[HONDA]WCT Rd.3 ボウが決勝2日間ともに優勝

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2016年5月28日(土)・決勝1日目
5月29日(日)・決勝2日目
会場:ゲフレース

決勝1日目「トニー・ボウ、ドイツ初日を勝利で飾る」

日本GPから1カ月、トライアル世界選手権の舞台はヨーロッパに戻り、ドイツのバイエルン州のゲフレースで第3戦が開催されました。

ここまでの2戦で選手権ランキングのトップに立っているトニー・ボウ(Repsol Honda Team)は、ドイツでさらにアドバンテージを伸ばすことに成功。今シーズン3度目の優勝を果たしました。

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ライバルのアダム・ラガ(TRS)との優勝争いは大接戦となり、最終セクションを抜けるまで、勝負の行方は全く分かりませんでした。試合が終わって集計の発表に注目すると、ボウはラガに対して2点だけアドバンテージがありました。36セクションを走って、わずか2点差。しかし大きな2点となりました。

ゲフレースの週末は、雨模様でした。試合が始まっても何時間かは雨が降り続き、路面は滑りやすい状況に。その影響でセクションの難度は増大していきました。そのため、難所をクリアしていくには、よりフィジカルなアクションが必要になっていました。

このようなコンディションでは、肩の腱に傷を抱えているボウにとって、とても不利な状況。ボウは、動きを規制するガードを外して試合に臨みました。体の動きをスムーズに行いたいという思いからでした。

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ところが第2セクションで、ボウは激しい痛みとともに5点という失敗を犯してしまいます。さらに第3セクションでも5点。この失敗で、ボウは再び肩から背中を固定するガードをつけることに決めました。序盤に合わせて10点の減点は大きな痛手でしたが、気持ちを新たに第4セクションから戦いを再開。そのミスを取り戻すことに成功しました。1ラップ目が終わって、ボウはアルベルト・カベスタニー(シェルコ)とともに、13点で同率首位に立っていました。

2ラップ目、カベスタニーが好調でトップをキープします。しかし、3ラップ目にボウがベストラップをたたき出して追い上げました。結果、ラガに2点差、カベスタニーに3点差をつけ、ドイツ大会の初日を勝利で飾ることができました。

チームメートの藤波貴久は、左ヒザを強打するなどのミスをしてしまい、惜しくも表彰台を逃しました。それでも3ラップ目に復調した藤波は、4位のポジションを確保。貴重な13点のポイントを獲得し、ランキングでも4位を守っています。

決勝2日目「トニー・ボウ、負傷にめげず3連勝」

ボウは土曜日に続き、日曜日でも勝利を飾りました。これでドイツ大会を完全勝利。ゲフレースには、歴代の世界選手権トライアルでの勝利者を称える石造があります。ボウは2011年にもここで勝利していますが、再びその名が加えられることになりました。チームメートのハイメ・ブストと藤波は、惜しいところで表彰台を逃し、悔しい思いをすることになりました。

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日曜日のボウは、パーフェクトと言ってもいい勝ち方でした。特に2ラップ目は、12セクションのうちの2ヵ所を減点したのみ、4点のスコアは圧巻でした。3ラップ目のボウの減点は8点。ライバルとのアドバンテージを守り、しっかりと勝利をつかみ取りました。今回の完全勝利でボウの選手権ポイントは114点、ライバルのラガに11点のリードを築いています。

ベテランの藤波と若手のブストは、チームでは大先輩と後輩という間柄。日曜日では、この2人が激しい戦いを繰り広げました。勝負は最後の最後まで行方が分かりませんでした。2人の勝負は、相手に勝利することと同時に、表彰台に登壇するための戦いでもありました。

2ラップ目を終わって、ブストは3番手につけていました。初の表彰台になるかと期待されましたが、3ラップ目に藤波に逆転され、トータルでも3位にわずか3点差で4位となってしまいました。今回、藤波は1ラップ目に多くのミスがありました。しかし2ラップ目、3ラップ目と調子を戻し、表彰台の可能性を残しながらの戦いとなりましたが、最終的には表彰台まで6点差、4位まで3点差の5位で大会を終えました。しかし今大会で、ランキング3番手争いのライバルであるカベスタニーが11位と低迷し、藤波はランキング3位に浮上しています。

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情報提供元 [ HONDA ]

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