モデルチェンジなるか!? ホンダ「VFR800F / VFR800X」の受注を終了

【Webikeニュース編集部】

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ホンダのホームページ上で、「VFR800F」と「VFR800X」の受注終了が正式に明示された。

生産終了はそのモデルが終了となることだが、受注終了とは一体どういうことなのだろう。今後、新たな新排ガス規制に合わせて、モデルチェンジをするのだろうか。

独特の鼓動感をもつV型4気筒エンジン

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VFRの誕生ルーツは、2輪車史上初となる、水冷90°V型4気筒DOHC16バルブ、排気量748ccエンジンが1982年に登場したことから始まる。

その後、バックトルクリミッターを市販車として世界で初めて採用した「VF750F」や、カムシャフトの駆動をチェーンからカムギアトレーンに変更したエンジンを搭載した「VFR750F」が1986年に登場。1990年代にはツアラー色を強調していき、ロングストローク化され、排気量が781ccに拡大した。

近年では、バルブ休止システムやデュアルコンバインドブレーキシステム(前後輪連動ブレーキ)が搭載されるなど、積極的に先端技術を組み込み、スポーツツアラーとしての地位を築いていった。

VFR800F 革新のスポーツマシンでありながら、大人の気品を漂わせるスタイリングがテーマ

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シャープなエッジと質感の高さを主張する造形美を追求したボディは、ラジエーターを車体幅に収めることで、V4本来のスリムなエンジン幅を活かし、サイドのボリュームを徹底的に絞りこんだスポーティーな外観となっている。

エンジンは力強い動力性能と加速時における独特の鼓動感をもつV型4気筒エンジンを搭載。V4の特徴を最大限に生かしながら、低中回転域でのトルクと出力に重点をおき、エンジンのポテンシャルを飛躍的に引き上げるHYPER VTECを採用している。

排気系もV4の特性である、スロットル操作に対するレスポンスを効果的に得られるようチューニング。ハイウェイ、ワインディング、タンデム時など様々な走行シーンにおいてV4のポテンシャルを追求している。

大パワーでありながら扱いやすく余裕のある走りのできるVFR800Fはツーリングバイクとして最適であった。

▼VFR800F

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VFR800X ライダーの冒険心を掻き立てる洗練されたデザイン

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2014年10月に開催されたインターモトで発表されたVFR800Xは、二輪車開発の新しい方向性としてホンダの掲げたクロスオーバーコンセプトのもと開発された。

日本向けに販売される前から、Crossrunnner(クロスランナー)という名称で海外で販売されていた同モデルは、ホンダのアフターパーツを製作するM-TEC(無限)が車体を輸入して自社パーツを装着させたVFR800X MUGENの国内限定販売を行ったことからご存じの方もいることだろう。

このCrossrunnnerを日本市場で販売したものがVFR800Xだ。

▼VFR800X MUGEN
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VFR800Fとの相違点としては、エンジン、スイングアーム、ラジエーター、マフラー、前後ホイール、メインフレームなどは同等だが、前後サスペンションの延長が施され、セッティングもオフロードの要素を加えたものに仕上がっている。

トラクションコントロールが装備され、燃料噴射・エンジントルクの最適化により後輪駆動力を抑制するので砂利道を走るときなどにタイヤがスリップするのを防いでくれる。

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また、VFR800Xはシートの高さを車載工具のみで835mmと815mmのどちらかにセッティングすることが可能となっており、足つき性も考慮されている。

リッタークラスのアドベンチャーモデルとは違い、大きな車体と車重を気にすることなく、多少荒れた路面でも気軽にチャレンジすることができるミドルクラスとあって、日本メーカーによる日本人のためのアドベンチャーモデルだったといえる。

▼VFR800X

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受注終了は電磁両立性の再度認定か

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「VFR800F」、「VFR800X」の今後の販売については確定した情報が出ておらず、生産終了になるかもわからない。

今回ホンダから明示されている生産終了・受注終了モデルの中から、一部の車両は電磁両立性に対応し、再度認定を得て発売するようだとの噂もある。

参考:>>ホンダバイクの情報通!!横輪日記

これによると、「平成28年8月1日以降に生産する二輪車は電磁両立性に係る協定規則(第10号)の採用に伴い、電気装置をその変更基準に適合する必要がある。」となっており、受注を終了した理由が、この電磁両立性に適応していない為と示唆されている。

一部の車両は修正後、再度販売とのことなので、受注終了になっているVFR800F/Xがその一部車両に該当するのではないか?

新型となって登場するとなればそれはそれで楽しみかもしれない。

 

【関連ニュース】
◆ホンダのFTRとCB223Sが生産終了へ。カスタムベースから気軽に楽しめるバイクとして愛された1台

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