[MotoGP]Rd.15 ドヴィツィオーゾが日本GPで優勝 マルケスが2位で総合首位をキープ

■大会名称:MotoGP第15戦日本GP
■開催日:2017年10月15日(日)決勝結果
■開催地:ツインリンクもてぎ/日本(4.801 km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:14度
■路面温度:15度
■PP:J・ザルコ(1分53秒469/ヤマハ)
■FL:A・ドヴィツィオーゾ(1分56秒568/ドゥカティ)

転倒者が相次ぐ波乱のレースをドヴィツィオーゾが制す

フリー走行、予選、決勝と、3日間ともに雨の中で行われたMotoGP第15戦日本グランプリ。難しいウエットコンディションのなか、転倒者は6名にも及んだ。

ポイントランキング上位陣までもが転倒する波乱のレースは、DUCATIのドヴィツィオーゾが接戦を制し優勝。今季5勝目を達成した。

Hondaのマルケスは2位でフィニッシュ。ランキング総合首位をキープすることに成功した。

3列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、4周目で3位に浮上。同じDUCATIのペトルッチ(OCTO Pramac Racing)とマルケスの後ろについた。

その後ペトルッチを抜き去ると、マルケスとの熾烈なバトルを展開。最終ラップの最終コーナーまで激しいトップ争いを繰り広げ、ゴール直前でマルケスの前へでてフィニッシュ。ポイント争いにおいても、大きな勝利を獲得した。

チームメイトのロレンソも6位入賞。DUCATIへの移籍1年目の中でも、着実に調子を上げ、結果に現れてきている。

Hondaはマルケスが安定の2位。ペドロサはピットでリタイア

フロントローから絶好のスタートを切ったマルケス。4周目に2番手に浮上すると、12周目を終えるまで首位を走るペトルッチを追撃。13周目にペトルッチをかわしトップに浮上するも、2番手に浮上してきたドヴィツィオーゾとの首位争いの末、最後は2位でフィニッシュした。

予選6番手から決勝に挑んだペドロサは思うようにペースを上げられず、21周を終えてピットに戻り、リタイア。クラッチローも転倒を喫し、リタイアとなった。

なお、ミラーの代役として出場した青山博一は18位で完走を果たしている。

SUZUKIのイアンノーネとリンスは今季ベストリザルト

ウエットコンディションへのセットアップを着実に進めたイアンノーネとリンスは、予選から好タイムを出していた。

決勝でも力強い走りを見せ、高いペースを維持。レース終盤まで安定したタイムを刻み、イアンノーネは4位、リンスは5位でフィニッシュした。

これは今シーズン、2人にとってのベストリザルトで、それはそのまま、チームにとっても今季最高位を意味する結果となった。

Yamahaはビニャーレスが我慢の9位。ロッシは転倒リタイア

Movistar Yamaha MotoGPの2人は苦戦のレース展開。予選14番手、グリッド5列目からのスタートとなったビニャーレスは、好ダッシュを見せるも、その後は終始、安定した走りで9位でフィニッシュ。

ロッシは絶好のスタートを切ったあと8位を走行していたが、S字コーナーで転倒してそのままリタイアとなった。

また、YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACINGの中須賀克行は、世界トップレベルのライダーたちとのバトルをしながら徐々に順位を上げ、さらにレース途中でのリタイアライダーも手伝って12位でフィニッシュ。グランプリポイントを4ポイント獲得した。

中須賀は今年で連続6回目の日本グランプリ参戦となるが、いずれもポイント獲得権内でゴールしており、その記録を更新することになった。また、2012年にスポット参戦したバレンシアGPでは2位、2011年にスポット参戦したバレンシアGPでは6位に入っており、出場したMotoGPクラスの全レースでポイントを獲得していることになる。

Monster Yamaha Tech3 Teamから参戦した野左根航汰は、前日のフリープラクティスの転倒で右手を骨折した状態で決勝に臨んだ。スタート直後にいくつか順位を上げていたが、4ラップ目に転倒し、リタイアとなった。

ポイントランキングは上位陣に変動なし

今大会終了時点で、ポイントランキング上位陣の順位変動はなし。しかし、1位のマルケスと2位のドヴィツィオーゾが一歩リードした形になった。

以降3戦を残した現在、1位から5位のロッシまでのポイント差は76。最後まで熾烈な争いとなりそうだ。

リザルト

1 4 A.ドヴィツィオーゾ ドゥカティ 47’14.236
2 93 マルク・マルケス Honda +0.249
3 9 D.ペトルッチ ドゥカティ +10.557
4 29 A.イアンノーネ スズキ +18.845
5 42 A.リンス スズキ +22.982
6 99 J.ロレンソ ドゥカティ +24.464
7 41 A.エスパルガロ アプリリア +28.010
8 5 J.ザルコ ヤマハ +29.475
9 25 M.ビニャーレス ヤマハ +36.575
10 76 L.バズ ドゥカティ +48.506
11 44 P.エスパルガロ KTM +56.357
12 21 中須賀克行 ヤマハ +1’00.181
13 22 S.ロース アプリリア +1’00.980
14 8 H.バルベラ ドゥカティ +1’03.118
15 53 ティト・ラバト Honda +1’03.514
16 45 S.レディング ドゥカティ +1’04.162
17 38 B.スミス KTM +1’06.271
18 7 青山博一 Honda +1’13.250
RT 19 A.バウティスタ ドゥカティ +3Laps
RT 26 ダニ・ペドロサ Honda +4Laps
RT 17 K.アブラハム ドゥカティ +5Laps
RT 35 カル・クラッチロー Honda +10Laps
RT 46 V.ロッシ ヤマハ +19Laps
RT 31 野左根航汰 ヤマハ +21Laps

ポイントランキング

1 93 マルク・マルケス Honda 244
2 4 A.ドヴィツィオーゾ ドゥカティ 233
3 25 M.ビニャーレス ヤマハ 203
4 26 ダニ・ペドロサ Honda 170
5 46 V.ロッシ ヤマハ 168
6 5 J.ザルコ ヤマハ 125
7 99 J.ロレンソ ドゥカティ 116
8 9 D.ペトルッチ ドゥカティ 111
9 35 カル・クラッチロー Honda 92
10 94 J.フォルガー ヤマハ 84
11 19 A.バウティスタ ドゥカティ 70
12 41 A.エスパルガロ アプリリア 62
13 43 ジャック・ミラー Honda 56
14 45 S.レディング ドゥカティ 56
15 29 A.イアンノーネ スズキ 50
16 76 L.バズ ドゥカティ 45
17 44 P.エスパルガロ KTM 42
18 42 A.リンス スズキ 38
19 53 ティト・ラバト Honda 29
20 17 K.アブラハム ドゥカティ 28
21 8 H.バルベラ ドゥカティ 25
22 51 M.ピロ ドゥカティ 18
23 38 B.スミス KTM 14
24 36 M.カリオ KTM 11
25 22 S.ロース アプリリア 5
26 21 中須賀克行 ヤマハ 4
27 50 S.ギュントーリ スズキ 1
28 12 津田拓也 スズキ 0
29 7 青山博一 Honda 0

コンストラクター

1 Honda 294
2 ドゥカティ 273
3 ヤマハ 265
4 スズキ 77
5 アプリリア 64
6 KTM 51

チーム

1 Repsol Honda Team 414
2 Movistar Yamaha MotoGP 371
3 Ducati Team 349
4 Monster Yamaha Tech 3 209
5 OCTO Pramac Racing 167
6 Pull&Bear Aspar Team 98
7 LCR Honda 92
8 Team SUZUKI ECSTAR 89
9 Estrella Galicia 0,0 Marc VDS 85
10 Reale Avintia Racing 70
11 Aprilia Racing Team Gresini 67
12 Red Bull KTM Factory Racing 56

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