【MT-09 TRACER(2017) 徹底インプレ】マルチに楽しめるバリエーションモデルの魅力とは

欲しいバイクがきっと見つかる!「ウェビックバイク選び」のスタッフが試乗して「普通のライダー目線」のレポートをお送りする、【気になるバイクを徹底インプレ!】

【ヤマハ MT-09 TRACER(2017)】
ディテール&試乗インプレッション

Webikeバイク選びスタッフ】

撮影協力:ヤマハ発動機株式会社

MT-09をアドベンチャーバイク、あるいはツアラーのような見た目にしたバリエーションモデルといえるのがMT-09 TRACERです。
ではTRACER自身が持つ特徴や魅力について、実際に触れていきたいと思います。

【MT-09 TRACER:現行車種の詳細スペックはこちらから】
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大柄ながらも軽快さが持ち味

「全長/全高/全幅」それぞれ「2,160mm/950mm/1,345mm」と、ややボリュームのある車格。
正直なところ「重そう…」というのが第一印象でしたが、いざ取り回しをしてみると…
意外と軽い!
様々な角度から撮影するために何度も車体を動かしましたが、苦ではありませんでした。

車体も前から見ると、キリっとしたデザインの影響からか、思ったよりもスリムな印象を受けます。

また純正でショートサイレンサーが採用されており、大柄ながらもすっきりとしたフォルムも特徴の一つです。

エンジン特性とモード選択

セルを回し、ギアを落として走り出してみると、低速でもギクシャクせず、スムーズに走り出してくれます。
少し大きめにアクセルを開けると…凄まじい加速をしてくれます。
開ければパワフルなエンジンではありますが、もちろんゆったりと走行することも得意としています。

アクセル側のスイッチボックスにて「モード選択」があり、「STDモード(標準モード)」・「Aモード」・「Bモード」とそれぞれエンジン特性の切り替えが可能となっています。
簡単に言うと「Aモード(速い!)」・「Bモード(緩やか)」といった表現でしょうか。

足回りについても、倒立フォーク、ラジアルマウントキャリパーが装着されています。
さらに、トラクションコントロールやABSがライダーを最大限サポートしてくれますので、走行シーンや気分によって、多彩な走りを楽しめるのではないでしょうか。

近代的かつおしゃれなメーター

メーターレイアウトとしては、タコ・スピードなど全てデジタル表示となっています。
「回転数は針!」というアナログ派のライダーもいるかと思いますが(筆者もアナログ派です)、TRACERに関してはアクセル開度とメーターゲージとのラグもなく、瞬時に反応してくれるので、あまり気にならない点であると思います。
メーター自体も大きめに作られており、視認性良しです。

また、キーオフで最後に「See You Next Time」とTRACERからのメッセージが…。
自然とまた乗りたい気持ちにさせられますね。

18L容量ながらスリムなタンク

ガソリンタンクについては容量18Lと長距離走行にも安心です。
画像のようにニーグリップ部分から下が絞られているので、どこかボリュームのある車格からスリムさを感じさせるフォルムだと思いました。

足つき

シート高は845mmとやや高めとなっていますが、足つきは悪いほうではありません。
前述したように、ニーグリップ部分から下が絞られているタンク形状が、足つき性の向上につながっているのではないでしょうか。


▲身長176cmで若干膝が曲がる程度

シートはすべりにくい、シート下は…

シートは長距離走行でも疲れにくくするためか、柔らかく、かつ滑りにくくなっています。

シート下については、手軽に脱着が可能ですが意外と奥行きはなく、車載工具とETCがギリギリ収まるくらいです。

ツーリングで生かされるポイント

メーター下のつまみを緩めることで、画像のようにスクリーンの高さをライダーの好みによって変えることが可能となっています。


▲一番下まで下げた状態

▲一番上まで上げた状態

また、純正でブラッシュガードが装備されていますので、調整可能スクリーンと相まって防風効果が期待できます。

メーター横にはシガーソケットが標準装備されています。
スマートフォンやナビの充電等々、快適便利な装備ではないでしょうか。
またUSBなどを後付けしなくても良いのは嬉しいですね。

ヘッドライト&テールライト

ヘッドライト及びテールライトについては、標準でLEDライトなので視認性良好です。
ヘッドライトは左右分割の二眼となっており、ヤマハ特有のシャープなライトの形状がスタイリッシュな印象を与えてくれます。
またシャープな形ゆえに視認性が損なわれるのではと思っていましたが、撮影の為TRACERの前に立つと…さすがLEDライト。まぶしいと感じるくらいです。
実際に暗い場所で走ってみましたが、しっかりと前方を照らしてくれるためツーリングなどの夜間走行で活躍してくれることでしょう。


▲ロービームは片目点灯

▲ハイビームは両目点灯

テールライトのクリアレンズが現代的かつ車体のシャープな印象を強めてくれています。

走りと実用性を兼ね備えた一台

MT-09の派生モデルとして誕生した「MT-09 TRACER」、その大きな車体に116PSのエンジンと、なかなか扱いづらいのではないかと感じていました。

しかしながら実際に見て、触れて、乗ってみると、一気にTRACERに対する印象が変わりました。
モード選択で変幻自在なヤマハ3気筒エンジン、スポーティーな足回りや安全装備、軽い身のこなし、楽な乗車姿勢と足つき性、快適便利な機能や装備など…。
そのスタイルと走り、さらに実用性を高くまとめているバイクだと思います。

「ちょっとそこまで」から「遠くまで」など、街乗りから長距離ツーリングまで様々なスタイルの走り方に対応できる一台をぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

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記事協力 [ Webikeバイク選び ]

ウェビックバイク選び スタッフ

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投稿者プロフィール

900ccスポーツバイクとカブを所有。好きなジャンルは90年代のSS。
ツーリングメインのライダーですが、たまにサーキットも走ってスポーツ走行も楽しんでます。
一般ライダーの視点で様々な車種の試乗インプレをお届けします!

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