「Team Norick」参戦体制発表会 2チーム体制で全日本選手権JSB1000とJ-GP2、地方選手権J-GP3にエントリー!

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3月9日(木)に、東京 世田谷の株式会社リバークレイン本社にて、阿部光雄監督率いる「Team Norick」の2017年チーム体制発表会が行われた。

今年のシーズンは昨年に引き続き「Webike Team Norick YAMAHA」、「YAMAHA Thailand Team Norick」の2チーム体制。

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「Webike Team Norick YAMAHA」は上和田拓海が、J-GP2から「全日本選手権JSB1000」クラスにステップアップ。13歳の阿部恵斗は、昨年のS80から「筑波ロードレース選手権J-GP3」クラスにステップアップ。

「YAMAHA Thailand Team Norick」からは、昨年もてぎ・菅生・筑波の地方3選手権を参戦し、鈴鹿4耐にも参戦したケミン・クボが、「全日本選手権J-GP2」に参戦する。
また、「アジアロードレース選手権SS600」クラスには「Yamaha Racing Team」からの参戦となる。

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上和田は2015年にJ-GP2クラスでランキング12位、2016年にはランキング6位と着実に進歩し、今回YZF-R1で国内最高峰JSB1000の勝利を狙う。
阿部はTZ125のフレームを改造し、YZ250Fの4サイクルエンジンを搭載したマシンでJ-GP3を戦う。

ホンダのNSF250RなどGP3専用マシンに比べるとエンジンパワーなど厳しい中でのチャレンジとなるが、将来へのステップアップとして、厳しい中で戦うという阿部監督の方針だ。

ケミン・クボは日本人を父を持ち、YZF-R25でのレースから頭角を現し、2016年から現在のチームで戦ってきた。
地方選手権ではもてぎロードレースST600クラスでチャンピオンを獲得。菅生でもランキング2位となった。また、鈴鹿4耐では一時トップを走るなど光る走りを見せ、今回J-GP2とアジアロードレース選手権SS600へのステップアップを果たした。

阿部監督はGPライダー阿部典史(ノリック)の父であり、1967年からプロのオートレーサーとして、日本チャンピオン(賞金王)を3回獲得するなど活躍。2015年に惜しまれつつ現役を引退した。
ノリックを5歳よりバイク乗せ、世界選手権で優勝するライダーとして育てた。その後、息子ノリックと共に2006年に設立した「チームノリック」の監督兼トレーニングコーチを務める。現在ではその遺志を受けついで世界に通用するライダー育成を手がけている。

阿部光雄監督 コメント

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上和田はこれまで各地方選手権のST600を1年、更に全日本ロードレース選手権J-GP2クラスを2年と600ccを3年経験し、20歳も超えましたのでこれを機会に、JSBにステップアップを決めました。

ワークス勢が多数を占める中、ほぼスタンダードのYZF-R1でのスタートで、とても厳しい闘いが予想されますが、ライダーの頑張りとチームワークでとにかく上位を目指そうと思っています。

また、阿部恵斗は10歳からチームノリックに入って今年で4年目となりました。
去年はモタードやS80を経験し、モタードでは東日本S3エリアチャンピオンを獲得。今年はTZ125のフレームを改造しYZ250Fのエンジンを搭載したマシンで、筑波ロードレース選手権のJ-GP3クラスにチャレンジします。

GP3マシンに比べるとエンジンの非力さは否めないものの、コーナリングスピードを上げ、技術的、ライダー的向上があると考え、あえて厳しい環境で戦います。
過酷な環境下で得た経験はその後に必ず繋がるものと考えています。

Thailand YAMAHA team Norickは、2016年に地方選手権を戦い抜いた、17歳のケミン・クボが全日本ロードレース選手権J-GP2クラスにフル参戦します。昨年上和田が乗っていたJ-GP2マシン、ほぼそのままで今年も戦います。
Yamaha Racing Teamからとなりますが、ケミンはARRC(アジア選手権)でSS600クラスにも参戦します。勝つのは相当難しいと思いますが、結構面白いレースができるのではないかなと思っています。

3人とも非常に可能性を持ったライダーです。阿部典史がGPライダーを育てようと作ったこのチームから、MotoGPライダーになれるように最大限応援していきたいと思います。

株式会社リバークレイン 代表取締役 信濃孝喜 コメント

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若いライダーを育てるという目的をもって結成されたチームノリックに賛同し、チームマネジメントなど含めてサポートをしてきました。そのライダーを育てるという目的を果たしながら、非常にいいところまで来たのかなと思っています。
特に、チームノリック出身の野左根選手がヤマハのファクトリーレーシングチームで活躍していたりと成果に繋がっていると考えています。

どちらかというとチームノリックは小学生、中学生といった、若い頃から育て上げるスタイルでやってきましたが、JSBにステップアップする上和田選手は、ある程度自らレース活動を行ってきて、途中からチームに加入したという経歴の持ち主です。
途中で加入したとしても、研鑽を積めばここまで来れるんだということ、彼自身がその証明になっています。これもひとえに阿部監督の指導と情熱、そして本人の強い意志と頑張りがあっての結果だと思っています。
このままプロのライダーとして羽ばたけるように願って、我々もサポートしていきたいと思います。今年のJSBの活躍にぜひ期待していただきたいなと思っています。

そして阿部選手は、チームノリックでずっとモタードやS80でトレーニングを積み、阿部監督が長く指導をしてきたライダーでもあります。いよいよJ-GP3クラスにチャレンジし、今年の活躍を期待したいと思っています。

ケミン・クボ選手も、今年は全日本とアジア選手権のダブルエントリーです。それはチームノリックの活動自体が国内だけにとどまらず世界にも広がっており、ノリックのMotoGPに通用するライダーを育てたいという意思が、ここまで大きく育ってきたのかなと思っています。

ただ、国際的なチームになるにつれ、チームマネジメントが色々と課題になっていくのだと思います。我々も継続的にレース活動をできるように、チームマネジメントを含めてサポートをしてきました。
そのあたりについても、引き続きサポートをしてチームノリックがこの先もレース活動を続けていき、レース業界に貢献できるように我々も尽力していきたいと思います。ぜひ皆様にもご支援していただければと思っております。

 

Webike Team Norick YAMAHA チーム体制

上和田 拓海(カミワダ タクミ)
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1996年7月3日生まれ 20歳 東京都出身  

2015年 全日本選手権J-GP2 年間ランキング12位
2016年 全日本選手権J-GP2 年間ランキング6位
2017年 全日本ロードレース選手権 JSB1000 フル参戦

20170307_norick14▲参戦マシン:YZF-R1

 

阿部 恵斗(アベ ケイト)
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2003年9月13日生まれ 14歳 東京都出身  

2015年 筑波ロードレース選手権S80 ランキング16位
2016年 筑波ロードレース選手権S80 ランキング9位
     スーパーモト東日本選手権S3クラス シリーズチャンピオン
2017年 筑波ロードレース選手権J-GP3 参戦

20170307_norick16▲参戦マシン:TZ250F

 

YAMAHA Thailand Team Norick チーム体制

Keminth Kubo(ケミン クボ)
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1999年5月21日生まれ 17歳 タイ出身

2016年 もてぎロードレース選手権 ST600クラス シリーズチャンピオン
     菅生ロードレース選手権 ST600クラス ランキング2位
     筑波ロードレース選手権 ST600クラス ランキング5位
2017年 全日本選手権J-GP2 フル参戦
     アジア選手権SS600 フル参戦(Yamaha Racing Teamより) 

20170307_norick15▲参戦マシン:YN6(全日本選手権J-GP2)

 

2017年は4月8日(土)・9日(日)の筑波サーキット第1戦から全日本は開幕となる。阿部選手が参戦する筑波選手権は3月11日(土)に第1戦が開幕となり、シーズンがもう始まる。
今年のチームノリック、若手ライダー3人の活躍に注目だ!

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