[HONDA]JTR Rd.4 小川は開幕3連勝を逃すも、2位表彰台を獲得

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2016年6月12日(日)・決勝
会場:HIROスポーツパーク(鳥取県)
天候:晴れのち雨
気温:33℃
観客:322人
セクション:泥、斜面、沢

全日本トライアル選手権の第4戦は、5月に開催予定でした第3戦九州大会が震災の影響で7月に延期となったため、今シーズン3試合目の戦いとなりました。会場は鳥取県のHIROスポーツパーク。山の奥深いところにあるこのコースは、トライアルらしいコンディションで走り応えがあり、ライダーには好感触でした。

ここまで開幕2連勝を飾っているのが小川友幸(Honda)。ここで勝てば開幕3連勝と同時にシーズン4連覇に向けても、ぐっと有利になってきます。それは同時に、ライバルの黒山健一(ヤマハ)が背水の陣でこの戦いに臨んできているということでもありました。

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序盤、難セクションを攻略していたのは、小川、黒山に加えて、小川毅士(ベータ)の3人でした。難しいのは山の上に入った第4セクションから第10セクションまで。小川は試合をまとめようとしますが、細かい失点が目立ちます。第7セクションでタイムオーバーの5点をとったあとに、9セクションでもまさかの5点。ここは比較的好スコアをマークする選手の多いセクションだっただけに、小川には手痛い失点となりました。

1ラップ目の12セクションを終えた段階で、小川のポジションは3番手。トップの黒山は14点、2番手には小川毅士が19点でつけ、小川は21点で続きました。ばん回のチャンスはありますが、今回は少し苦しい展開となりました。

2ラップ目では、少しずつ雲行きが怪しくなってきます。予報では、大会終了ごろに雨が降り始めるということでしたので、関係者は、なんとか最後まで持ってほしいと願うばかりでした。ライダーは持ち時間を追いかけるのが手いっぱいで、雨が降る前にセクションをこなすという作戦をとる余裕はないようでした。

追い上げたい小川でしたが、第6セクションで5点。ここは土のヒルクライムが主体で、途中に丸太が行く手を阻んでいます。それでもここを抜け出る選手は多く、難しいセクションの多い今大会では、比較的難度が低いものでした。小川にとっては意外な失点となってしまいました。小川は1ラップ目もここで後輪を滑らせて苦戦。2点を失っていました。

それでも2ラップ目の小川は、1ラップ目より減点を10点減らして、2番手のポジションを奪い取りました。残るライバルは黒山一人ですが、この日の黒山は好調。2ラップ目は5点が一つもなく、8点で12セクションを走り終えています。対して小川は、第6セクションでの5点もあって11点。トータルすると、黒山は22点、小川は32点。ちょうど10点差で2ラップの戦いを終えました。

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残るは2つのSS(スペシャルセクション)。観客の見やすい位置に設定されたSSは、難易度はさらに高くライダーを悩ませます。さらに悪いことに、1つ目のSSが始まるころから、雨が降ってきました。こうなるとトライ順が遅いトップライダーの方が不利となります。SSのトライ順は、この日のスタート順と同じで小川は一番最後にトライします。

結局、SSの1つ目は、だれ一人として走破することができませんでした。最後の登りの岩場が鬼門。そして迎えた2つ目SSでは、平滑なコンクリートブロックが雨に濡れてツルツルになっていました。これを斜めからトライして登っていけという設定のため、難易度は最高レベルに。ライダーは次々に跳ね返されていきます。

2ラップを終えたところで、黒山と小川の点差は10点。しかもクリーンの数は黒山が5つほど多かったので、この時点で事実上勝利は黒山のものとなっていました。SSの2つ目を小川がクリーンして黒山が両方5点となれば10点差を取り返して同点となりますが、その場合はクリーン数が多いほうが勝利を得るからです。

しかし試合の最後を締めくくるSS。ライダーにとっては、ライバルに対して最後に実力を見せつけて終わりたい場面です。開幕3連勝を逃した小川としては、この勝負には勝っておきたいところ。しかし今回はそれも叶いませんでした。ここではライバルの黒山が2点で抜けて歓声を浴びる中、小川は5点で試合を終えることになりました。最終的には、13点差で2位という結果です。

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情報提供元 [ HONDA ]

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