ブリヂストン、タイヤの開発秘話「ニッポンのフラグシップ タイヤ開発物語 Vol.1」を 公開

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ブリヂストンが、世界を代表する日本のフラッグシップマシンの足元を支えるタイヤの開発秘話「ニッポンのフラグシップ タイヤ開発物語 Vol.1」を公開した。
バイクメーカーの開発者とブリヂストンの開発者との対談形式で紹介するシリーズとなっている。

第一回目はYAMAHA YZF‐R1MとBATTLAX RS10の開発物語。

ワークスマシンYZR-M1の技術とフィーリングをR1Mにフィードバックしたヤマハ発動機 SP開発部 プロジェクトリーダー 平野氏と、RS10の開発に携わったブリヂストン MCタイヤ開発部 設計第1ユニットリーダー 青木氏の対談だ。

ツイスティーロード最速から「サーキット最速」へコンセプトを転換したYZF-R1。
「それをやって勝てるのか?」ブリヂストンがタイヤ開発に用いた手段とは。

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「ニッポンのフラグシップ タイヤ開発物語 Vol.1」

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主戦場をサーキットに定めたYZF‐R1Mは14年のミラノショーで、ブリヂストンの新型タイヤ「RS10」を履いていた。

はたしてヤマハはブリヂストンに、何を求めたのだろうか?

「タイヤのオファーをする際に、このキーワードそのものは出しませんでしたが、全体的な開発コンセプトは『NO EXCUSE(言い訳をしない)』でした。たとえば海外、とくに欧州のバイク雑誌の比較テストは辛口なのですが、「タイヤがハイグリップじゃないから勝てなかった」みたいな言い訳は通用しません。だからタイヤは最初からハイグリップで行こうと決めていました」と平野さん。

じつは歴代YZF‐R1は、ハイグリップタイヤを標準装着したことはなかった。そしてそれはブリヂストンも同様だった。

「ちょうど我々も新しい商品の開発に着手していたので、そちらを提案しました。しかし、ストリート系のタイヤでは、どうも新型R1には合わなかったのです。じつはRS10は“レーシング・ストリート”というカテゴリーなのですが、このタイプを標準装着タイヤにアプローチしたことはかつて無かったのです。しかし、考え方を変えて、レースタイヤの技術をベースに開発するように転換しました」と青木さん。

新規車両の開発だけに秘匿事項が多いことから、タイヤ評価用実走テストについては、ブリヂストンサイドとして、先代のYZF‐R1で実施せざるを得ない状況であった。
ヤマハから提供される開示可能な範囲での車輌情報と、テストタイヤに対するヤマハ評価結果から、R1Mの全体像をイメージしながら作り込んでいった。
「その要求や評価を聞くなかで、『コレは相当にモトGPマシンの技術を投入しているな』とヒシヒシと感じていました」

実は、YZF‐R1M開発の際には、ヤマハの開発主要メンバーの多くが、ワークスマシンYZR‐M1に試乗。平野さんもその内の1人だ。実際に乗って体感しなければ分からないフィーリングを、それぞれの担当セクションでいかに活かすかを追求したという。もちろん車体開発において、タイヤにもそのフィーリングを要求している。

「こちらからは『モトGPの~』ということは一切言っていなかったのですが」と平野さんは言うが、奇しくもブリヂストン側も新型標準装着タイヤの開発に、世界最高峰のレースで得たレースタイヤの技術を数多く投入していたのだ。

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情報提供元 [ BRIDGESTONE ]

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