[T.Pro Yuzy Honda NTS]ARRC Rd.6 全力を尽くしたが、勝利の女神は微笑まなかった

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■大会名
2016 アジアロードレース選手権第6戦タイ

■開催日
[予選・決勝レース1]2016年12月3日(土)
[決勝レース2]2016年12月4日(日)

■開催場所
チャンインターナショナルサーキット

■ライダー/レース結果
SS600
#71 小山知良 予選:8番手 / レース1:8位 / レース2:DNF / シリーズランキング:2位
#77 羽田太河 予選:10番手 / レース:19位 / レース2:10位 / シリーズランキング:10位
#73 大久保光 予選:15番手 / レース1:12位 / レース2:19位

 

 
チームとしてアジアロードレース選手権(ARRC)にフル参戦して4年目。

ついに頂点に立つための最後の戦いを迎えた。2016年シーズンも最終戦は、タイ・チャンインターナショナルサーキットで行われた。

エースライダーとしてチームを牽引してきた小山知良は、ポイントリーダーとして最終戦を迎えていた。タイトルを争うザクワン選手とは7ポイント差。2レース制だけに、その差はあってないようなものだ。

第2戦も、チャンインターナショナルサーキットで行われ、小山はレース1で悲願の初優勝を果たした。
相性は決して悪くないが、ライバルのザクワン選手も第2戦レース2で優勝しており、全く油断はできない状態だった。

 

フリープラクティス

 
レースウイークは木曜日から始まった。前戦のインドでは、いきなり追突され転倒し、マシンも身体にダメージを負ったが、今回は、全く問題なく初日からマシンをセットアップして行くことができていた。
一方、羽田太河は、マシンのチャタリングに悩まされていたが、それでも自己ベストの0.4秒落ちを記録。
そしてシャンカー・サラス・クマールが前戦で肩を負傷したため、急きょ代役に大久保光を起用。ワールドスーパースポーツで使用しているマシンとの違いを確かめながらタイムを縮めて行った。

 
公式予選の前に行われたフリープラクティス3では小山のマシンにシフタートラブルが発生。予選を前にトラブルが出たことは不幸中の幸いだったが、予選ではタイムアタック中にハイサイド転倒。
ヒジを強打したが、身体もマシンも軽傷だったため、再スタートしてピットに戻ると、メカニックが素早く修復しコースに復帰。1分39秒506をマークして8番手となった。
 
羽田も1分39秒台に入れ10番手、大久保は1分40秒134で15番手とまずまず。小山は3列目、羽田は4列目、大久保は5列目からスタートすることになった。

 

レース1

 
土曜日に行われたレース1。小山は好スタートを切るが、序盤は思うようにペースを上げられずトップグループからは離されてしまう。
しかしタイトルを争うザクワン選手と同じ集団につけ、最終ラップに、うまく前に出ることに成功する。しかし、最終コーナーでザクワン選手にインに入られてしまい8位でゴール。

 
ポイント差は、一つだけ縮まり6ポイント差で最終決戦を迎えることになった。


 

レース2

 
日曜日朝のウォームアップ走行では、小山がコースイン直後にマシントラブルが発生し、1周も周回できなかったが原因は明らかだったため気持ちを切り換えて決勝に臨んだ。マシンを確認しグリッドに着き、運命のスタートを迎える。

 
小山は、まずまずのスタートを切りオープニングラップは10番手で戻って来る。8番手にザクワン選手を見ながら、羽田も小山の背後につけていた。2周目にザクワン選手が9番手に下がると、小山とテールtoノーズとなる。このポジションでいけばタイトルを獲得できる。

 
小山は、ザクワン選手の走りを見ながら、これ以上ペースを上げられない状態なことを見抜いていた。しかし…。8周目の最終コーナーでマシントラブルが発生してしまい失速。そのまま3コーナーまで走るが速度差もあるため、そこでマシンを止めた…。

 
羽田は集団での争いを制し、10位でゴール。大久保は再スタートし、19位でチェッカーフラッグを受けた。
無念のリタイアとなった小山はシリーズランキング2位。羽田はランキング10位を死守し、成績以上の成長を感じさせるシーズンとなった。

 



 

小山知良コメント


 
これがレースですね。チームの誰一人手を抜かずにベストを尽くしましたから。ザクワン選手の後ろにつけてペースが上がらないのは分かっていました。エンジンのパンチがない感じはしましたがトップスピードも出ていましたし、ついていけると思っていたのですが…。負けたら終わりではなく、辞めたら終わり。来年も這い上がって行きます。

今年も多くのサポートを感謝いたします。ありがとうございました。

 

羽田太河コメント


 
レース1は悔しい結果でしたのでレース2は、しっかりゴールしたいと思っていました。スタート直後は少し様子を見ていたところ前に入られてしまいました。
その後は、集団の前でゴールしようとレースを組み立てました。順位は満足できませんが狙い通りにゴールできたことはよかったと思います。

今シーズンは、結果を残せませんでしたが、チームのおかげで成長できました。感謝という気持ちしかありません。来シーズンこそ結果で恩返しできるように努力します。

 

大久保光コメント


 
1周目の最終コーナーで他車にすくわれて転倒。悔しいですが、もっと前にいれば巻き込まれなかったはずですし、予選で前にいられるようにしないといけませんね。
今回、参戦させていただいたことで、改めて自分自身に足りないものが分かりましたし、この経験を生かして来シーズンを戦っていきたいと思います。

 

手島雄介監督コメント

 
チームとしてできる限りのことをやりました。ARRCに参戦して4年目。今シーズンが一番集中できていたと思いますし、今回も転倒やトラブルがあっても、いい方向に修正できていましたが…。一番大事なレースで起きてはいけないトラブルが起きてしまいました。

やり切れない思いがあるのが正直な気持ちですが、こうしてチャンピオンシップを最後まで戦えたのは、NTS様、Honda様、Webike様、MSK様を始め多くのスポンサー様のおかげです。本当にありがとうございます。
立ち止まらず、また来シーズン、もう一度チーム一丸となって頑張って行きますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

情報提供元 [ Webike Motosport ]

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