[HONDA]MotoGP 2016 現場レポート Vol.151

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苦戦が予想されたイタリアGPで、会場を沸かせたRepsol Honda Teamの激走

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第6戦イタリアGPは、予選4番手からトップグループを追ったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2位でフィニッシュしました。序盤はアレイシ・エスパルガロ(スズキ)に続いて4番手。その間にホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシのヤマハ勢に先行されてしまいますが、3周目に3番手に浮上すると、トップグループの2人を追いかけました。

レース中盤には、ロレンソとロッシの背後に迫り、トップグループに加わります。その後、9周目にロッシがエンジントラブルでリタイアとなってからは、ロレンソとの一騎打ちとなりました。

最終ラップの21周目、コース前半のS字区間でマルケスがロレンソをかわしてトップに浮上すると、その差をじりじりと広げました。しかし、コースの後半セクションではロレンソに再び接近を許します。そして、コース終盤のシケインで抜かれますが、クロスラインで再度パッシング。そのまま最終コーナーを抜けて、ムジェロ名物のロングストレートを駆け抜けました。

まさに手に汗を握る戦い。この勝負どころで、ロレンソがマルケスのスリップから抜け出して優勝。勝利まであと一歩だったマルケスは、0.019秒という僅差で2位となりました。

今大会は、マシンのセットアップが思うように進まず、予選では17戦ぶりにフロントローを逃しました。そのため、決勝に向けては表彰台獲得を目標にしていたマルケスですが、目標を達成するだけでなく、優勝争いに加わり、スタッフと喜びを分かち合っていました。結果的にマルケスのがんばりはもちろんのこと、RC213Vが確実に前進していることを感じさせるレースとなりました。次戦では今季3勝目が期待されます。

これで総合首位のロレンソとのポイントさは、5点から10点へとわずかに広がりましたが、総合3位のロッシに対するリードは、27点に広がりました。

ペドロサは、表彰台争いに加わり4位でフィニッシュしました。オープニングラップをグリッドと同じ7番手で戻ってきたペドロサは、2周目にブラッドリー・スミス(ヤマハ)をかわして6番手、7周目にエスパルガロを抜いて5番手、9周目にはロッシがリタイアしたことで4番手に浮上。3番手のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を追いました。

中盤には、ペドロサとともにポジションを上げてきたアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が加わり、ドヴィツィオーゾとペドロサ、イアンノーネの3台による3番手争いが展開しました。終盤に入ると、イアンノーネが集団のトップに浮上。それをペドロサが追います。この2人のし烈な戦いは最終ラップまで続き、イアンノーネと0.168秒差の4位でチェッカーを受けました。

ペドロサは、これでヨーロッパラウンドに入って3戦連続の4位。それでも、レースを追うごとに内容がよくなり、表彰台の常連に復活するまで、あと一歩という印象でした。

今大会、予選を終えた段階では、厳しい戦いが予想されましたが、レースではマルケスが2位、ペドロサが4位。ヨーロッパラウンドに入って、やや苦戦しているRepsol Honda Teamですが、これからの巻き返しを予感させました。

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情報提供元 [ Honda ]

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