[MotoGP]Rd.11 ドビツィオーゾが優勝し、ランキング2位へ浮上 マルケスとペドロサは3戦連続の表彰台

■大会名称:第11戦オーストリアGP
■開催日:2017年8月13日(土)決勝結果
■開催地:スピールベルグ/オーストリア(4.326km)
■周回数:28周(120.904km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:30度
■PP:M・マルケス(ホンダ/1分23秒235)
■FL:J・ザルコ(ヤマハ/1分24秒312)

ドビツィオーゾが1位、ロレンソが4位

チェコGPからの連戦となった第11戦オーストリアGPは、3戦連続・今季5回目のポールポジションを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)と、予選2番手のアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)の一騎打ちの展開に。

何度もポジションを入れ替えトップ争いを繰り広げたが、最終的にドビツィオーゾがこの接戦を制し優勝。ライダースランキング争いにおいても、非常に大きなポイントを獲得した。

また、これまでなかなか上位に食い込めなかったチームメイトのホルヘ・ロレンソも、今大会では4位入賞を果たした。

マルケス2位、ペドロサ3位。3戦連続で両選手が表彰台を獲得

序盤から中盤に掛けては、マルケスとチームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)、ドビツィオーゾ、ロレンソ、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)がトップグループを形成。マルケスは、12周目から17周目までトップを快走した。

その後18周目以降は、マルケスとドビツィオーゾがグループから抜け出し、何度もポジションを入れ替えてトップ争いを展開。そして昨年の大会でも優勝しているドビツィオーゾが、コースとの相性のよさというアドバンテージを武器にマルケスを抑え、28周のレースを走り切った。

マルケスはそのまま2位でチェッカーを受け、貴重な20ポイントを獲得。総合首位をキープした。2位に浮上したドビツィオーゾとの差は21点から16点になったが、3位で今大会6位のビニャーレスに24点差、総合4位で今大会7位のロッシに33点差とした。

今大会のペドロサは、マルケスとドビツィオーゾの二人の争いの背後に迫るも、終盤、その差を縮められず3位でフィニッシュ。3戦連続・今季7回目の表彰台を獲得した。

今大会はフリー走行で思うような走りが出来ず、その影響で予選8番手と厳しいグリッドからのスタートだったが、着実に追い上げてトップグループに加わることに成功した。この結果、総合4位のロッシと2点差。総合3位のビニャーレスとの差を11点とした。

ビニャーレスが6位、ロッシが7位

Movistar Yamaha MotoGPのビニャーレスとロッシは、リア・グリップ不足に苦しめられ、それぞれ6位と7位となった。

好スタートを切ったビニャーレスは、グリッド・ポジションの4番手を維持して第1コーナーへ進入。3ラップ目にはロッシをとらえて前に出たがすぐに抜き返され、次のラップの第1コーナーで再び仕掛けるも、ここで大きくはらんでしまい7番手まで後退した。

このミスに慌てることなく、冷静に走行を続けたビニャーレスは、残り15ラップでもう一度ロッシに追いつき7台の大集団に加わる。

第1コーナーでロッシがはらんで遅れる間に6番手へ浮上し、5番手のザルコを追う展開へ。後方から懸命にプレッシャーをかけ続けたが、最終的に6番手でチェッカーを受けた。

一方、グリッド7番手からスタートしたロッシは、5番手で第1コーナーに進入し、さらにビニャーレスをパスして4位に上がった。その後の数ラップはトップ3を追いかけながら、後ろからくるビニャーレスの追撃に耐える時間帯となる。

8ラップ目になってマルケスに追いついて仕掛けていったが、背後に続いていたザルコとラインが交錯する間にペドロサにも抜かれ、6番手へ後退。さらに残り15ラップでは第1コーナーで大きくはらんでしまい、ビニャーレスに先行を許して7番手となった。

そのあとはビニャーレスについて行こうと懸命にプッシュを続けたが、コンスタントにハイペースをキープすることが難しくなったため、終盤は7番手キープに切り替えてそのままゴールした。

Monster Yamaha Tech3のザルコがヤマハ勢トップ

Monster Yamaha Tech3のJ・ザルコが、今大会で目覚ましい活躍をみせ、ヤマハ勢トップの総合5位を獲得。サテライト勢では首位でフィニッシュした。

ザルコは予選6番手、グリッド2列目からスタート。すぐさまトップグループに加わり、6ラップ目にはラップレコードを更新する勢いを見せ、終盤ではビニャーレスの追撃を抑えきって今季6度目となる5位を獲得した。

Gallery

MotoGP リザルト

1 4 A.ドビツィオーゾ ドゥカティ 39’43.323
2 93 マルク・マルケス Honda +0.176
3 26 ダニ・ペドロサ Honda +2.661
4 99 J.ロレンソ ドゥカティ +6.663
5 5 J.ザルコ ヤマハ +7.262
6 25 M.ビニャーレス ヤマハ +7.447
7 46 V.ロッシ ヤマハ +8.995
8 19 A.バウティスタ ドゥカティ +14.515
9 76 L.バズ ドゥカティ +19.620
10 36 M.カリオ KTM +19.766
11 29 A.イアンノーネ スズキ +20.101
12 45 S.レディング ドゥカティ +25.523
13 41 A.エスパルガロ アプリリア +26.700
14 17 K.アブラハム ドゥカティ +27.321
15 35 カル・クラッチロー Honda +28.096
16 42 A.リンス スズキ +32.912
17 8 H.バルベラ ドゥカティ +34.112
18 38 B.スミス KTM +36.423
19 53 ティト・ラバト Honda +42.404
20 22 S.ロース アプリリア +52.492
RT 43 ジャック・ミラー Honda +9Laps
RT 9 D.ペトルッチ ドゥカティ +22Laps
RT 94 J.フォルガー ヤマハ +25Laps
RT 44 P.エスパルガロ KTM +26Laps

MotoGP ポイントランキング

1 93 マルク・マルケス Honda 174
2 4 A.ドビツィオーゾ ドゥカティ 158
3 25 M.ビニャーレス ヤマハ 150
4 46 V.ロッシ ヤマハ 141
5 26 ダニ・ペドロサ Honda 139
6 5 J.ザルコ ヤマハ 99
7 99 J.ロレンソ ドゥカティ 79
8 94 J.フォルガー ヤマハ 77
9 35 カル・クラッチロー Honda 76
10 9 D.ペトルッチ ドゥカティ 75
11 19 A.バウティスタ ドゥカティ 52
12 41 A.エスパルガロ アプリリア 43
13 43 ジャック・ミラー Honda 43
14 76 L.バズ ドゥカティ 38
15 45 S.レディング ドゥカティ 37
16 29 A.イアンノーネ スズキ 33
17 17 K.アブラハム ドゥカティ 25
18 53 ティト・ラバト Honda 23
19 44 P.エスパルガロ KTM 21
20 8 H.バルベラ ドゥカティ 21
21 42 A.リンス スズキ 12
22 38 B.スミス KTM 8
23 51 M.ピロ ドゥカティ 7
24 36 M.カリオ KTM 6
25 22 S.ロース アプリリア 2
26 50 S.ギュントーリ スズキ 1
27 12 津田拓也 スズキ 0

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