テーマは「メチャクチャかっこいいバイク」を作る!スズキ「GSX250R」、「GIXXER(ジクサー)」メディア発表会

【Webikeニュース編集部】

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「GSX250R」だけでなく、「GIXXER(ジクサー)」の日本導入が発表

スズキは1月18日に開催されたメディア向け発表会で、新型スポーツモデル「GSX250R」と「GIXXER(ジクサー)」の日本導入を発表した。

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GIXXER(ジクサー)はスズキが開拓しているインド市場において、13のバイクオブザイヤーを受賞するほどヒットしているスポーツモデルで、インド以外の地域においても販売が好調な車両。
排気量は150ccで、日本においても空白となっている150ccクラスのギア付きモデルの市場を開拓すべく投入されることとなった。

「GSX250R」の開発テーマは「メチャクチャかっこいいバイク」を作る!

20170119_sh08▲デザインスケッチの意匠がしっかりと実車に反映されている

GSX250Rは低中速トルクを徹底的に重視、街乗りやツーリングなど、日常でよく使う回転数8000rpmまでの領域での力強さ、レスポンスを重視したスポーツモデル。

開発テーマとして掲げられたのは「メチャクチャかっこいいバイクを作る」。
デザインにおいては「アメリカンGTカー」のようなスタイリッシュでありつつ、力強さも感じさせるようなものをイメージ。アーバンストリートを駆け抜ける、スタイリング重視のバイクだ。

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フロントマスクは2017年GSX-R1000と共通イメージ。
レイヤー構造のサイドパネルとホイールベースの長さを生かしたスタイリングで、堂々とした風格を備えるバイクになった。
GSX250Rは、初心者や若者にとって良いと思えるデザインと、価格などのバランス、そして日常での使いやすさなどを重視した、一つの形だと言えるだろう。

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▲リアのデザインもシャープなラインで構成
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▲ハンドルはセパレートタイプを採用
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▲メーターはネガ液晶メーターを採用
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▲ヘッドライトの横にはポジションライトが発光する

2012年にデビューした「GSR250」を進化

GSX250Rの開発にあたり、スズキの開発チームはエンジンを何にするか、という議論が行われたが、街乗り・ツーリングに最適なバイクを作るというコンセプトから、ロングストロークのGSR250エンジンをベースとすることに決定。

GSX250Rの開発にあたり、GSR250のエンジンをベースにピークパワーを30馬力以上にすることは可能だったが、あえてピークパワーをあげずに、トルクを上げ、発進から時速90km/hまでの性能を重視することにしたという。エンジン各部を進化させて改良した結果、扱いやすくて振動も少なく、そして燃費の良いエンジン、ツーリングや街乗りに最適がエンジンが出来上がった。ガソリンタンクは15Lあるため、一度の給油で約500キロぐらいの走行が可能だという。

09_GSX250RL7_Engine_1▲GSX250Rのエンジン

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ハンドリングは車体の安定感、切り返しの軽さ、快適性のバランスを重視。接地感を感じやすいサスペンションと相まって、平坦な道や下り坂のワインディングが得意なバイクとのこと。初心者からベテランまで満足できる、懐の広いマシンと言えそうだ。

車両にも跨ってみたが、車体がスリムで足つき性は非常に良好(著者の身長は170㎝で足裏がしっかり着くぐらい)。ハンドルはセパレートハンドルだが、軽い前傾姿勢の自然なライディングポジションで、ツーリングから町乗りまで幅広く対応できそうな印象だ。

GSX250Rは全仕向け地で共通のスペックとなっており、欧州向けだと最大トルクが23.4Nmとなっているが、日本では小数点を切り捨てて表示するルールのため、最大トルク22Nmとなっている。

平成28年度の排ガス規制対応により、触媒の変更などの仕様変更でコスト的には本来GSR250から数万円の値上げが必要だったが、スズキは設計、購買、生産を含めた全社一丸の取り組みにより、GSR250Fの約1万円アップにとどめ、税抜きで50万円を切る価格設定として販売することにしたとのこと。これはGSX250Rを初心者や若年層が買ってみようと思えるような価格設定を叶えるため、スズキがこだわった部分であったという。

GSX250Rはカッコよさ、性能、そして価格の3拍子揃った、2017年注目の1台となりそうだ。

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サプライズ発表となった「GIXXER(ジクサー)」

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ジクサー発売前、インドではスポーティなデザインを持つバイクは存在しておらず、インドバイク史上のエポックメイキングなバイクということができる。インド国内では13ものバイクオブザイヤーを受賞。アジア圏でも販売をしており、フィリピンでも好調なセールス。そして南米にも販売を拡大しておりコロンビア、メキシコでも好評ということだ。
スズキは日本でも150ccクラスのギア付きオンロードスポーツバイクの市場を開拓していきたい、という思いで国内投入が決定した。

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ジクサーは免許を取得して初めてバイクを購入する若年層(10代から25歳ぐらいまで)に、オートバイの扱いやすさ、取り回しの良さ、そして楽しさを感じてもらえるバイクだと、スズキは考えている。

2015年のデータでは軽二輪の購入平均年齢は43歳と上昇傾向にあり、20歳以下の割合は18%と低下してきている。GSX250R、ジクサーのような若者向けのバイクが、今後日本の市場の下支えをすることが必要、との信念をこの2車種の発表会で感じ取ることができた。

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ジクサーは日本導入にあたりキャブレター仕様をFI化して始動性と燃費向上(カタログ値で58.8km/L)を図った。エンジンの内部パーツにに関しても、日本の気候に応じた細かい変更を施しているとのこと。

また、軽量コンパクトな車体に見合わない、オーバースペックともいえるインナーチューブ41mmの正立サスペンションを装備。
タイヤはダンロップ製に変更し、リアはラジアル140サイズと安定感のあるものとし、軽快さと安定感のある走りを両立させたとのこと。車体も振動が少なく疲れにくいので、ツーリングにも向いているとのことだ。

車体は135キロとスクーター並みに軽く、跨ってバイクを直立させようとすると手応えがないくらいに軽い。ガソリンタンクの幅は大型バイクとほぼ同じくらいのボリューム感があるだけに、違和感を覚えるぐらいだ。これならキビキビと街中を走ることも可能だし、何より気軽にバイクに乗る気分になれるのがいい。

価格も税抜きで30万を切る意欲的なプライス。初めての1台で、街乗りから高速道路を使ったツーリングまで、存分に楽しみたい、というわがままなニーズにも応えられるスズキの意欲的なバイクだ。

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2017年のスズキのラインナップは期待大!

2016年インターモト、EICMAで9つのニューモデルを発表し、順次国内にも投入予定とのことなので、今後、DL250(Vstrom 250)やニューデザインを採用するVstrom1000と650、新型GSX-R1000、GSX-R125など注目モデルが目白押しだ。

今後の発表にも目が離せない!

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