サインハウスが供給した「LED RIBBON」が鈴鹿8耐でMoto Map SUPPLYチーム5位入賞に貢献

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バイク用品の企画製造・販売を行うサインハウスが開発した、LEDヘッドライトユニット「LED RIBBON(エル・リボン)」がMoto Map SUPPLYチームの鈴鹿8耐5位入賞に貢献した。
サインハウスのホームページでは、その開発までの作業や、チームのオーダーやレースのレギュレーションなどの開発秘話が公開されている。

耐久レースのヘッドライトは、コンパクトさが第一に求められ、信頼性も必要なパーツだ。ヘッドライトが点灯しないということでは走行することもままならなくなってしまう。
ハロゲンバルブから、近年ではH.I.Dを用いたユニットを採用することが増えている中、サインハウスとMoto Map SUPPLYは「LED」採用。
コンパクトなスペースでも、効率的に排熱するLED RIBBONが前方を明るく照射し続け、8時間をトラブルなく終えた。

鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝でMoto Map SUPPLYチームがLED RIBBON(エル・リボン)を採用!

日本最大のバイクレース、鈴鹿8耐。かつて「鈴鹿を制する者は世界を制す」という言葉があったほど、過酷なレースです。
真夏のサバイバルレースとして毎年多数のトップレーサー達が鈴鹿サーキットに集結します。
サインハウスは、Moto Map SUPPLYチームと共に、新しいレギュレーションに対応すべく、8耐特別仕様のLED RIBBONを開発。見事5位入賞を果たしました。

サインハウスが開発を成し遂げた、8耐特別仕様のLED RIBBON (エル・リボン)とは

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サインハウスはMoto Map SUPPLYチームと共に、新しいFIMのレギュレーションに対応すべく、モノアイのリフレクターの中に、2灯のバルブシステムを組み込んだ、8耐特別仕様のLED RIBBONを開発しました。
第39回を迎えた鈴鹿8耐は伝統的な日本最大の二輪ロードレースの祭典。ワークスチームと大小様々なプライベーターが日本一を目指して挑むレースは、毎年数万人の来場者が入り乱れる日本で一番人気のレースと言えます。
そんな日本の伝統的な鈴鹿8耐ですが、FIM世界耐久ロードレース選手権EWCの一戦に組み込まれており、近年はレースカテゴリなどレース全体を通して国際格式化が進んでいます。当然レギュレーションもFIMに準拠する形となります。

朝11:30から始まるレースは日没後の19:30までの8時間では夜間の走行が入り当然ヘッドライトを点灯させなければなりません。
そして、今年から突如、FIM側より「2灯のヘッドライトシステムを搭載させること」というレギュレーションの順守が完全に義務付けられました。
これはある意味で理に適っており、1灯だけのシステムではトラブルで消灯した際に、ライダーの前方視界が失われ非常に危険、という安全性を考えれば当然のルールとも言えます。
さらにレギュレーションでは、8時間の全レース中ヘッドライトを常時点灯させなければいけない、というレギュレーションの順守も合わせてアナウンスされました。これは、灼熱の鈴鹿サーキットにおいてLEDヘッドライトシステムに取っても非常にタフな耐久レースとなります。

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その鈴鹿8耐でレースチームが昔から採用していたのがφ100というコンパクトのヘッドライトユニット、PIAA社製ML34です。コンパクトなレンズは夜間走行の無い国内レースを戦うチームに取って重要なカウルのフェアリングを大きく変更することが少なく耐久レース仕様にすることが可能です。しかし、これに待ったをかけたのが、今回のFIMレギュレーションの順守です。
シンプルに考えれば、ML34を2個使うか、違う灯具を探してコンバートするか。どちらにしてもカウルの形状変更および、軽量化と相反する重量の増加という試練が待っています。今までの合同練習で得たデータも全て無駄となり、上位を狙うチームに取っては非常に大きなディスアドバンテージとなります。

そんな喫急の課題が迫られたMoto Map SUPPLYチームからのオーダーは、何とかこのヘッドライトのままレギュレーションに準拠することができないか?そして上下左右にワイドで中心は遠くまで鋭く明るくしてほしい、でした。
サインハウスのエル・リボン開発陣が出した答えが、1つのライトユニットに2つのLEDバルブシステムを組み込む事でした。電源系統も完全に分かれるため、片方にトラブルが発生した際にも安全性を確保でき、非常に明るいヘッドライトに仕上げることが可能になったのです。

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一番の懸念になったのは、熱に弱いLEDの問題でした。カウルで覆われたヘッドライト回りでどこまで冷却ができるのか。ヒートセンサーによる温度上昇のプロテクトがあり、熱で壊れることはまずないだろうとは予測していましたが、その場合明るさがどこまで出せるのか。
しかし、、、そんな心配もよそに、エル・リボンの放熱の要であるヒートパイプとヒートリボンの基本コンセプトの性能がフルに発揮され確実な冷却を行えていたことで、前方を明るく照射し続け8時間をトラブルなく終えることができたのです。
コンパクトなスペースでも、効率的に排熱するLED RIBBONだからこそ実現が可能となりました。

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情報提供元 [ サインハウス ]

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