新型「CBR250RR」が期待どおりの最新最強スペックで登場!インドネシアで発売を開始!

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

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日本でも話題を集める新型「CBR250RR」がいよいよインドネシアで発売開始された。
現地サイトから情報をピックアップしつつ、ニューマシンの実像に迫りたい。

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CBRシリーズが目指してきた「トータルコントロール」を継承

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究極の次世代ライトウエイトスーパースポーツとして開発されたCBR250RRは、パワーと操縦性のバランスの完全なる調和を目指して開発された。ライダーは人車一体となり、直感的な操作によってマシンのパフォーマンスを最大限引き出して、ライディングを楽しめることを目指したという。

これがつまり、歴代CBRシリーズが初代から貫いてきたコンセプト「トータルコントロール」である。

39馬力に迫るクラス最強パワー

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エンジンは次世代の水冷並列2気筒DOHC4バルブに6速ミッションを備えたもので、軽量コンパクトなエンジン設計はMotoGPマシン「RC213V」の開発のノウハウが注がれている。
低中速トルクから高回転まで強力なパワーを発揮するため、11.5の高圧縮比と吸入効率を高めるダウンドラフトタイプのインテークを採用。電子制御のスロット・バイ・ワイヤーによって意のままにそのパワーを扱える。

エンジンのボア・ストローク比は62.0 x 41.4 mmと直接ライバルと見られるYZF-R25と比べてもよりショートストロークな設定。気になる最高出力は28.5 kW (38.7PS) / 12,500 rpm、最大トルク23.3 Nm (2.4 kgf.m) / 11,000 rpmと、予想どおりクラス最強スペックを投入してきた。
(YZF-R25は27kW(36PS)/12,000r/rpm、最大トルク/23Nm (2.3 kgf.m) / 10,000 rpm)

エキゾーストノートもトルクフルな低中速サウンドからレーサーライクな高周波サウンドまで楽しめるようマフラー内部構造に工夫を凝らし独特な音色を演出。
また、ライディングモードを搭載し、「コンフォート、スタンダード、スポーツ」の3段階を、シチュエーションによって使い分けることができるなど、上級モデル並みの電子制御を備えるに至った。

■エキゾースト音などを聞くことができるオフィシャルCM映像

倒立フォークにプロリンクサスを採用

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フレームの開発においてもライダー中心の考え方にブレはなく、マシンと一体化して自分の意志で自由自在に操れることを目指した。ライポジもコーナリング時にもライディングに集中して簡単に体重移動できるよう設計されている。

これらを可能にするため、車体も強靭さと柔軟性をバランスさせたトラス形状のスチール鋼管フレームの骨格に、倒立フォークと5段階プリロード調整機構付きのプロリンク式リアサスペンションを組み込み、アルミ鍛造スイングアームを採用するなどバネ下重量の低減も図られている。

また、ブレーキはニッシン製でフロントはデュアルピストン、リヤはシングルピストンのウェーブディスクを採用、ABS装備で安全で確実な制動力とコントロール性を実現。
タイヤはフロント110/70 – 17、リヤ140/70 – 17サイズのチューブレスタイプを採用している。

フルLEDにスピードシェイプデザイン

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機能だけでなくデザインにもこだわった。あらゆるアングルから見ても興奮を加速させるスピード感に満ちた表現であり、「スピードシェイプ」が新型CBR250RRの究極のデザインコンセプトである。装備も豪華だ。
ヘッドライトは上下2段からなるデュアルLEDコンビネーションタイプで、フルLEDテールライトと合わせてスマートな新しいデザインを採用。ラップタイマーを備えたフルデジタルメーターも未来的でスタイリッシュな雰囲気を醸し出している。

気になる価格は55万円!?日本での価格がどうなるか

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ちなみに車体サイズだが、全長2,060 x 全幅724 x 全高1,098 mm でホイールベースは1,389 mmということで、直接ライバルと見られるYZF-R25とほぼ同格。シート高790 mm、車重 168 kg (ABS)、 165 kg (STD)、タンク容量14.5リットルについてもほぼ同等である。
気になるプライスは現地価格で55万円程度(ABSなし)ということで、これまたR25と同程度となっている。日本での価格設定がどうなるかだろう。

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最新型ということで、CBR250RRは当初の予想どおり現行250ccスポーツきってのハイスペックと最新装備をまとっての登場となる。サーキットシーンにおいても地方選手権などで開催される250ccクラスや、もて耐などでその走りのスペックを披露してくれるはずだ。
先行するライバル勢との対決が今から楽しみだ。

■すでにマルク・マルケス選手も、CBR250RRをライディングしている

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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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