[REDBULL]MotoGP:「内足外し」の歴史 – 新たなテクニックを解き明かす

Moto GP Free Practice 3

内足外しはロッシから始まった

2005シーズン開幕戦へレスの決勝ファイナルラップ。ヴァレンティーノ・ロッシは最終コーナーでセテ・ジベルナウのインサイドに並びかけた。

両者共にコーナーの奥深くまでハードブレーキングし、ロッシとジベルナウは接触したが、その狂乱の中でロッシはコーナー内側の足をフットペグから外していた。

そしてジベルナウをコース外まで押し出しながらロッシはオーバーテイクを完遂させ、そのままチェッカーフラッグを受けた。このシーズン、ロッシはGP最高峰クラス5連覇を達成した。

マルケスは内足外しを完全にマスターしている

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以来、「ドクター・ダングル」(編注:”ドクター”は当然ながらロッシの愛称、そして”ダングル”は「ぶら下げ」の意)はGPレーシングのオーバーテイクシーンに頻繁に登場するようになった。

コーナー進入のブレーキング時にコーナー内側の足をフットペグから外してぶら下げ、それを前後に揺らすというアクションはいまやGPレーシングならず世界中のバイクロードレースで頻繁に見られるアクションとなっており、ローカルなクラブマンレースなどにも浸透している。

元々は苦し紛れに生まれたもので、まったくスタイリッシュではないと思われていたアクションだが、いまや世界標準になっているのだ。今となっては、コーナーでのハードブレーキング時に内側の足を外しぶら下げるアクションをしていないライダーは「迫力に欠けている」、「ライバルにオーバーテイクされるのを待っているようにしか見えない」とさえ言われるようになっている。

【関連ニュース】
◆【和歌山利宏コラム】ライテク都市伝説を斬る [その2 内足荷重]
◆【和歌山利宏コラム】ライテク都市伝説を斬る [その4 ステップを踏んで寝かす]

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情報提供元 [ RedBull.com ]

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