ベトナム ホーチミン市カンゾー県で、マングローブとビーチを楽しむツーリング

【三宅秀晃:ベトナム生活・観光情報ナビ 主宰】

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ホーチミン市カンゾー県へツーリングに行ってきました。
カンゾー県はホーチミン市南東部に広がる郊外県で、その面積のほとんどはマングローブ林になっています。
歴史を辿ると、ベトナム戦争時は枯葉剤で全て枯れ果ててしまったというこのマングローブ林。今ではすっかりと再生しており、青々とした森となっています。

カンゾー県の場所

▲飛び立つ鳥のような形をしているカンゾー県

上の地図で赤くなっている部分がカンゾー県。中央上部のBEN NGHEと書かれているところがホーチミン市中央部です。カンゾー県の東南にはブンタウがあります。

※「カンゾー」は南部発音では「カンヨー」と発音しますが、本記事ではよく知られている標準語の「カンゾー」で表記します。

カンゾーへのフェリー

20170310_vn01▲河川交通の重要な役割を担うフェリー乗り場はいつも混雑

カンゾーへは橋が繋がっていないのでフェリーで川を渡ります。バイクと人で4500ドン(約23円)という良心的な価格。
お金を払い、フェリーを待つバイクの列。左には車の列があります。

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フェリー乗船中。日本の大型フェリーなどとは違い、バイクは固定せずに乗ったままです。車と車の間にバイクが入っていきます。30分もかからずに対岸に到着。
皆観光というわけではないので、到着したらそのまま皆我先にと走り出します。

マングローブに囲まれたカンゾー県の名物

20170310_vn04▲ウォーターココナッツは一般的なココナッツと違いトゲトゲしている

カンゾーにはウォーターココナッツというフルーツのジュースがあるということなので飲んでみました。写真の露天横にある、トゲトゲした果物がウォーターココナッツというそうです。
ちなみにベトナム語ではなんて呼ぶのか聞いてみたのですが、Dừa nước、(ウォーターココナッツ)とのこと。

日本語ではニッパヤシというそうで、マングローブ植物だそうです。沖縄県の西表島などで自生が確認されているそうで、群落が日本の天然記念物に指定されています。ベトナムでは一般的なんですね。

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ゼリー状のウォーターココナッツと砂糖水を混ぜて飲みます。美味しくもなく、まずくもなく、という味でした。
後ろのココナッツ殻の山がとても大きかったのですがかなり売れているのでしょうか?

カンゾーの市場に到着 いざシーフード料理へ!

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半島の先端にある市場がカンゾー市場。もう午後だったからかほとんどのお店は営業を終えていました。
市場の隣では魚を天日干しにしていました。きっと明日の商品になるのでしょう。
とても小さな町ののどかな雰囲気が最高です。

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海に来たからにはシーフードを食べよう!ということで海沿いのタムゴック海岸リゾートへ。仲間と2人でお腹いっぱい食べて50万ドン(約2800円)、食べ過ぎてしまいました・・。
が、それでもそんなに高くないのがいいですね。ちなみに料金の大半はカニでした。

食後はそのままビーチを眺めてまったりと休憩。ここはシャワーもあるので泳ぐこともできるそうです。

マングローブ林を眺めながらの帰路

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半島の先端でゆっくりした後はホーチミン中心部へ帰ります。道の左右にはこのようなマングローブ林がひたすら広がっています。
ただし道路の脇は雑草もたくさん生えているので、水面からマングローブが生えている様子はなかなか見ることができません。

そして行きとは違うフェリーに乗ってホーチミン市中心部に帰ります。フェリー乗り場にあったドリンク屋さん。
ベトナムコーヒーを飲んでフェリーを待ちます。

待つこと20分、本日の最終便18時発のフェリーが来ました。

20170310_vn10▲乗り場のドリンクスタンド

ここのフェリーはバイク専用のようで、小さい船でした。乗り遅れた人を迎えに一度出稿した後に岸に戻ったりとのんびりな船旅。
フェリーを渡った先からは30分。中心部まででも1時間弱の距離でした。

20170310_vn11▲バイク専用のフェリーには、仕事帰りか多くのライダーが。

ホーチミン市内とは思えない大自然が広がるカンゾー県。週末に日帰りでゆっくりするには最高の場所ではないでしょうか。ホーチミン市内なので、ホーチミン市バスでのアクセスも可能です。

※コラム内の為替表記は2017年3月現在のものとなります。

【関連ニュース】
◆ベトナムでバイクに乗る方法。日本とは違うベトナムの交通ルール
◆ツーリング好きにはたまらないベトナムの美しい峠3線をご紹介!

記事協力 [ ベトナム生活・観光情報ナビ ]

三宅秀晃

三宅秀晃ベトナム生活・観光情報ナビ 主宰

投稿者プロフィール

ベトナムのリアルを伝えるサイト、「ベトナム生活・観光情報ナビ」を主宰。バイクとの出会いは、大学時代に購入した原付から始まる。
その後、バイクの魅力に取りつかれ全国を走り回った。2012年7月にベトナムに移住し、ベトナム国内で免許を取得しツーリングを継続。ベトナム国内だけでなく、地続きの東南アジアへも足を伸ばす。ベトナム全63省市の内、47省市を踏破したが、まだ成し遂げていない「ハノイ→ホーチミン」のバイク縦断を目指している。

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