[Ducati]SBK Rd.7 レース1でジュリアーノが2位、レース2ではデイビスが3位表彰台を獲得

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2016スーパーバイク世界選手権(SBK)第7戦のイギリス・ラウンドがドニントンパークで開催され、Aruba.it Racing – Ducatiチームのダビデ・ジュリアーノとチャズ・デイビスは、それぞれレース1とレース2で2位と3位を獲得して表彰台に登壇した。

レース1

スーパーポールで2番グリッドを獲得したデイビスは、ホールショットを奪って序盤をリードした。チームメイトのジュリアーノは5番グリッド。こちらも見事なスタートを決めて、デイビスと1-2体制を築いた。しかし、6周目の最終低速コーナーでデイビスがクラッシュしてコースアウト。レースには復帰できたものの、16番手までポジションを落としてしまう。レースには復帰できたものの、16番手までポジションを落としてしまう。これに代わってジュリアーノが首位に立ち、トム・サイクス(カワサキ)とともに後続を引き離した。

ジュリアーノは、残り6周目までラップリーダーを務めたが、惜しくもオーバーテイクされ、2位でチェッカーを受けた。ジュリアーノは、前戦マレーシアのレース2に続き、2戦連続の2位フィニッシュを記録した。一方、大きく順位を落としたデイビスは、ライバルを次々にオーバーテイクして9番手までポジションを回復したが、ターン8で再びクラッシュ。2度目の復帰は叶わなかった。

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レース1のコメント:

ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#34) – 2位
「タイヤも自分自身のエネルギーもマネージメントが難しくて、ハードなレースだった。サイクスとのバトルは、フェアで面白かった。彼と僕は、レースを通じて互角だったと思う。終盤、サイクスのペースが若干落ちると期待していたが、そうはならなかった。何とかついて行こうとしたものの、あまりにリスクが大きいと判断せざるを得なかった。2レース連続で表彰台に上れたことは嬉しいが、レース2では終盤に力を発揮できるようチームと力を合わせてセットアップを変更する。この順位で満足するつもりはない。」

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – リタイア
「とても残念だ。フリー走行中に貴重な時間をロスしてしまい、自分たちのポテンシャルがハッキリわからないままレースに臨むことになった。マシン・セットアップとタイヤ選択の重要なカギを握るのは金曜日だ。だが、その日をフルに活かせなかった。そこでレース中にフィーリングを確認しつつ、チャンスがあると思ったらアタックする作戦に出た。おそらくはフロントタイヤの選択がベストではなかったが、それがクラッシュの原因ではない。2度のクラッシュともに、ブレーキをリリースした瞬間、フロント荷重が唐突に抜けた。いずれにしても、レースをリードできたのは大きい。明日のレース2でやり返したい。」

アーネスト・マリネッリ(Ducati SBKプロジェクト・マネージャー)
「悲喜交々のレースだった。まず、ダビデは、マレーシアの表彰台で弾みをつけて、今回も2位でフィニッシュした。しかも勝利が手の届くポジションにいた。一方、チャズは気の毒だった。タイトル争いを考えると、このノーポイントは大きなダメージだ。だが、過ぎたことに囚われている時間はない。明日のレース2で反撃する必要がある。ふたりのライダーは、ともに戦闘力を発揮してくれた。明日に向けてパズルを完成させたい。」

レース2

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デイビスとジュリアーノは、ともに良好なスタートを切り、2番手と4番手で周回を重ねつつ、サイクスとジョナサン・レイのカワサキ勢をマークした。特に、前日から進歩を遂げたデイビスは、1分28秒台前半のタイムでラップを重ね、最終的に3位でフィニッシュラインを通過した。ジュリアーノは、予期しないトラブルに見舞われ、特にブレーキング時にグリップが低下し、本来の実力を発揮できないまま7位でチェッカーを受けた。

第7戦終了時点で、デイビス(231ポイント)とジュリアーノ(147ポイント)は、ライダーズ・ランキング3位と4位につけている。マニュファクチャラー部門では、268ポイントのドゥカティが2位。第8戦イタリア・ラウンドは、7月17日〜19日にミサノ・ワールド・サーキットで開催される。Aruba.it Racing – Ducatiチームは、来週火曜日と水曜日に同サーキットでテストを実施し、地元イベントに備える。

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レース2のコメント:

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 3位
「昨日まで苦戦を強いられていたので、こうして表彰台に立てて本当に良かった。何にしても、昨日はリタイアに終わっていただけに、結果を残せたことが重要だ。すべては金曜日に始まった。昨日はちょっとプッシュし過ぎたのかもしれない。だが、我々の目標はレースに勝つことだ。そのチャンスが見えていたら、プッシュして当然だ。いくつか改良ポイントがあったので、もっと良い結果を残すことができたかもしれないが、このサーキットでカワサキに勝つのは容易ではない。レース1で貴重なデータが取れたので、レース2に活かすことができた。ミサノでは、このラウンドと違ったポジションにいたい。地元レースに備えて、来週テストを実施する。そのうえで、去年のミサノ・ラウンドよりも良い結果を残したい。」

ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#34) – 7位
「歓び半分、悔しさ半分の週末になった。昨日は良いレースができていたので、今日はさらに上積みしたいと思っていた。だが、ブレーキング中やコーナー入口で問題が発生した。原因はまだ不明だが、パフォーマンスに影響が出たことは間違いない。ドニントンには、3〜4カ所、ハードブレーキングをしなければならないセクションがある。ここで差が出るのだが、逆にタイムをロスすることになった。今後、同様のトラブルが出ないよう対策を講じるとともに、いっそうの改良の道を見つけなければならない。ミサノでは、いつも戦闘力を発揮できるので、今から地元ファンの目の前でレースをするのが楽しみだ。」

セラフィノ・フォトル(チームマネージャー)
「週末を通じて苦戦を強いられたものの、ダビデとチャズが表彰台を獲得してくれた。ポイントでは水を開けられたが、ドゥカティがどのサーキットでも戦闘力を発揮できることが証明された。シーズン前半戦が終わった。別の見方をすれば、まだシーズンは半分も残っているので、さらに300ポイントを上積みできる計算だ。」

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情報提供元 [ Ducati Japan ]

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