【T.Pro.Innovation】2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 國峰啄磨が追い上げのレースを見せる!

■大会名
2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦

■開催地
茨城県・筑波サーキット

■開催日
4月8日(土) 公式予選・決勝
4月9日(日) 決勝

■ST600
#50 國峰啄磨
予選:8番手(1’03″131)
決勝:4位

■J-GP2クラス
#10 大木崇行
予選 RACE1:8番手(1’03″006)
   RACE2:8番手(1’03″216)
決勝 RACE1:7位
   RACE2:12位

■MFJ CUP JP250
#18 亀井駿
予選:22番手(1’07″997)
決勝:8位

全日本ロードレース選手権に2年振りに復帰することになった、T.Pro Innovation

2015年とは違うスタンスとなったが、新加入の國峰啄磨がシリーズチャンピオンを目標にST600クラスに参戦させ、J-GP2クラスには、アジアロードレース選手権(ARRC)では、昨年からエンジニアとして活躍している大木崇行がライダーとして起用する。

國峰は、小排気量で実績のあるライダーであり、昨年はJ-GP2クラスに参戦していた。ST600は、初めて走るクラスだが、ライダーのポテンシャルはあるだけに、どう速く走らせるかもチーム力が問われるところだ。そして併催のMFJ CUP JP250クラスには、亀井駿を走らせ、ライダーとして成長させることを目的に参戦する。

全日本に先だってARRCが前週に開幕。こちらの準備と同時進行で進めて来たが、メカニックやスタッフの頑張りもあり、何とかレースに間に合わせることができたというのが実際のところだ。大木は、ARRCではエンジニアを務めていることもあり、事前テストには参加できず、マレーシアから帰国して、すぐに筑波入りし、ライダーとしてマシンセットを行った。

本人も不安な部分があったが、走り出してみれば、しっかりタイムも出すところは、ベテランライダーの真骨頂でもある。一方、國峰も初めて乗る溝付きタイヤに市販ベースマシンに、まだまだ慣れないと言いながらもタイムを縮めて来ていた。

金曜日以降は、雨が降ったり止んだりする不安定な天気となり、ST600で初めてウエットを走る國峰は、慎重な走りを見せていたが、公式予選では、攻めの走りでタイムを削ってくる。しかし、セッション終盤はライン上が乾き始め、ドライタイヤに交換したライダーが上位を占めていった。最終的に國峰は、8番手となり、3列目からスタートすることになった。

ST600クラスの國峰は、スタート直後に他車と接触するアクシデントがありオープニングラップは9番手。そこからペースをつかむと1台、また1台とパスして行く。レース終盤に入っても追い上げは止まらず、20周目、23周目と前を行くライダーをパスし4番手に浮上。

さらに3番手のライダーに迫って行くが、そこでチェッカーフラッグが振られてしまう。あと数周あれば表彰台も夢ではなかっただろう。

J-GP2クラスは、2レース制で大なわれ、土曜日の公式予選の順位でレース2の、予選の上位10台はスーパーポールに進出。雨となったため15分の計時で争われた。ここでも大木は着実にタイムを縮め、8番手に食い込みスーパーポールに駒を進めると、予選タイムを上回ってくる。ポジションは変わらなかったが、國峰と同じく8番手グリッドにつける結果となった。

土曜日の午後に行われたレース1では、7台による7位争いを展開。常に集団の前の方につけ周回を重ねて行く。8番手を走っていたが、最終ラップに前で転倒したライダーがいたため、一つポジションを上げ7位でゴールした。

レース2は、ジャンプスタートという痛恨のミスをしてしまいストップアンドゴーのペナルティを受ける。すぐにコースに戻った大木は、最後まであきらめずにゴールを目指した。残り2周を切ったところで転倒があり、マシンがコース上に残ってしまったため赤旗が提示され、そのままレース成立。大木は、12位でレース2を終えた。

MFJ CUP JP250の亀井は、まだまだ250の走らせ方を学んでいる最中。予選は22番手と下位に沈んでしまったが、スタートを決めると上位陣に食らいついて行く走りを見せ8位でゴール。インタークラスでは4位と表彰台の一歩手前のリザルトを残した。

3人のライダーは、それぞれ次戦に向けて好材料を得て、まずは開幕戦を無事に戦い終えたのだった。

【國峰啄磨 コメント】

「スタート直後の1コーナーで2回接触があってポジションを下げてしまいました。そこから自分は精一杯走っていたのですが、ペースを上げるのが遅くなってしまいました。雨が強くなり、周りがペースを下げるところで、ボクは上げて行けたのでよかったです。それだけマシンの状態もよかったのでチームに感謝したいと思います。

そして今シーズンもスタートラインに立てたことを応援してくださる皆さんに重ねて感謝したいです」

【大木崇行 コメント】

「他のコースで今年使うマシンには乗っていたのですが、筑波はぶっつけ本番という状態でした。それでもチームのおかげでマシンセットを順調に進めることができました。特に苦手だった雨が、攻められるようになり“レース2はいけるぞ!”という手応えがありましたが、ジャンプスタートで台無ししてしまいました。

チーム、応援してくださっている皆さんに申し訳ない気持ちです。またレースができることに感謝して、落ち着いてシーズンを戦って行こうと思っています」

【亀井駿 コメント】

「まだ250の走らせ方を学んでいる最中で、予選でもタイムを出せずに下位に沈んでしまいました。その中で、小山さんや薄井さんを始め、チームの皆さんがアドバイスをくださり、決勝に向けて自信を持つようになって行きました。

決勝はレインコンディションでしたが、苦手ではないですし“イクしかない!”と気持ちを切り換えて1周目から頑張りました。

後半で少しつまづき前に行けなかったので、次回は、もっと250を理解していい走りをしたいです」

【岩田悟監督 コメント】

「アジアロードレース選手権が前週に開幕し、チームがバタついてしまい、全日本のライダーに迷惑をかけてしまった部分もありましたが、スタッフも頑張ってくれたおかげで全日本開幕戦を戦い抜くことができました。次戦に向けて課題も見えて来ましたし、ポジティブに考えて、さらに上を狙えるように準備して行こうと思っています」

【手島雄介代表】

「アジアロードレース選手権開幕戦から連戦で迎えた全日本開幕戦ですが、ライダー、メカニックがハードスケジュールの中、本当によく頑張ってくれました。國峰は、まだST600を理解している最中ですが、いいパフォーマンスを発揮してくれましたし、大木も若いライダーの見本になるような職人的な走りを見せてくれました。まだまだ課題は山積みですが、そこをチーム一丸となって乗り越えて行こうと思っています」

→全文を読む

情報提供元 [ Webike Motosport ]

関連記事

ページ上部へ戻る