[HONDA]ARRC Rd.6 ザイディが2レースともに入賞。逆転でチャンピオンに

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スーパースポーツ 600cc(レース1) レポート

12月3日(土)、4日(日)、アジアロードレース選手権(ARRC)の最終戦が、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催されました。同サーキットがオープンしたのは2014年のこと。コーナー数が12、大きな高低差はない全長4.554kmのコース。長いストレートが特徴で、激しいブレーキング競争が見ものです。

第5戦を終えた段階で、ランキングトップは150ポイントを獲得している小山知良(T.Pro Yuzy Honda NTS)。2位は143ポイントのザクゥアン・ザイディ(MuSASHi Boon Siew Honda Racing)。タイトル争いはこの2人の一騎打ちとみられていましたが、3位の高橋裕紀(MuSASHi Boon Siew Honda Racing)、4位のアズラン・シャー・カマルザマン(カワサキ)にもタイトルの可能性はあり、し烈な争いに注目が集まりました。また今大会には、全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスを戦った山口辰也(AP Honda Racing Thailand)、スーパースポーツ世界選手権を戦った大久保光(T.Pro Yuzy Honda NTS With WOW)が代役参戦と、多くの日本人がグリッドに並びました。

20161208_arrcrd6_honda_01▲小山知良

20161208_arrcrd6_honda_02▲ザクゥアン・ザイディ

予戦トップはチャランポン・ポラマイ(ヤマハ)。高橋は5番手で2列目、ザイディは7番手、小山は予選で転倒してしまうアクシデントがありましたが、8番手で3列目に並びました。大久保は15番手、山口は20番手となりました。

土曜日に行われたレース1でホールショットを奪ったのはポラマイ、2番手にデチャ・クライサルトと、ヤマハ勢が先行。高橋は3番手につけてオープニングラップを通過し、セカンド集団を引っ張りました
。小山は8番手、ザイディは9番手につけます。そんな中、トップに迫ろうとする高橋がスリップダウン。トップの2台は変わらず、それをカマルザマン、ディマス・エッキー・プラタマ(Astra Honda Racing Team)らが追います。

20161208_arrcrd6_honda_03▲ディマス・プラタマ

その後方では、10台にも膨れ上がった6番手争いの集団の中、小山とザイディが激しいバトルを繰り広げながら周回を重ねていました。そのザイディは小山をかわして8番手に浮上、背後に小山がピタリとつけます。
終盤にかけ、ザイディ、伊藤勇樹(ヤマハ)、小山、アハマド・ユディスティラ(カワサキ)の4台が、激しいバトルを展開。小山は伊藤を捕らえてポジションを上げ、次はザイディの背後に迫ります。
しかし、スパートをかけたユディスティラが小山をかわし、ザイディの後方へ。そんな白熱の戦いは、ザイディが7位、小山が8位となり決しました。

20161208_arrcrd6_honda_04▲羽田太河

20161208_arrcrd6_honda_05▲大久保光

ウイナーはクライサルトとなり、Honda勢のトップは6位のプラタマ。ケガから復帰したラタポン・ウィライロー(A.P.Honda Racing Thailand)は11位、大久保が12位、山口が16位、オープニングラップで転倒した羽田太河(T.Pro Yuzy Honda NTS)は19位、高橋は20位となりました。

20161208_arrcrd6_honda_06▲ラタポン・ウィライロー

スーパースポーツ 600cc(レース2) レポート

レース1が終わり、チャンピオン争いは小山が158ポイント、ザイディが152ポイントと、その差は6ポイントで日曜日のレース2を迎えました。
スタートで飛び出したのはレース1と同様にヤマハ勢で、クライサルトとポラマイを大集団が追いかける展開に。ザイディは9番手、小山は10番手で周回を重ねました。
やがて、トップの2台にカマルザマンが迫るかたちで3台が逃げ、その後方では、セカンド集団の4台にサード集団の5台が追いつき大集団となって、激しいバトルを繰り広げました。

20161208_arrcrd6_honda_07▲ディマス・プラタマ

小山は、タイトル争いの最大のライバルであるザイディをマークしていましたが、9ラップ目の最終コーナーでマシントラブルが発生。リタイアとなってしまいました。
優勝はレース1と同じくクライサルト。プラタマが5位、ザイディは最後まで走りきって6位、高橋は追い上げ、激しい3番手争いを繰り広げましたが、最終ラップにコースアウトし、8位でチェッカーを受けました。そのほかのHonda勢は、羽田が10位、ウィライローは13位、山口が15位、大久保が19位でした。

20161208_arrcrd6_honda_08▲ザクゥアン・ザイディ

そしてタイトル争いでは、6位となったザイディが総合2位から逆転。14年以来となる、2度目のタイトルを獲得しました。

アジア・ドリーム・カップ レポート

アジア・ドリーム・カップ(ADC)は、中村大輝が第5戦インドでタイトルを決め、ランキング2位争いに注目が集まりました。ポールポジションを手にしたのはブロック・パーソン。中村は3番手となりフロントロー、渋田晨央は7番手で3列目からのスタートとなりました。

20161208_arrcrd6_honda_10▲中村大輝(#2)、ヤッシン・ガブリエル・ソンマ(#9)、フェブリアンシャー(#5)

レース1でまずトップに立ったのはハーフィズ・アズマン。そこからフェブリアンシャー、中村と、先頭が入れ替わっていきますが、上位陣でクラッシュが発生して隊列が崩れます。
その後はフェブリアンシャーが首位に立ち集団を引っ張るかたちで、トップ争いは9台に。そこからもポジションが激しく入れ替わりながらレースが展開されていきました。

最終ラップになると、トップを走っていた中村が逃げますが、フェブリアンシャーとヤッシン・ガブリエル・ソンマが追いかけ、攻防の末にガブリエル・ソンマが勝利。僅差で2位に中村、3位はフェブリアンシャーとなりました。なお、渋田はトラブルでリタイアとなりました。

20161208_arrcrd6_honda_11▲中村大輝(左)

20161208_arrcrd6_honda_12▲中村大輝(#2)、渋田晨央(#3)

レース2でホールショットを奪ったのはガブリエル・ソンマですが、こちらもレース1と同様に、ゾウシェン・ジュンジー、ココ・タダチなど、大きく膨らんだトップ集団が各コーナーで激しくポジションを入れ替える展開に。
やがて、中村がトップに立つと、それをハリ・キシュナン・ラヤゴパランと渋田が追いかけます。その後もポジションが目まぐるしく変わる混戦のまま、最終ラップに突入。
トップを走っていたキシュナン・ラヤゴパランがコースアウトすると、アズマンが変わって先頭に立ちますが、さらに中村が前に出て、優勝を果たしました。2位にアズマン、3位にガブリエル・ソンマ、渋田は7位となりました。

20161208_arrcrd6_honda_13▲(左から)ハーフィズ・アズマン、中村大輝、ヤッシン・ガブリエル・ソンマ

今シーズンの結果は、チャンピオンが中村、2位はアズマン、3位はフェブリアンシャーが入りました。渋田はランキング12位でシーズンを終えました。

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情報提供元 [ Honda ]

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