【T.Pro.Innovation】ARRC Rd.5 小山知良がレース1でAP250初優勝を達成!

■大会名
アジアロードレース選手権 第5戦

■開催地
インド・マドラスモーターレーストラック

■開催日
9月22日(金)~9月24日(日)

■AP250
#71 小山知良 予選:2番手
レース1:優勝
レース2:2位

#77 セス・ラジブ 予選:18番手
レース1:19位
レース2:DNF

■SS600
#23 羽田太河 予選:3番手
レース1:2位
レース2:3位
#17 山田誓己 予選:13番手
レース1:9位
レース2:8位
#69 サラス・クマール 予選:14番手
レース1:12位
レース2:13位

AP250クラスレース1で小山知良が初優勝!

アジアロードレース選手権(ARRC)は、シリーズ第5戦をインド・マドラスモーターレーストラックで行われた。当初は、昨年も行われたデリーのブッダインターナショナルサーキットが予定されていたが、チェンナイに変更され、日程も2週間前倒しとなっていた。

 
AP250クラスの小山知良は、このコースを4年前に走っているが、当然600ccでのことだ。今回は、マシンのアップデートは、なかったが、ここまで4戦8レースを終え、250ccの理解度も上がってきており、今回は優勝を狙える自信があった。レースウイーク初日は、いつも通り、3本のフリープラクティスがあり、マシンをいじるよりも走り込んでタイムを削って行く。セス・ラジブもホームコースで自己ベストを更新して行くが、前週行われたレースで転倒し、肩を痛めていた。

 
一方、SS600の3人は苦戦していた。羽田も優勝を狙って行きたいところだったが、プラクティス1、プラクティス2と足踏みが続き、プラクティス3でセットを変えたところ、ようやくいい方向に行きタイムを縮めるものの11番手と完全に出遅れてしまっていた。山田誓己とサラス・クマールもセッション毎にタイムを縮めるものの12番手、15番手となっていた。

 

 
土曜日は、朝から厳しい暑さとなり、公式予選がスタートする。AP250の小山は、セットをアジャスト。この変更が、いい方向に行き、決勝を想定し、常に単独走行でタイムアタック。最後にベストラップをマークし今シーズンベストとなる2番手グリッドを獲得。ラジブもベストグリッドとなる18番手につけた。

 
SS600の羽田も前日の3本目に変更したセットをさらに進め、セッション終盤にタイムアタックを敢行。3番手に食い込みフロントロウを確保した。山田は、13番手グリッド、サラスは、15番手グリッドからスタートすることになった。

 
AP250クラスのレース1。小山は、オープニングラップでトップに立つと積極的にレースをリード。この小山のハイペースについてこられたのは、2台のみ。一時は、前に出られるが、すぐに抜き返し小山は、トップを走り続けた。追いすがるライバルを抑え、見事にトップでゴール。AP250クラス初優勝を飾った。
ラジブは、思うようにペースを上げられず19位と悔しい結果となった。

 

 
SS600クラスのレース1では、羽田がスタートで2番手に上がり、常にトップのザクワン選手をマーク。後続も続き7台がトップグループを形成していた。その後、1台、また1台と集団から脱落。レース終盤には、5台のトップ争いとなっていた。残り2周というところで羽田は伊藤選手にかわされてしまい3番手にポジションダウン。しかしラストラップに抜き返し2位でチェッカー。山田は、レース中に自己ベストを更新し、2台をかわす
ものの、レース終盤に抜き返され9位でゴール。サラスは、12位となっている。

 

 
日曜日は朝方こそ、いい天気だったが、徐々に雲が広がり、AP250のレース2が始まる直前に雨が降り出し、グリッドでドライからレインタイヤに交換する。小山は、250のレインタイヤを履くのは実は初めてのことだった。
スタートは、まずまず決まり2番手につけるが、トップを走るガラン選手がハイペースで飛ばして行く。雨は降っておりコースコンディションも難しい中、小山は、レインタイヤの感触を確かめながら慎重にアクセルを開けて行った。

 
レース終盤になると後続も離れ、前を行くガラン選手を追い上げて行く。その差は、見る見るうちに縮まって行ったが、惜しくも届かず2位でチェッカー。暫定ランキングは、2番手と1ポイント3番手となった。ラジブは、好スタートを切り、一時は、9番手までポジションを上げたが残念ながら転倒リタイアとホームレースを飾れなかった。

 
AP250に続いて行われたSS600クラスのレース2は、ハーフウエットとなりグリッドでレインからスリックにタイヤを交換。
ポールポジションの選手が欠場したため、一つ詰まり羽田は、2番手グリッドスタートとなった。2周減算の14周で争われた決勝。

 

 
好スタートを切った羽田は、ホールショットを奪いトップに立つが、濡れた路面でリアを大スライドさせてしまい8番手と大きく順位を落としてしまう。そこから羽田は、ペースを上げ、このレースのファステストラップをたたき出す速さで追い上げると4番手に浮上。

 
トップグループの後方につける。しかし、目の前で3番手を走るライダーが転倒し、あわや接触という場面だったが、このアクシデントで3番手に浮上。そこからトップを争う2台について行きたいところだったが、追い上げでタイヤが厳しい状況となっていたため3位キープに切り換えゴールを目指した。
後方では、山田が2台をかわし8位でフィニッシュ。サラスは、13位でチェッカーフラッグを受けた。

 

小山知良 コメント

 

 
今回は、コースレイアウト的に優勝を狙えるラウンドだと思っていましたし、その通りに優勝することができて、よかったと思います。
レース2でも勝ちたかったのですが、雨が降り難しいコンディションだったことと、250のレインタイヤを初めて履くというのもあり、絶対に転倒をしないように走りました。
最後は意地で追い上げましたが届きませんでした。ランキングでは2番手に1ポイント差の3番手に上がりましたし、この調子で最終戦も攻めて行こうと思っています。

羽田太河 コメント

 

 
レース1は、終始トップのライダーの背後につけていましたが、ラスト2周でかわされてしまい、ラストラップで抜き返すのが精一杯でした。
レース2は、雨が止み、路面コンディションがハーフウエットと難しい状況でした。オープニングラップは、普通に走っていたのですが、リアが大きくスライドしてしまいギリギリコース内で立ち直すことができました。そこから追い上げて行くのにタイヤを使ってしまったことは、結果的に反省点になりました。
悔しいレースになりましたが、目の前での転倒などアクシデントもあった中で表彰台に上がれたことは、よかったと思います。最終戦も全力を尽くしますので、応援よろしくお願いいたします。

山田誓己 コメント

 

 
レース1は、終盤でペースを上げることができなかったので、その反省を生かしてフロントサスのセッティングを大きく変更しました。それがいい方向に行き、レース2は、難しいコンディションとなりましたが、今シーズンで一番いい走りができたと思います。順位は満足できるものではありませんでしたが、今回の走りを次回に生かして行きたいと思っています。

サラス・クマール コメント

 

 
ホームラウンドでしたし、多くの方が応援に来てくださったので、とても力になりました。その思いに応えるべく全力を尽くしました。
まだまだ速く走れる部分があることが分かりましたし、次戦のタイラウンドで今シーズン得たことを、すべて注ぎ込んで走りたいと思っています。

セス・ラジブ コメント

 

 
レース1は、うまく走ることができず悔しいレースになってしまったので、レース2でいい走りをしようと思っていました。
決勝直前に雨になったのでチャンスがあると思っていました。実際、スタートがうまく行き、オープニングラップでジャンプアップすることができ9番手まで上がることができました。その後、転倒してしまいましたが、トップ10に入ることもできると自信になりました。
またホームラウンドだったので多くの方に応援していただきました。ありがとうございます。

手島雄介監督 コメント

 

 
AP250は、マシン的なアップデートは全くありませんでしたが、小山のライダーとしてのポテンシャルが遺憾なく発揮されたラウンドとなり優勝することができました。小山と担当メカニックの頑張りを始め、支えてくださる皆さんのおかげです。
SS600の羽田も両レースで表彰台を獲得し、トップと4ポイント差で最終戦を迎えることができました。これまでの経験を生かし、最終戦タイラウンドも全力で臨みます。
RAMA様、NTS様、Honda様、Webike様、MSK様を始め、応援していただいている皆さんに感謝いたします。

→全文を読む

情報提供元 [ Webike Motosport ]

関連記事

編集部おすすめ

  1. 日本郵便は、10月19日(木)から全国の郵便局(一部の簡易郵便局は除く)と「郵便局のネットシ…
  2. ホンダは、スーパーカブ 世界生産1億台達成を記念し、「第45回東京モーターショー2017」の…
  3. ホンダは、二輪車「スーパーカブ」シリーズの世界生産累計が、2017年10月に1億台を達成した…
  4. ※10月20日更新情報 台風の影響を考慮し、本イベントの延期が正式アナウンスされています。 …
ページ上部へ戻る