[HONDA]JMX Rd.7 Team HRCの成田亮が第2戦以来となる両ヒート制覇

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IA1 レポート

年間9戦が設定されている今季の全日本モトクロス選手権は、シーズンの中盤と終盤を区切る約1カ月半の夏休みを終え、第7戦を迎えました。その舞台は、三重との県境に近い奈良県の山中にある名阪スポーツランド。サンド質の路面を持ち、アップダウンも豊富に備えたハイスピードコースです。

予選日の天候は晴れ。決勝日は、事前の予報では降雨の可能性が高めでしたが、実際には晴れ、両日とも路面はドライコンディションでした。このことからコースは、ギャップやわだちなど、マシンの走行によって刻々と変化することになり、ライダーたちは新たなベストラインを常に探求しながらレースに臨みました。

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Team HRCの成田亮と能塚智寛は、ともに参戦クラスのポイントリーダーとして今大会に出場。さらに、2週間後にイタリアで開催されるモトクロス国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」の日本代表にも選ばれていることから、そちらも意識しながらのレースとなりました。

成田は、前日の予選レースを4位でフィニッシュ。スタートで出遅れ、レース後半に順位を落とす展開に、周囲からは心配の声も挙がりました。しかし、決勝ヒート1では、予選での問題点をしっかり改善してホールショット。田中教世(カワサキ)や小島庸平(スズキ)らを従えて、トップでオープニングラップをクリアしました。

2周目、成田はコンマ数秒差ながらペースが速い田中の追撃を許し、両者がテールトゥノーズの状態に。そして3周目、成田は田中の先行を許してしまいました。しかし、これで闘志に火がついた成田は、次周にトップの座を奪い返すことに成功。その背後に田中、小島、池谷優太(スズキ)が続きました。

先頭に返り咲いた成田は、レースが中盤に入るとさらにペースを上げ、6周目に田中を抜いて、背後に迫っていた小島を引き離しにかかりました。緊迫のトップ争いは、レース時間が残り10分を切ってもタイム差が2秒ほどでしたが、終盤になっても安定している成田の走りが、小島のわずかなミスを誘い、両者の差が拡大。成田が今季8勝目を挙げました。

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ヒート2では、成田は再び好スタートを決め、1コーナーでは小島の先行を許しながらも、すぐさま逆転に成功して、1周目をトップでクリアしました。レース序盤、先頭の成田に小島と田中が1~2秒ほどの間隔を空けて続き、この3台が4番手以下を徐々に引き離していく展開に。そして4周目には成田がペースを上げ、小島との差を少し拡大しました。

5周目以降も成田はハイペースを守り、レースが中盤に入った7周目の段階で、成田と小島の差は約3.5秒に。次周には、田中が小島をパスして2番手に浮上し、この間に成田はリードを約4.5秒に拡大しました。その後、成田と田中によるトップ争いは、一進一退の状態が続きました。

ところが、レース終盤を迎えた13周目以降、成田のペースが平均して1秒ほど一気に落ち、これで両者は一気に接近。テールトゥノーズの接近戦が開始されました。成田は、14周目と15周目に田中の追撃を受け続けましたが、16周目に再びペースを上げ、逆に田中は大きくダウン。これによりレースは、再び成田が勝利しました。

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情報提供元 [ Honda ]

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