[WCT]Rd.1 トニー・ボウ、開幕戦勝利で幸先のいいスタート

世界チャンピオンのトニー・ボウ(Repsol Honda Team)は今年も強さを発揮。安定してトップをキープし、まず1勝を確保しました。チームメートの藤波貴久は4番手争いに敗れての5位、ハイメ・ブストは7位でした。

2017年より、体制がいろいろと変わったFIM世界選手権。トライアルGPと呼ばれるようになっての最初の大会は、バルセロナ中心地からほど近い、カンプロドンでの開催です。

名称の変更やライダーがランキング順ではないゼッケンを選ぶなど、変化のある17年のトライアルGPですが、ボウはこの9年間と変わらずゼッケン1を、藤波は久々のゼッケン3をつけて今シーズンに挑みました。ブストは69を背負っています。

それ以外にも大きな変化がありました。トライアルでは、スタート順は勝利の行方を占う重要な要素ですが、これまでは前回までの成績やくじ引きなどで決められていました。今回からは大会前日に予選が催され、その順位によって、翌日のスタート順が決められます。今回、GPクラスの参加者は18名でしたが、これまでと違い、そのライダーたちが予選の結果次第で1番スタートにも、ラストスタートにもなりえるということです。

この新しい予選方式で名を残すことになったのがブストでした。ブストは2番手のボウよりも0.4秒以上早いタイムで予選セクションを走り、見事初めての予選トップの座を獲得しました。

反対に14番手となってしまったのが藤波でした。予選はタイムの速い者が上位ですが、足つきがあると、順位が一気に下がります。藤波は足つき1度があり、タイム的には5秒以上も遅いが足つきなしで走ったミケール・ゲラベルト(シェルコ)に次ぐ順位となってしまいました。

決勝当日、好天で始まった大会でしたが、その後、1ラップ目が終わるころに一転して荒天に。嵐のような気候となり、ライダーたちは雨に濡れ、泥々の戦いとなりました。

そんな厳しい戦いでも、ボウはいつもの通りの実力を発揮します。今回の勝利は、自身90度目の世界選手権勝利でした。最多勝利の記録更新も、今年中に達成できるかもしれません(現在の最多はドギー・ランプキンの99勝)。

藤波は前日の予選での失敗を取り戻して5位。しかし4位に1点差ですから、少し悔しい結果となりました。一方、予選では好結果を残したブストでしたが、決勝では悪化するコンディションに苦しみ、減点を増やしていきます。ブストが得た順位は、7位でした。

今シーズンから、コンストラクターズタイトルの集計方法も変わりました。これまでは各メーカーのライダーの総計を集計するなどしていたのですが、今年からは各カテゴリーの各メーカー最上位のライダーのポイントを集計することになりました。今回のボウは、トライアル2クラス優勝のガブリエル・マルセリとともに、モンテッサのコンストラクターズタイトル獲得に向けて、大きな貢献を果たすことになりました。

リザルト

 

1 1 トニー・ボウ Honda 28 18 46
2 67 A.ラガ TRS 29 29 58
3 37 A.カベスタニー シェルコ 27 45 72
4 47 J.ファハルド ヴェルティゴ 40 44 84
5 3 藤波貴久 Honda 42 43 85
6 33 J.カサレス ベータ 41 48 89
7 69 ハイメ・ブスト Honda 41 51 92

ポイントランキング

1 トニー・ボウ Honda 20
2 A.ラガ TRS 17
3 A.カベスタニー シェルコ 15
4 J.ファハルド ヴェルティゴ 13
5 藤波貴久 Honda 11
6 J.カサレス ベータ 10
7 ハイメ・ブスト Honda 9

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情報提供元 [ Honda ]

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