[MotoGP]Rd.10 マルケスが今季3勝目。ペドロサが2位でRepsol Hondaが今季2回目の1-2フィニッシュ

■大会名称:MotoGP第10戦チェコGP
■開催日:2017年8月4日(金)決勝結果
■開催地:チェコ/ブルノ(5.403 km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:21度
■路面温度:24度
■PP:M・マルケス(1分54秒981/ホンダ)
■FL:M・ビニャーレス(1分57秒052/ヤマハ)

マルケスがライバルの追随を許さない走りで、今季3勝目

後半戦のスタートとなった第10戦チェコGPは、ウエットで始まり、次第に路面が乾いていくという難しいコンディションとなった。

レース序盤にほとんどの選手がスリックタイヤを装着したマシンに乗り換えるフラッグ・トゥ・フラッグとなったが、こうしたコンディションで圧倒的な強さを発揮するマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、ライバルの追随を許さない走りで今季3勝目を挙げた。

チェコGPで会心の勝利を挙げたマルケスは、グリッドについた時点で、ハードコンパウンドの感触があまりよくなかったことと、路面がすぐに乾いていくだろうという予想を理由に、レインのリアタイヤをソフトへと変更。

序盤にリードを広げてからマシンをチェンジしようという作戦だったが、ソフトタイヤのスピニングが激しかったことから、スタートして2周目にピットに入ることを決断。結果的にこの判断が、マルケスを有利な戦いへと導くこととなった。

ポールポジションからスタートし、オープニングラップでトップに立ったマルケスは、2周目のマシンチェンジにより、19番手までポジションダウン。

しかし4周目に12番手、5周目に2番手、そして6周目についにトップに浮上。そのまま後続を大きく引き離し、一時は2位以下に20秒以上のリードを築く好走をみせ、22周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。

ペドロサが2位表彰台を獲得

3番グリッドからスタートしたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、4周目を終えてマシンチェンジ。そのため5周目には8番手までポジションを落とすも、9周目に2番手に浮上。

それからは後続を引き離し、そのまま2位でフィニッシュした。

ビニャーレスが3位表彰台。ロッシは4位を獲得

天候変化によって全員がタイヤ交換を行うこととなった今大会。Movistar Yamaha MotoGPはマーベリック・ビニャーレスが3位を獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシはコース復帰後、14位まで後退したが、決意の走りで4位まで挽回した。

7番グリッドからスタートしたビニャーレスは、第1コーナーでひとつ順位を上げて6番手へ。次にペドロサをパスして5番手にポジションを上げオープニングラップを終了した。しかし、この時点で早くも路面変化が顕著になり、レイン・タイヤで走り続けるのは困難な状況となった。

ビニャーレスは4ラップ目にピットに戻ってマシンを交換。13番手でコースに復帰し素早くリズムを取り戻すと、他のライダーたちがタイヤ交換を始める間にポジションを挽回していった。残り17ラップの時点で11番手。

このあとは、16ラップ目に自己ベストを更新するなどハードにプッシュを続け、ついには3番手まで浮上。しかし前の2台には近づくことができず、トップから18.135秒差の3位でチェッカーを受けた。

一方のロッシは、2番グリッドからスタートしたが第1コーナーではポジションを落として5番手に。その後すばやくペースを上げ上位との差を詰めていった。

2ラップ目にはアンドレア・ドビツィオーゾ(Ducati)とマルケスをパス。3ラップ目には2番手に上がり、トップのロレンソ(Ducati)の追撃を開始すると、難しい路面状況のなかでペースを崩すことはなく、1周後にはロレンソに追いつきトップに浮上した。

しかし5ラップ目、タイヤ交換のためピットに戻った間に14番手まで後退。残りは17ラップ。前方を行く大勢のライダーを次々とかわし、最終的には4番手まで挽回してチェッカーを受けた。

ライダースランキング上位陣は変動無し

今季3勝目を挙げたマルケスは、これで前戦ドイツGPから2連勝。ポイントランキングでも2位以下へのリードを広げ、2年連続4回目のタイトル獲得に向けて、また一歩前進した。

今季6度目となる表彰台の獲得を果たしたペドロサは、総合首位をキープしたチームメイトのマルケスとは31点差と、ポイント差が開いたものの、2位のビニャーレスとはわずか17点差。さらに3位のドヴィツィオーゾとは10点差、4位のロッシとは9点差に迫っている。

マルケスが混戦から一歩リードした形だが、ランキング上位のライダーたちは一戦も気が抜けないレースが続いている。

Gallery

RIDERS RANKING

1 93 マルク・マルケス Honda 44’15.974
2 26 ダニ・ペドロサ Honda +12.438
3 25 M.ビニャーレス ヤマハ +18.135
4 46 V.ロッシ ヤマハ +20.466
5 35 カル・クラッチロー Honda +20.892
6 4 A.ドヴィツィオーゾ ドゥカティ +23.259
7 9 D.ペトルッチ ドゥカティ +24.079
8 41 A.エスパルガロ アプリリア +30.559
9 44 P.エスパルガロ KTM +30.754
10 94 J.フォルガー ヤマハ +33.236
11 42 A.リンス スズキ +33.290
12 5 J.ザルコ ヤマハ +34.595
13 17 K.アブラハム ドゥカティ +34.697
14 43 ジャック・ミラー Honda +38.062
15 99 J.ロレンソ ドゥカティ +40.100
16 45 S.レディング ドゥカティ +44.376
17 53 ティト・ラバト Honda +45.454
18 22 S.ロース アプリリア +53.976
19 29 A.イアンノーネ スズキ +1’23.346
20 8 H.バルベラ ドゥカティ +1Lap
RT 38 B.スミス KTM +2Laps
RT 76 L.バズ ドゥカティ +7Laps
RT 19 A.バウティスタ ドゥカティ +10Laps

RIDERS RANKING

1 93 マルク・マルケス Honda 154
2 25 M.ビニャーレス ヤマハ 140
3 4 A.ドヴィツィオーゾ ドゥカティ 133
4 46 V.ロッシ ヤマハ 132
5 26 ダニ・ペドロサ Honda 123
6 5 J.ザルコ ヤマハ 88
7 94 J.フォルガー ヤマハ 77
8 9 D.ペトルッチ ドゥカティ 75
9 35 カル・クラッチロー Honda 75
10 99 J.ロレンソ ドゥカティ 66
11 19 A.バウティスタ ドゥカティ 44
12 43 ジャック・ミラー Honda 43
13 41 A.エスパルガロ アプリリア 40
14 45 S.レディング ドゥカティ 33
15 76 L.バズ ドゥカティ 31
16 29 A.イアンノーネ スズキ 28
17 17 K.アブラハム ドゥカティ 23
18 53 ティト・ラバト Honda 23
19 44 P.エスパルガロ KTM 21
20 8 H.バルベラ ドゥカティ 21
21 42 A.リンス スズキ 12
22 38 B.スミス KTM 8
23 51 M.ピロ ドゥカティ 7
24 22 S.ロース アプリリア 2
25 50 S.ギュントーリ スズキ 1
26 36 M.カリオ KTM 0
27 12 津田拓也 スズキ 0

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