[HONDA]MotoGP 2016 現場レポート Vol.150

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苦手なサーキットで見えたマシンの課題とライダーのがんばり

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第5戦フランスGPは、Repsol Honda Teamにとって、今季最も厳しい結果となりました。予選2番手から決勝に挑んだマルク・マルケスは、4番手を走行していた16周目に転倒を喫し、最後尾へとポジションを落としました。その後は再スタートを切り、13位に終わりました。また、予選11番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサは、終盤に追い上げをみせて4位でフィニッシュしましたが、Repsol Honda Teamにとっては、両選手ともに表彰台に立てない厳しい結末となりました。Repsol Honda Teamのライダーが一人も表彰台に立てなかったのは今季初。雨に見舞われた昨年のイギリスGP以来、10戦ぶりのワーストレースとなりました。

今年のフランスGPは、3日間を通じて好天に恵まれました。過去10年で5度の“フラッグ・トゥ・フラッグ”を経験している大会ですが、今年は青空が広がる絶好のコンディションとなりました。そんな中でRepsol Honda Teamは、予選でペドロサが転倒、決勝でマルケスが転倒と、厳しい戦いを強いられるレースウイークとなりました。

MotoGPクラスにステップアップし、過去3年のフランスGPでポールポジションを獲得してきたマルケスは、フリー走行を終えて4番手。順調にセットアップを進めるも、4回のセッションで一度もトップタイムをマークできませんでした。タイムロスの要因となったのは、今季の課題となっているコーナーからの脱出速度と加速で、ストップ&ゴーのレイアウトとなるル・マン・サーキットでは、RC213Vのパフォーマンスをフルに発揮することができませんでした。

しかしマルケスは、予選では2番グリッドを獲得しました。決勝でも好スタートを切ると、中盤まではバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)と2番手を争いました。後半に入るとドヴィツィオーゾとの3番手争いとなりますが、16周目の7コーナーの進入で転倒。このとき、ドヴィツィオーゾもほぼ同時に転倒しました。

この日、MotoGPクラスの決勝では8選手が転倒していますが、そのうち4人が7コーナーで転倒しています。最大の原因の一つは、フロントのグリップを引き出すのが難しいコーナーだったことであり、マルケスもブレーキングでフロントから転倒しました。

転倒したマルケスは、マシンを起こして再スタート。そして、13位でフィニッシュし、貴重な3ポイントを獲得しました。総合では、今大会のウイナーであるホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に5点差をつけられての2位へとダウンしましたが、2年ぶりのタイトル獲得に向けて、厳しい戦いの中で踏ん張りをみせました。

ル・マンを得意とするチームメートのペドロサも、思うような走りができずにフラストレーションをためることになりました。フリー走行は総合6番手。予選では転倒を喫し、セカンドマシンで2度目のアタックに挑むことになり、その結果、11番グリッドがやっとでした。追い上げのレースとなった決勝は、中盤まで混戦を抜け出せず苦戦しますが、後半は6番手に浮上。終盤は3番手を走るマーベリック・ビニャーレス(スズキ)を猛追しますが、今季2度目の表彰台獲得は果たせませんでした。

今季最悪の結果に終わったRepsol Honda Team。ライダー、スタッフともに、次戦イタリアGP以降での巻き返しに闘志を燃やすことになりました。その厳しい戦いを、リビオ・スッポHRCチーム代表に振り返ってもらいました。

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情報提供元 [ HONDA ]

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