ボッシュ、電動スクーターのシェアリングサービス「Coup」の提供を開始

160809_37

ボッシュ初のシェアードモビリティプラットフォーム

ボッシュは、電動スクーター「eScooter」の新しいシェアリングサービス「Coup」をベルリンでスタートさせた。

このサービスは、スマートフォンで最寄りの電動スクーターをいつでも検索・予約・利用でき、目的地に到着した後は、そのスクーターを市街地のどこにでも乗り捨てられるというもの。特に若い世代は、モビリティと柔軟性を求めており、自家用車を所有することの必要性をあまり感じなくなってきているという見解から生まれた。

160809_39

用意された200台の「eScooter」は、二輪免許を取得している21歳以上の人なら誰でも乗ることができ、航続距離は約100km。利用者が再充電について心配する必要はなく、充電はCoupが行う。

料金は一律で30分3ユーロ、または1日20ユーロという設定。専用のアプリからアクセスし、スクーターの検索・予約だけでなく、料金の支払いまでを簡単に行える。

また、ヘルメットボックスを開けたり、走行を始めると、Bluetooth経由でeScooterと接続したスマートフォンを通じて、動作が確認される仕組みだ。

160809_38

ボッシュの完全子会社の名称でもある「Coup」は今後、ベルリンの住民にとって、移動手段の新たな選択肢の1つになる可能性を秘めていると言えるだろう。

以下プレスリリースより

ボッシュ取締役会メンバーとしてこのプロジェクトを担当するマルクス・ハインは、「Coupはボッシュにとって、モビリティの分野で初めてエンドユーザーやサービスの運営に関わるもので、ボッシュにとって新たな独立したブランドとなります」と述べています。

このサービスを始動させるために、台湾のメーカーGogoroが製造した200台のネットワーク対応電動スクーターがベルリンに配置されました。

大都市では交通渋滞が多く、駐車スペースも足りないため、パーソナルモビリティへ高いニーズがあります。「そのためCoupは、都市交通の問題化池tに貢献したいと考えています」(ハイン)。

特に若い世代はモビリティと柔軟性を求めており、自家用車を所有することの必要性をあまり感じなくなってきています。「モビリティに対するニーズは変化しつつあります。ボッシュは、自身のモビリティとサービスソリューションを通じてこうした変化を形作っていくつもりです」とハインは述べています。

ボッシュはすでに、コネクテッドパーキングマネジメント、クラウドベースのフリート管理、アプリベースのモビリティアシスタントなどのソリューションを開発し、さまざまな種類の移動手段の幅広い活用を支援しています。そして、このシェアリングサービス「Coup」はモビリティソリューションズセクターに新たに加わる要素となります。

160809_40

新たな顧客、新たなパートナー

200台の「eScooter」は、ベルリンのミッテ(Mitte)、プレンツラウアー・ベルク(Prenzlauer Berg)、フリードリヒスハイン(Friedrichshain)、クロイツベルク(Kreuzberg)の各地区で利用できます。

電動スクーターの最高速度は45km/hで、四輪/二輪免許を取得している21歳以上の人なら誰でも乗ることができます。シートの下には収納スペースがあり、ここにヘルメット1個と2つの予備バッテリーが入っていますが、将来的にはヘルメットが2つ用意される予定です。

このスクーターの航続距離は約100kmなので、利用者が再充電について心配する必要はなく、充電はCoupが行います。料金も、一律で30分3ユーロ、または1日20ユーロという設定です。

このサービスには専用のアプリからアクセスし、簡単に操作できるインターフェースを介してスクーターの検索・予約や料金の支払いを簡単に行えます。また、ヘルメットボックスを開けたり、走行を始めると、Bluetooth経由でeScooterと接続したスマートフォンを通じて動作が確認されます。

160809_37

ボッシュはこのプロジェクトで、台湾のスタートアップ企業であるGogoroと緊密に協力しています。2011年創業のこの会社はネットワーク対応電動スクーターのグローバルリーダーへと急速に成長し、今回の「Coup」を通じてヨーロッパでもGogoro製のスクーターを見ることになります。

同サービスのシェアリングプラットフォームの構築と運用については、緊密な戦略的パートナーシップをもとに、ボストンコンサルティンググループの合弁会社であるBCG Digital Venturesが担っています。

ボッシュでモビリティサービスプロジェクトを担当し、Coup Mobility GmbHのCEOを務めるMat Schubertはこう述べています。

「私たちは、MVP(minimum viable product、最低限の機能をもった製品)のルールを基礎にしてこのサービスを共同開発しました。このベーシックバージョンを速やかに市場に投入し、”test & learn” を繰り返しながら、より洗練されたサービスをユーザーに届けたいと考えています。

近い将来にはこのサービスの需要が都市エリアで非常に高まると見込んでおり、これをベースに、私たちはサービスの提供を徐々に広げていくつもりです」

→全文を読む

情報提供元 [ ボッシュ・イン・ジャパン ]

関連記事

編集部おすすめ

  1. イタリアのブレーキシステムメーカーのブレンボは、斬新なコンセプトを取り入れた新型ラジアルマス…
  2. ホンダは2016年より、生産終了モデルの一部車種の純正部品を、部品メーカーと協力し、生産設備…
  3. ホンダは2016年より、生産終了モデルの一部車種の純正部品を、部品メーカーと協力し、生産設備…
  4. ヤマハ発動機は、2017年5月21日、フランスのル・マンで開催されたMotoGP世界選手権・…
ページ上部へ戻る