ついに出るか「隼ターボ」!次期ハヤブサを大胆予測!

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

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あくまで「噂」の隼TURBOを大胆予測!

最近とみに話題に上っている「隼TURBO」。次期ニューモデルはターボ仕様になるのでは?という噂が世界で飛び交っています。

初代スズキ・GSX1300Rハヤブサは「アルティメイトスポーツ」(究極のスポーツ)として20世紀末の1999年に登場。

当時、谷田部のテストコースで312.29km/h(実測値)の世界記録を樹立し、その後2008年には新型ハヤブサがリミッターカットしたノーマル車両で非公式ながら333.95km/h(実測値)を記録しています。これにより、量産市販車世界最速としてギネスブックにも認定されたのは有名な話です。

「世界最速」の称号を目指したメーカーの開発競争

これを追いかけるカワサキが打倒ハヤブサを目指して作り上げたのが、ZZR1400(ZX-14R)であり、カワサキ・ZZRシリーズとスズキ・隼は「世界最速」の称号をかけて熾烈な競争を繰り広げてきました。

それが昨年、センセーショナルなデビューを飾ったスーパーチャージャー搭載のH2R/H2の出現により、ともすれば過去の栄光へと成り下がってしまった隼にファンは深いため息をついたことでしょう。
しかし最近になって、にわかに新型ハヤブサがターボ仕様になるという噂が出回りはじめ、ファンならずとも色めき立つのは無理もありません。そして、皆が隼に期待するのはもちろん「最速」です。

海外も含めて正式なリリースもなければ、信頼できるリーク情報もないのですが、火のないところに煙は……というわけで、希望的観測も含めて気になるネタをあさってみました。

「autoevolution」より

160826_36出典:autoevolution「1400cc Suzuki Hayabusa Turbo Rumored for 2017」

この記事では1400ccターボと予測。H2Rが1000ccスーパーチャージャーで300馬力だとすると、強力なパワーを引き出せるターボであれば500馬力はいくのでは!?と大胆な説を唱えています。

「Asphalt & Rubber」より

160826_37出典:Asphalt & Rubber「A Turbocharged Suzuki Hayabusa Really Should Happen」

こちらでは1500ccターボと予測。ただし、待望論?に近いかもしれません。

「MCN」より

160826_38出典:MCM「Suzuki gear up for new Hayabusa」

こちらではデザインスケッチを掲載、新型の準備は着々と進んではいるが、おそらくターボではないだろうと否定的な予測をしています。

とまあ、ネット空間には虚実入り乱れた情報が錯そうしているわけですが、それだけに世界中の隼ファンが次期モデルに寄せる期待の大きさがうかがえます。

ターボエンジンの実績は十分な「スズキ」

ただ、隼ターボに根拠がないわけではありません。
以前、Webikeニュースでも紹介しましたが、「第43回東京モーターショー2013」にスズキが参考出品した「Recursion(リカージョン)」は「ターボ車」として注目を浴びました。

【関連フォトギャラリー】
東京モーターショー2013特集 SUZUKI編「Recursion」

588cc水冷直列2気筒にインタークーラーターボを組み合わせたもので、スペック的には最高出力100ps/8000rpm、最大トルク10.2kgm/4500rpmを発生。排気量のダウンサイジングにより、従来のエンジンと比べて燃費性能を50%ほど高めたということでした。

リカージョンはどちらかというと燃費と環境性能を強調していましたが、一方でスペック的には同クラスの排気量モデルの3割増し程度の動力性能を得ていることも見逃せないポイント。

その後、製品化へのニュースは途絶えていますが、4輪メーカーとしての実績を考えても、スズキにはターボ付きエンジンを開発する素地は十分にあるわけです。

様々な隼「TURBO」改造モデルたちから見る、その走り

では、実際に隼ターボが登場した場合、その走りはどんなものなのか。誰もが知りたいと思いますが、それをシミュレーションできる映像をいくつか紹介したいと思います。

海外のカスタムビルダーが製作した、2004隼をベースにターボキットを装着したレコードブレーカー(最高速度記録挑戦車)の映像がYouTubeに公開されていました。

かつて大空の速度記録に挑戦した時代のジェット戦闘機を思わせる、どこか懐かしいシルエットがいい感じ。特製ボディ一体型のフロントカウルに収められた巨大なターボキットがすごい迫力です。

映像ではターボの組み立てからベンチテスト、実走テストの様子が紹介され、ターボ特有の「キュイーン」という高周波の吸気サウンドも披露しています。

現在、時速226マイル(約357km/h)まで速度を伸ばしているようですが、最終目標は時速300マイル(約480km/h)だそうです。ベースマシンとしての隼のポテンシャルの高さをうかがわせる映像です。

The Compound Turbo Hayabusa 2016 Introduction.

最速記録といえば、Webikeニュースでも過去に紹介しましたが、2012年にターボチャージャー付きのハヤブサを駆る米国のビル・ワーナー氏が、502.02km/hという当時の世界最速記録を打ち立て、話題になりました。

【関連ニュース】
バイクの最高速ってどれぐらい?

また、ちょっと古いネタになりますが、一世を風靡した「ゴーストライダー」でも499psのハヤブサターボで354km/hを記録している映像がアップされています。公道でのイリーガルな走行シーンについては大いに物議を醸しましたが、300km/hオーバーからフロントが浮き上がるパワーには誰もが驚愕しました。

Ghostrider – Hayabusa Turbo 499bhp! 354 kmh wheelie top speed!

世界最速の称号は、、、次期ハヤブサの仕様は

で、果たして次期ハヤブサはターボ仕様になるのか否か……。残念ながら、今の段階でははっきりとしたことは言えません。ただ、確信を持てるのは、必ず「世界最速」奪還を狙ってくるということです。

これまでのスズキとカワサキによる最速キング争奪戦において、両者とも一歩も譲らないガチ対決を繰り広げてきたことは歴史が示しています。次期「隼」のニュースについては、今後も注目していきたいと思います。

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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