[Team KAGAYAMA]SAC Rd.4 決勝 第4戦を終え ポイント・ランキング争いもし烈に

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加賀山就臣がプロデュース・監修するスズキのライダー育成プログラムであるスズキ・アジアン・チャレンジ(SAC)は、2016シーズン後半戦となる第4戦を、インドネシアにあるセントゥール・インターナショナルサーキットで迎えた。

2015年に発足したSACは、アジア各国から選抜されたライダーが、同じスズキのSATRIA(サトリア)F150でともに戦いながらライダーの素質を磨いていくというプログラム。初年度のライダーの中からは、パティス・チョープラテットが、FIMアジアロードレース選手権 (ARRC)のスーパースポーツ600クラスに参戦するTeam KAGAYAMA SUZUKI Asiaに合流。ステップアップを果たしている。

レースは、1イベントで2回の決勝レースが開催される。この日も午前中にレース1、そして午後にレース2と1日で2レースをこなすというハードなもの。

レース1では、終始9台のトップ争いが展開され、スタートはポールポジションからの#20 Jefri Tosema(ジェフリ・トセマ/インドネシア)がリードしたものの、トセマはいったん後退。混戦状態のまま、最終ラップまでもつれ込んだが、後半再びトップに立ったトセマが、トップ集団を抜け出して、そのままチェッカーを受け、SACで2度目の優勝を果たした。

2位には昨年のこのインドネシア戦で勝った経験のある#5 Jagan Kumar(ジャガン・クマール/インド)。3位に#30 Rizal Feriyadi(リザル・フェリヤディ/インドネシア)が入っている。

そして午後3時10分にスタートした決勝レース2も激しい集団でのバトルが展開された。大半の選手がほぼひと塊になっての争いは、トセマと#43 April King H. Mascardo(エイプリル キング・マスカルド/フィリピン)の2名が先行し、そのまま逃げ切るかに見えたが、その2台を逃すまいと、#12 Muhamad Rozaliman Zakaria(ムハマド ロザリマン・ザカリア/マレーシア)と#87 Muhammad Sapril(ムハマド・サプリル/インドネシア)が喰い付いて、トップ争いは最終ラップの最終コーナーまでもつれることとなった。

最終コーナーを4台がほぼ同時に立ち上がったが、チェッカーラインを最初にまたいだのはロザリマンであった。ロザリマンと2位のトセマとのタイム差はわずか0.011秒であった

このハードなサーキットを攻めた日本勢では7位に#11 服部真騎士(はっとりまきし/日本)が入っている。11位に#41 芳賀瑛大(はがあきと)、#27 佐藤進之介(さとうしんのすけ/日本))は12位という結果となった。

第4戦を終えて、ランキングは、#12 Rozaliman Zakaria Muhamad(ロザリマン・ザカリア/レース1:4位/レース2:優勝)と、#20 Jefri Tosema(ジェフリ・トセマ/レース1:優勝/レース2:2位)の2名が127ポイントで並んだ。3番手には#87 Muhammad Sapril(ムハマド・サプリル/レース1:7位/レース2:4位)が124ポイントでこれを追う展開となっている。

FIMアジアロードレース選手権 (ARRC)は、12月までの長いブランクを経て、第5戦の舞台は、第2戦が行なわれたのと同じ、タイのブリラムにあるチャン・インターナショナル・サーキットで開催となる。

#20 Jefri Tosema(ジェフリ・トセマ) | Race 1 Winner

「今日は家族や友達も来ていたし、調子もよかったので自信はありました。スタートは先行しましたが、最後の2周で前に出るつもりだったので少し後ろに下がって様子を見ていました。そして計画通り最後にスパートをかけて無事に勝つことができました。これで、インドネシア、タイに続いて4度目の表彰台となりました。この調子で最終戦にむけて頑張っていきたいと思います。」

#12 Rozaliman Zakaria Muhamad(ロザリマン・ザカリア) | Race 2 Winner

「今週は練習走行も予選もよかったのですが、決勝レース1は最終ラップで仕掛けようと思ったときに他のマシンにかぶされてしまって前に出ることができませんでした。レース2では、スプロケットを変更して、最終コーナーでの加速重視のセッティングにして臨みました。それがうまく当たって、勝てました。ランキング争いでは1位タイとなりました。今度のタイ戦では勝つことに集中できるよう、これから肉体的にも精神的にも鍛えなおそうと思っています。」

加賀山就臣 | ジェネラルマネージャー

「今日は2レースともに、とてもエキサイティングなレースをしてくれて、とてもうれしく思います。レース1は、混戦が続く中から抜け出して勝つという、このワンメイクレースらしからぬ展開でトセマが優勝しました。レース2では、レース1にも増してバトルのレースで最後は4台が並んでゴールラインを通過し、僅差でロザリマンが勝ちました。彼らのスキルが上がっていることがよくわかるレースでした。

残るは最終戦だけとなりましたが、彼らのSACでのシーズンの締めくくりとなります。彼らには少しブランクがありますが、この期間を有意義に過ごして、再び集まって走る日が待ち遠しいです。関係者およびスポンサーの皆様、引き続き応援よろしくお願いいたします。」

八代俊二 | ライダーコーチ

「レース1はトセマの速さが際立ったレースでしたし、レース2はレースの初めから終わりまで大接戦を展開するSACらしい面白いレースでした。この第4戦を終えて、ランキング争いも混とんとしてきています。12月の最終戦は、彼らのとっての一年の集大成ということもありますし、そのチャンピオン争いも白熱すると思います。今からタイの最終戦が楽しみです。」

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情報提供元 [ Team KAGAYAMA ]

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