[HONDA]MotoGP Rd.6 イタリアGP プレビュー

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会場:ムジェロ・サーキット  全長:5.2km
決勝:[MotoGP]23Laps  [Moto2]21Laps  [Moto3]20Laps

第6戦イタリアGPが、5月20日(金)~22日(日)までの3日間、フィレンツェ近郊のムジェロ・サーキットで開催されます。イタリアGPは、5月もしくは6月の大会として定着していますが、今年は5月中旬に開催されることになりました。

ムジェロで初めてグランプリが開催されたのは1976年。以降、イモラ、モンツァなど、複数のサーキットでイタリアGPが開催されてきましたが、1991年にサーキットの全面改修を実施してからは、ムジェロがイタリアGPの舞台として定着しました。

91年はサンマリノGP、92年はイタリアGP、そして93年は再びサンマリノGPとして開催され、94年以降はイタリアGPの舞台となり、今年で23年連続の開催となり、91年~93年の大会を加えると、26年連続となります。

Hondaは、93年のサンマリノGP以来、ムジェロでは13勝を挙げています。93年から98年までミック・ドゥーハンが6年連続優勝(イタリアGPとしては5年連続)。以降、アレックス・クリビーレ、ロリス・カピロッシ、アレックス・バロス、バレンティーノ・ロッシがHondaで優勝。そして、Repsol Honda Teamとしてはダニ・ペドロサが10年、マルク・マルケスが14年に優勝しています。

ムジェロは、一周5.245kmのハイスピードコースで、グランプリが開催されるサーキットでは、オーストラリアのフィリップアイランドに次いでアベレージスピードの高いコースです。下り勾配の最終コーナーから約1.1kmのロングストレートで繰り広げられる超高速バトルが最大の見どころで、見ている観客を興奮させます。ムジェロは全体的にパッシングポイントが多く、目まぐるしくポジションを入れ替える競り合いになることがしばしばで、選手からも観客からも評価の高いサーキットになっています。

5戦を終えて2勝と3位2回のマルケスは、開幕から4戦連続で表彰台に立ちましたが、前戦フランスGPでは3番手争いをしているレース中盤に転倒を喫しました。しかし、マシンを起こし、再スタートを切ったマルケスは、13位でチェッカーを受け、貴重な3ポイントを獲得しました。

MotoGPクラスにデビューした2013年に史上最年少記録でタイトルを獲得。14年にはシーズン最多優勝記録の13勝を挙げてタイトルを獲得しています。昨年はマシンのセットアップが思うように進まず、総合3位とタイトルを逃しました。その理由の一つには、勝つか転倒かというアグレッシブなレース運びがありました。その苦い経験を生かし、今年はすべてのレースで完走する意気込みです。

マルケスは、125cc時代の10年にムジェロでグランプリ初優勝を達成しています。Moto2クラスでは11年、MotoGPクラスでは14年に優勝しています。ムジェロはコーナリングスピードが要求されるコース。マシンのセットアップが重要になるサーキットだけに、初日からセットアップに全力で挑み、2年ぶりの大会制覇と今季3勝目を狙います。

チームメートのペドロサは、開幕前にHondaと17年、18年の2年契約を交わしました。この契約更改でシーズンの戦いに集中することになるペドロサは、今季2度目の表彰台と今季初優勝を目指します。

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ペドロサは、250cc時代の2005年に優勝、MotoGPクラスでは、07年に2位、08年に3位、10年の大会ではポール・トゥ・ウインを達成。12年と13年は2位とコンスタントに表彰台に立ってきました。昨年の大会は、シーズン序盤に右腕の手術を受け、復帰2戦目となりましたが4位でフィニッシュしています。今年はマシンのセットアップがなかなか進まず苦戦していますが、得意のサーキットで2年ぶりの表彰台と最高峰クラスで2度目の大会制覇を目指します。

5戦を終えて転倒リタイアが3度、ノーポイントのレースが1度と苦戦が続いているカル・クラッチロー(LCR Honda)は、得意のサーキットに気合を入れています。13年の大会では3位表彰台に立ちました。14年と、LCR・Hondaに移籍した15年は転倒リタイアに終わっていますが、今年はこの大会をターニングポイントにする意気込みです。今年はフリー走行、予選と好調な走りをみせることも多いのですが、なかなか結果につなげられない苦しいレースが続いています。今大会は、悪い流れに終止符を打とうと気合が入っています。

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情報提供元 [ HONDA ]

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