[KTM]MXGP Rd.7 カイローリとハーリングスが MXGP&MX2の両クラスで完全勝利

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『2016世界モトクロス選手権/第7戦ドイツ』。Red Bull KTMファクトリーチームからMXGPクラス(2st250cc以下、4st450cc以下)に参戦した#222Antonio Cairoli(アントニオ=カイローリ)は今季初の1-1完全勝利、#259Glenn Coldenhoff(グレン=コルデンコフ)は16-11の総合13位。

またMX2クラス(2st125cc以下、4st250cc以下)に参戦した#84Jeffrey Herlings(ジェフリー=ハーリングス)は開幕戦から負けなしの7戦連続1-1-の完全勝利。#41Pauls Jonass(ポウルス=ジョナス)は5-12の総合8位、MX2トリオの最年少#46Davy Pootjes(デイビー=ポーチェス)は前戦/ラトビアの予選で転倒し鎖骨を骨折。復帰には5週間ほど掛かると発表がありました。

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MXGPクラス

レース1、ホールショットを獲得したカイローリ。すぐにレースの主導権を握ります。レース中盤、2位に上がってきたT・ガイザー(ホンダ)がカイローリにプッシュを開始。一瞬ガイザーがトップに立つも、すぐにカイローリがそれを奪い返します。そしてそれ以降はカイローリが強さを見せリードを確保。カイローリがトップでチェッカーを受けたときには、2位に4秒の差をつけていました。

レース2でもホールショットを獲得したカイローリ。その後はE・バブリシャフ(ホンダ)とR・フェーブル(ヤマハ)と三つどもえのトップ争いを展開します。しかし中盤以降にリードを広げたカイローリは、最後は余裕を持ってトップでゴール。今季初の1-1総合優勝を獲得しました。

またこの勝利によってポイントスタンディングス3位に付けるカイローリは、上位2人との差を大きく縮めることに成功しました。カイローリのチームメイトであるコルデンコフは16-11の総合13位。練習周走行では充分な速さを見せているコルデンコフ。過度なプレッシャーにより思うようなパフォーマンスが発揮できていませんが、その実力が華開く日もそう遠くはないでしょう。

カイローリのコメント:
「良いフィーリングが戻ってきたが、まだミスが多い。とはいえ、これまでの数々の経験によって、今日のような難しいコースで好成績を収めることができた。予選も2つのレースも、すべて勝利できることは珍しい。この好調を維持していきたい」

チーム監督/クラウディオ=デ=カーリのコメント:
「遅かれ早かれ、トニー(カイローリ)の強さが戻ってくるのは分かっていた。今シーズンはすでに2回の表彰台も獲得していたし、そのときが来るのは時間の問題だった。トニーとチームは懸命にマシンのセットアップを進めてきた。そしてフィジカルコンディションも改善し今日の結果が生まれたと言える。好調のきっかけを掴むため、トニーにはまずは勝利が必要だった。そしてそれは土曜日の予選で成し遂げられた。強いトニーが帰ってきた。我々の進む道は間違っていなかった。これからも全力で勝利に向かって邁進する」

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MX2クラス

ハーリングスはインフルエンザによる体調悪化に苦しみながらのレースとなりました。レース1、5位でスタートしたハーリングス。3周目には2位にポジションをアップします。そして7周目に首位に立つとペースを上げリードを確立。トップでチェッカーを受けたときには2位に15秒もの差をつけていました。

そしてレース2、体調不良によって体力を消耗していたハーリングスはさらにハードな戦いになることを最初から予想していました。レース2のスタートで出遅れ、その混乱時に足首を痛めていたのです。アクシデントのあと5位に位置していたハーリングス。レース中盤まで、J・シーワー(スズキ)とバトルを展開しながら徐々に順位を上げていきます。

そしてレース後半、ハーリングスとシーワーのバトルはトップ争いへと発展。最後にハーリングスがシーワーを抑え優勝。これによりハーリングスは1-1の完全勝利。開幕から負け無しの7連勝を達成しました。

ジョナスもハードな週末となりました。レース1を5位でフィニッシュ。しかしレース2ではスタート直後の2コーナーでクラッシュ。すぐにレースに復帰しプッシュしたジョナス。12位でフィニッシュしました。それにより5-12の総合8位でレースを終えました。

ハーリングスのコメント:
「足首の痛みはひどく、そんな状態でもベストを尽くした。この怪我の回復には5-6日を要するだろう。体調不良ではあったが連勝記録を伸ばすことができて良かった。スタート時に他のライダーとラインがクロスし、そのときにバランスを崩して強く足を着いてしまった。良い状態ではないが、レースは続けられるだろう」

ジョンスのコメント:
「ここのような深い轍ができるテクニカルなコースは得意だ。土曜日の予選では2位。終盤に腕上がりの症状が出たが、良いフィーリングが得られていた。レース2ではホールショットを獲得したのに典型的なミスを冒し転倒してしまった。じつに残念だが、良いフィーリングのイメージだけを残して前に進むことにする」

次戦/第8戦は5月15日(日)、イタリアで開催されます。

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■MXGP/Race1結果
1, Tony Cairoli – KTM
2, Tim Gajser
3, Maximilian Nagl
Other KTM
16, Glenn Coldenhoff

■MXGP/Race2結果
1, Tony Cairoli – KTM
2, Evgeny Bobryshev
3, Romain Febvre
Other KTM
11, Glenn Coldenhoff

■MXGP総合
1, Tony Cairoli – KTM
2, Tim Gajser
3, Evgeny Bobryshev
Other KTM
13, Glenn Coldenhoff

■MXGPポイントスタンディングス
1, Gajser 299 points
2, Febvre 291
3, Cairoli(KTM) 263
Other KTM
10, Coldenhoff 136

◆MX2/Race1結果
1, Jeffrey Herlings – KTM
2, Dylan Ferrandis
3, Max Anstie
Other KTM
5, Pauls Jonass

◆MX2/Race2結果
1, Jeffrey Herlings – KTM
2, Jeremy Seewer
3, Dylan Ferrandis
Other KTM
12, Pauls Jonass

◆MX2総合
1, Jeffrey Herlings – KTM
3, Dylan Ferrandis
3, Jeremy Seewer
Other KTM
8, Pauls Jonass

◆MX2ポイントスタンディングス
1, Herlings(KTM) 350 points
2, Seewer 270
3, Jonass(KTM) 218

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情報提供元 [ KTM JAPAN ]

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