【ドゥカティ流ダートトラッカー】フラット・トラック・プロが国内投入!

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

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ドゥカティ・スクランブラーファミリーに新たなモデルが加わることになった。その名も「Scrambler Flat Track Pro(スクランブラー・フラット・トラック・プロ)」。

アメリカやオーストラリアで人気の高いダートトラックレースのイメージを投影しつつも、ドゥカティらしい洗練されたイタリアンデザインで仕上げたニューモデルである。

満を持しての国内発売

今年2月に都内で開催された「スクランブラー」ファミリーのニューモデル発表会でお披露目され、その後3月末に大阪と東京で開催されたモーターサイクルショーで、EU仕様が参考展示されていたのは記憶にあたらしいところ。

発表会場では元ドゥカティのファクトリーライダーとして、スーパーバイク世界選手権で3度のチャンピオンに輝いたトロイ・ベイリスによる、ライディングの映像も紹介されるなど、スタイリングだけに留まらない走りのポテンシャルもアピールされていた。

実際のところ、2015年「アメリカ AMA プロフラット・トラック選手権」にベイリスはチームメイトのジョニー・ルイスと共に、スクランブラーベースのカスタムモデルで参戦するなど、先行して主力マーケットの北米におけるプレゼンスを示した形だ。

土の匂いがする、「スクランブラー」というカテゴリー

スクランブラーとは、元々は砂漠や荒れ地を走るレースのために改造されたロードバイクの総称である。ドゥカティにとって久々の400ccクラスとして今春登場した、スクランブラー「Sixty2(シックスティツー)」が初代スクランブラーの北米進出を記念した年度(’62年)を冠したモデルであることを考え合わせると、まさにこのシリーズは”土の匂いのする、アメリカンテイスト満載のドゥカティ”と言えるかもしれない。

160422_40▲SCRAMBLER SIXTY2

スクランブラー「フル・スロットル」の進化版

ともあれ、「フラット・トラック・プロ」は従来のスクランブラー「フル・スロットル」の進化版として位置づけられるモデルであり、エンジンと車体は基本的に共通だが、スタイリングはより本格的にブラッシュアップされているのが特徴だ。

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ワイドなアルミ製トラッカーハンドルバーとゼッケンプレート(ヘッドライト上および車体後方左右の3カ所)、アルミ製丸型バックミラーを装備。シートデザインとともにレザー材質も変更され、アルミ削り出しステップバーやスプロケットカバーを装備するなどディテールの質感も高めている。

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また、ショートフロントフェンダー、右2本出しのテルミニョーニ製スリップオンサイレンサー、合金スポークホイールなどはフル・スロットルと共通装備だが、カラーリングに関してはベイリスが駆るマシン同様のレーシングイエローに彩られるなど、まさにそのままダートトラックに飛び出していけそうな本格的なデザインに仕上げられている。

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日本でも広がる、ドゥカティのパッションとブランドイメージ

パフォーマンスとパッションを身上とするドゥカティから派生したスクランブラーは、”自分らしさ”を表現できるブランドとして日本でも人気が高まっている。「フラット・トラック・プロ」の登場によりその選択肢はさらに広がったということだ。

発売は4月29日より、メーカー希望小売価格は1,354,000円(税別)となっている。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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