[KTM]JMX Rd.9 IA1 北居良樹が最終戦で全日本モトクロス選手権を引退

161031_51

今シーズンの全日本モトクロス選手権がフィナーレを迎え、第9戦となる第54回MFJグランプリモトクロス大会が、10月22(土)~23日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

例年同様、この最終戦は海外の競技ライセンスでも参戦できる国際格式が用いられていて、国際A級クラスには今年も、海外から外国人ライダーおよび海外レースに参戦している日本人ライダーが出場した。

KTM勢では、ニュージーランド選手権のMX2(日本のIA2に相当)に参戦する弱冠19歳のハドリー・ナイト(#777)が、「KTMうず潮レーシング福山」から250SX-Fを駆りIA2にスポット参戦した。

またフル参戦組では、最高峰のIA1に「KTMうず潮レーシング福山」から北居良樹(#100)が出場。北居は、2000年から国際A級で全日本モトクロス選手権に参戦を続け、2011年からはKTMで日本のファクトリーチーム勢に挑んできたが、今年限りでの現役引退を表明し、これが全日本ラストレースとなった。

さらに、IBオープンクラスやレディースクラス、併催カテゴリーとなるジュニアクロスやチャイルドクロスにも、多くのKTMユーザーがエントリーした。

今大会の舞台となったスポーツランドSUGOのインターナショナルモトクロスコースは、今季第4戦でも使用された、東北地方におけるモトクロスの中心地。ふたつの丘にまたがってレイアウトされた、アップダウンに富むダイナミックなコースだ。

10月下旬の東北地方とあって、各クラスの予選やジュニアクロスの予選および決勝が行われた土曜日の早朝には、気温が5℃以下まで低下。それでも、日中は土日とも18℃ほどまで気温が上昇。決勝日は青空にも恵まれ、多くの観客が今年最後の全日本モトクロス観戦を楽しんでいた。

161031_52

IA1 レースレポート

決勝ヒート1、「KTMうず潮レーシング福山」の北居良樹(#100)はオープニングラップを10番手でクリア。レース序盤は、7番手争いの集団に加わり、前を走るライダーを僅差で追った。中盤に入って、北居はひとつ順位を落として11番手となったが、わずか3秒先に9番手のライダーまでが走っている状態だった。

レース終盤、北居は10番手のライダーを僅差で追い、一方で後続からも激しいプレッシャー。しかし最後まで粘り、11位でゴールした。

161031_53

決勝ヒート2、これが全日本ラストレースとなる北居は、1周目を10番手でクリア。2周目にはひとつ順位を落としたが、その後は11番手をキープした。レースが後半に入るころから、北居はラップタイムが少し落ち、13番手まで後退。しかしここで踏み止まると、最後の力を振り絞って再び1秒以上もペースを上げ、12番手に回復した。

そして、ラスト3周でひとつ順位を下げたが、13位でチェッカーを受け、そのゴールを待ち受けたチームメンバーやファンに囲まれた。

161031_54

ジュニアクロス レースレポート

2スト85ccまたは4スト150ccのマシンを駆る11~15歳のライダーが出場したジュニアクロスの決勝は、「KTM BOSS RACING」から参戦する袴田哲弥(#31)が、1周目2番手の好位置を確保。逃げ切りを図ろうとするトップのライダーを、大きく遅れることなくマークした。

レースが後半に入ると、トップの選手がややペースダウン。このチャンスを逃すことなく逆転に成功した袴田が、最後まで数秒のリードを守り、全日本併催のジュニアクロスで初めて優勝を挙げた。なお、全日本併催レースで今季7勝を挙げてきた「KTM BOSS RACING」の岸桐我(#48)は、最終ラップまで3番手争いを繰り広げて5位に入賞した。

161031_55

チャイルドクロス レースレポート

2ストと4ストの50ccマシンが混走するチャイルドクロスには、5~9歳のキッズライダーが参戦。大幅なショートカットで1周1分30秒ほどに設定されたコースで、25台が5分+1周の決勝を戦った。

レースは、KTMユーザーでBクラスの生嶋竜樹(#19)が、今大会でもスタート直後から独走。同じくKTMを駆る2位の高師来駆(#6)に約51秒の大差をつけて、総合優勝に輝いた。また総合3位には、KTMライダーの守大夢(#9)が1周目24番手から追い上げて入賞した。

ライダーコメント

■北居良樹(IA1・11位/13位)
161031_56

この最終戦は、とにかく自分が持っている力のすべてを出し尽くして、後悔なく終わろうと誓って臨みました。ヒート1は、同じく今年で引退する田中教世選手とバトルになり、最後まで抑えてゴールできました。残り10分くらい、本当に楽しく走ることができました。

ヒート2は、午前のレースですでに力を尽くした感がありましたが、今度はかつて所属したチームが同じ後輩の池谷優太選手とバトルに。「まだまだオマエなんかに負けないぞ!」と思って走りましたが、終盤に抜かれちゃいました。

でも、本当に悔いなく走り切ることができました。KTMのマシン、そしてKTMうず潮レーシング福山というチームには、日本のファクトリーチーム勢に勝てるポテンシャルが十分にあると思います。

この先、若いライダーがオレンジのマシンに乗って、日本でもKTM旋風をさらに巻き起こしてくれることを願っています。これまで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

■袴田哲弥(ジュニアクロス・優勝)
161031_57

大会の1週間ほど前に、チーム監督の指示でラージホイールタイプの85SXに乗り替えました。これで走りがよくなった実感はあったのですが、決勝では序盤にトップの選手がかなりトバしていたので、ついていくのに必死でした。

でも中盤から、向こうが少しタレたような感じだったので、チャンスが来たら抜こうと思いました。来年も同じクラスを走る予定なので、岸選手のようなシーズン全勝を狙っていけるくらい速いライダーになりたいです。

→全文を読む

情報提供元 [ KTM JAPAN ]

関連記事

編集部おすすめ

  1. ▲ヤマハ TZR250R(※イメージ画像) 2スト車を中心に計5台の絶版車をラインナップ 東…
  2. エビスサーキットとナップスは、ライダーを対象とした福島復興支援イベント「福島モトフェス」を9…
  3. スズキは、2ストローク84cm3モトクロッサー「RM85L」のカラーリングを変更し、9月21…
  4. スズキは、軽量で高性能なスーパースポーツバイク「GSX-R125 ABS」のカラーリングを変…
ページ上部へ戻る