【動画+試乗レポート】SWM「SM125R」 街乗りでも気軽に本格的な走りを楽しめる、お洒落なストリートモタードモデル

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

SWMは1971年創業のイタリアのモーターサイクルブランドである。かつてオフロードレースなどで活躍したが、80年代になり一時製造を中止。その後、新たな体制で2015年に復活を果たし、現在は125ccから650ccの幅広いモデルを展開。

日本ではMV AGUSTA JAPANが総輸入代理店として一部ラインナップの取り扱いを開始した。

今回はその中からクラシックシリーズの最新作である「GRAN TURISMO」とモタードモデルの「SM125R」の試乗インプレッションを動画解説付きでお届けしたい。

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【SM125R】試乗インプレッション


▲SWM SM125R 動画インプレッション(5:45)

街乗りでも気軽に本格的な走りを楽しめる、お洒落なストリートモタードモデル

SM125Rは水冷4スト125cc単気筒エンジンを搭載したモタードモデルである。
まず目に飛び込んでくるのはそのスタイリング。フラットシートや派手なグラフィックなど、コンペモデルのようなスパルタンな雰囲気が印象的だ。

エンジンは排気量125ccということで特別パワフルではないが、DOHC4バルブらしく高回転までストレスなく回る。8000~1万rpm辺りのパワーバンドを使ってキビキビ走るのが楽しい。
もちろんそこまで回さなくても、平和に街中を流せる余裕もある。

クラスを超えた本格的な車体と足まわり

特筆すべきは本格的な車体の作りだ。
遠くからも目立つ赤いフレームは、オーバル断面の鋼管ダブルクレードルタイプで、いかにも剛性が高そうだ。聞けばSWMの中での上位モデル「RS300R」と同様のフレームが採用されているのだとか。

足まわりにもフロント側に倒立フォーク、リヤ側にリンク式モノショックとアルミ製スイングアームを採用。
ブレーキも前後に300mm/220mmのディスクローターを装備し、前後17インチのキャストホイールには140サイズのハイグリップタイヤを後輪に装着するなど、本格的なスポーツライディングにも対応する仕様になっている。

エンジンを使い切って走れる快感

実際に乗ってみても、エンジンパワーに対して完全に車体が勝っている印象で、ホイールベースで1500mmという大柄な車体とも相まって、ちょっとラフに扱っても何事も起きない安定感がある。だからこそ、エンジンを使い切って走れる楽しさも味わえるわけだ。

ハンドリングは基本的に軽快だが、大柄でホイールベースも長いので安定感は抜群。サスセッティングがロード寄りの設定となっていることもあり、コーナリングでも路面に吸い付くような安心感がある。

120kgという軽量・スリムな車体を生かして、同クラスのロードバイクより旋回速度は高いだろう。

いろいろな乗り方ができる自由なライポジ

レース用のモトクロスバイクのように薄くてフラットなシートは、前後への移動の自由度が高いのが特徴で、前寄りに座ればモタード的なライポジになるし、後ろ寄りに座ればツーリングスタイルでリラックスして走ることもできる。

元々がオフロードモデルなので、スタンディングもばっちり決まる。その一方でシートは915mmと高く、前後サスのセッティングも基本的にダンパーが効いているため、スリムな車体とはいえ足着きには多少工夫が必要かも。

モタードの雰囲気をお洒落に楽しめる

オーバースペックなほどしっかり作られた車体と足まわりに控えめなエンジンという、一見アンバランスとも思える組み合わせが新鮮で面白い。

モタードというと、スパルタンで扱いづらいというイメージがあるかもしれないが、原付2種免許で乗ることができるSM125Rに関しては、“モタードの雰囲気をファッションで楽しめる”モデルと言えよう。

お洒落な街乗り用マシンとしてもカッコいいし、モタード遊びにも使える手頃なエントリーモデルとしてもおすすめである。

SWM SM125R 動画インプレッション(5:45)

【SM125R】Details フォトギャラリー

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写真・文/佐川健太郎

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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