【試乗レポート】「楽しい」が止まらない「XL1200X フォーティーエイト」

【Webikeニュース編集部】

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神奈川県にある大磯プリンスホテルで開催された「JAIAインポートモデル試乗会」で、編集部が気になったモデルをご紹介!
一般道と西湘バイパス(有料道路)含めた、「一般ライダー目線」でチェック!

2016 XL1200X フォーティーエイト

“ビンテージカスタムが施されたスポーツスター”として人気のフォーティーエイト。
ファットなフロントタイヤ、小さなフューエルタンク、そしてローダウンスタイルというプロポーションは、まだ乗ったことの無い人でさえも魅了してきた。

では、”走らせたらどうなのか?”
試乗した2016年モデルを元に、最新のフォーティーエイトについてご紹介する。

XL1200X フォーティーエイト メーカー希望小売価格:¥1,500,000(税込)から
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小さなタンクは大きな魅力

フォーティーエイトを見たとき、はじめに目に飛び込んでくるのが太いフロントタイヤ。そして、他のスポーツスターシリーズに比べて”車体がやや大きく見える”というのも特徴だろう。
実はここに面白いトリックが隠されていた。それは、フューエルタンクが他のスポーツスターよりも一回り小さいということだ。
タンクが小さいことによって、タイヤや車体が一層大きく見え、フォーティーエイト独特のスタイルを生み出している。

その分、タンク容量は7.9Lと少なくなってしまうのだが、20.4Km/1L(カタログ値)の燃費がそれをカバーしている。早めの給油も、フォーティーエイトに乗る楽しみの1つとして考えてみれば可愛く思えることだろう。

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昔ながらのスタイルと最新の走りやすさが共存

ハンドリグ

130/90という図太いフロントタイヤのイメージから、試乗する前は正直に言うと「曲がりにくいだろう」という先入観を持っていた。
しかし実際に走ってみると、曲がりたい方向に顔を向けただけでスッと自然に曲がってくれる。2つ3つ交差点を曲がった頃には、ネガティブな先入観はすっかりどこかへ消えていた。

ポジション

写真(下段右 モデル身長:169cm)をご覧いただくと伝わりやすいと思うが、フォーティーエイトはステップが前方に位置しており、足を大きく投げ出すような乗車姿勢になる。
また、シート高が低いためハンドルバーが遠くなるが、やや腕が伸びることでアメリカン特有の、「解放感」を味わえるポジションになっていると言える。

小柄な方や女性ライダーの中には、このポジションのためにシフト操作やブレーキペダルの踏み込み、ブレーキやクラッチレバーの操作に不安を覚える場合があるかもしれない。その際は、バイクショップにポジションの調整を相談してみると良いだろう。

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高速走行と注意したい点

直線区間や高速道路では「どうだ、アメリカンバイクで走っているぞ」と、思わず口元が緩んでしまいそうなほど、堂々と気持ちよく走ることができた。
それは、足を投げ出す開放的なスタイルがそう感じさせていたのだと思う。

ただ、今回の高速道路の試乗では、前方から時折強風に吹かれた。その時に、投げ出した足を風に持っていかれるような不安感を覚えたことも確かだ。
このポジションのバイクに乗ることへの”慣れ”や、着ている衣服の影響もあったと思うが、そうした”不意打ち”には備えておきたい。

もう1つ注意点として、路面のギャップからくる振動をあげておく。
シートのクッション性や、タイヤの空気圧、サスペンションの設定もあるだろうが、フィーティーエイトは路面の凹凸をしっかりライダーに伝えてくる。
「だから楽しい」とも言えるのだが、どの程度の凹凸でどの程度の衝撃が身体に伝わることになるのか、危険のない範囲であらかじめ知っておくと良いだろう。

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フォーティーエイト ユーティリティ

スピードメーターはシンプルなアナログ式で、スポーツスターらしくハンドル中央に位置している。数値もキロ(km)表示で見やすい。

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ウィンカーやニュートラルランプなどのインジケーターは、メーター下にマウントされており、1つ1つは小さいがしっかり点灯して視界に入る。
視認性には大きな問題点は感じなかった。

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アナログメーター中央下部のデジタルパネルには、ODO、ツイントリップ、残ガスでの航続可能距離、現在のギアと回転数、時計を順に表示させることができる。

 

フォーティエイト 取り回し・足つき性

タンクが小さいのでハンドル位置が高めに見えるが、実際はIRON883とほぼ変わらない。
シート高が低く足付き性は良いので、状況によっては跨りながら移動させることも有効だ。

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“楽しさ”と”心地よさ”が調和

エンジンの鼓動音を心地よく響かせ、足を投げ出して優雅に走る。小さなタンクと路面の振動をも楽しむ。加えて素直なハンドリングと抜群のスタイル。そのすべてが楽しく、心地よい。この魅力はもはや反則だ。

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