減衰力は復活するが、動きのスムーズさは摩耗したメタルを交換しないと戻らない。
車種によっては3~4万kmでメタル表面のテフロンコートが完全に消えるケースも。このサイクルを早いと感じるかもしれないが、「消耗品」と考えれば妥当と思えるのではないか。

さらにGセンスでは、O/Hに加え、経験豊富な舟橋氏自らが試乗してセットアップしてくれるのが特徴。実際にMT–09でビフォーアフターを体感してみたが、その効果は絶大だった。リヤは非分解式のため、フロントのみO/Hし、硬めのフォークオイルなどに変更。前後ともイニシャルを弱く、伸側減衰力を強め、STDの前下がりから若干後ろ下がりのセットとした。結果、柔らかく頻繁に動く足が落ち着いた性格に変化。路面追従性が増したせいか、乗り心地も改善された印象だ。

【Webikeショッピング】
サスペンション・ステアリングダンパー オーバーホールサービス 商品ページ

オーバーホール+αで驚くほど乗りやすく!

まずは現状を把握

Gセンスではオーバーホールの前に、まず舟橋氏が試乗し、車両の現状を洗い出す。
その後、Fフォーク内部を分解し、点検、清掃、メタルやシールなどの交換を行う。組み上げたら、膨大なデータを参照しつつ、試乗→セットアップを繰り返し、ユーザーの好みに合わせていく。今回は硬めのオイルに変更しつつ、フロントはイニシャルを最強から3→6回転に、伸側は3→1クリックに変更。リヤはイニシャルを4→2、伸側を1&1/4→3/4回転に変更した。

分解時には細部もチェック
▲専門店ならではの特殊工具でフォークを分解。各部を入念に点検する。チューブの歪みは0.2mm以下というシビアな基準で判定。

●Fフォーク・オーバーホール税込価格:43,200円(セットアップ代含む。着脱工賃1万5120円は別途必要)

ただOHするだけじゃない
▲オイルは、泡立ちしにくいオーリンズ製に交換。4種の粘度から車両の特性に合わせて選択する。MT-09では右側に#20を使用し、左側は#10を使用。反発を弱めるため、油面は145→160mmに。

1.5万㎞でも劣化アリ!

▲スライドメタル(写真左)、オイルともに劣化が!新品と比べれば、その違いは一目瞭然だ。オイルは左右フォークのどちらにも使用されるが、ダンパーのある右側にかかる負担が大きいため、一段と汚れていた。

■ダンパーは右側のみのMT-09用Fフォーク

コストダウンのためか、MT-09のFフォークは右側(写真)にのみダンパーカートリッジを採用。左側にダンパー機能がないため、減衰力は不足気味という。右だけでオイルを制御するため微調整も難しい。

【インプレ】まるで別物、落ち着いたマシンに変貌

O/H前と全く乗り味が違う!以前はフロントブレーキを軽く引きずろうとして深くサスが入ったり、リリース時にピョコッとサスが伸びたりと操作に気を遣うシーンが多かった。O/H後は、この挙動が落ち着いたため、制動力を引き出せる上に、倒し込みもスムーズに。フワフワして接地感をつかみにくかった旋回中も安定感が増し、安心して体を預けられる。コーナー出口でもアクセルを開けやすく、より意のままに操れる特性になった。疲れにくいのもマル。

【Webikeショッピング】
サスペンション・ステアリングダンパー オーバーホールサービス 商品ページ

オーリンズ+G senseオリジナルパーツでさらに上質な走りに

だが、これは序章。「上」のメニューが2段階も用意されていたのだ。
続いてはリヤをオーリンズに交換。シットリ感が加わり、パワーもしっかり受け止めるため一段と立ち上がりでアクセルが開けやすくなった。O/Hが可能になるのも利点だ。

さらにFフォークのカートリッジを交換。独自の大型ピストンや積層シムで、伸&圧側減衰力を効かせた設定だ。最初の曲がり角からわかるほど動きが上質。フォーク径が太くなったかのような剛性感があり、ブレーキを握り込むことも可能だ。もう少し価格帯が上のライバルさえ凌駕するパフォーマンスと思えてくる。

また、前後ともSTDより調整幅が劇的に広がり街乗りからサーキットまで対応できる許容量を持つ。「サスは料理に似ている」と舟橋氏は話す。新鮮な素材のO/Hや、オーリンズという高級食材で料理を美味しくするのが前提。あとはアナタ好みの味付けに舟橋氏が整えてくれる。しかし、美味い料理も食べてみなければわからない。
まずは奥深いサスの世界の入口であるO/H&セットアップを味わって欲しい。

【Stpe up 1】 リヤショックをオーリンズに交換

▲左:オーリンズ 右:STD

●MT-09用オーリンズ製リヤショック
税込価格:105,840円(着脱工賃15,120円は別途必要)

もう1段階上のメニューとして、リヤのみオーリンズのYA335に換装。こちらも舟橋氏がセッティングを出してくれる。試乗すると、一段とフワフワ感が影を潜め、コシのあるシットリとした動きに。ギャップの収束性も良好で、「ガツッ」が「カッ」程度に変化した。

▲シットリ!乗り心地も快適に

【Stpe up 2】 G sense オリジナルFフォークカートリッジを装着

▲上:STD 下:G センス

●Gsenseオリジナルカートリッジ
税込価格:129,600円(着脱工賃15,120円は別途必要)

▲左:STD 右:G センス

Gセンスのオリジナルカートリッジを左右フォークに装着。バネとオイル粘度は軟らかく、バルブやシムで減衰力を引き出す。また、突き出し量を5mm増して若干前下がりの車体姿勢に。外観はトップ形状のみSTDと異なり、右に伸側、左に(’15年式のMT-09には存在しない)圧側調整機構を備える。ヤンチャなMT-09が上質なスポーツマシンに変わり、驚愕!

▲圧倒的な上質さと剛性感!

G sense

▲左から、スタッフの藤井岳さん、代表の舟橋潤さん、同じくスタッフの舟橋裕美子さん、神原英行さん。舟橋氏は15歳からレースを始め、2輪雑誌編集部、オーリンズ代理店勤務を経て、’10年にサス専門店「Gセンス」を開業した。


住所:神奈川県横浜市南区中里1-13-17
TEL:045-720-3014
>>http://gsense.jp
月曜/第一日曜定休

【Webikeショッピング】
サスペンション・ステアリングダンパー オーバーホールサービス 商品ページ

関連記事

編集部おすすめ

  1. オートバイパーツ・用品の販売を全国展開する2りんかんは、バイク乗りコスプレイヤーの「美環(み…
  2. ボッシュが形づくる二輪車の未来 ボッシュは、自社のモーターサイクル&パワースポーツ事業が、…
  3. 采女華さんによるタイヤ点検イベント開催! バイク用品専門店の「2りんかん」は、12月17日…
  4. ホンダが、社内向け情報を紹介する「HondaTV Web」で、「東京モーターショー Hond…
ページ上部へ戻る