[KTM]JMX Rd.1 新たにオレンジをまとった星野優位に注目!

160408_107

全日本モトクロス選手権が開幕を迎え、第1戦九州大会が4月2日(土)~3日(日)に熊本県のHSR九州で開催された。

昨年は1戦増えて全10大会のスケジュールだったが、今年は再び年間9戦の設定。ただし、使用コース数は昨年と同じく7会場で、7月上旬には昨年に続いて神戸空港隣接特設コースでのレースも行われる。

今大会は、土曜日が晴れのち曇りでホコリが多く舞うドライコンディションで、日曜日はお昼ごろから小雨が舞う天候。それでも、最後まで路面状況が大幅に悪化することはなかった。

KTM勢は今季、450cc以下の4ストマシンが走る全日本最高峰クラスのIA1に、日本のメーカーからマシンをスイッチした星野優位(#166)が、450SX-Fを駆り「KTMうず潮レーシング福山」からフル参戦。星野は昨年、第6戦をケガによりノーポイントで終えた影響からランキング10位となったが、IA1での優勝経験もある中堅ライダーで、KTM初の全日本最高峰クラス表彰台圏内ゴールに期待がかかる。また星野のチームメイトとして、ベテランの北居良樹(#100)が、今年も年間を通して参戦。魅せるレースと入賞をめざす。

さらに、全日本格式となる最高峰ライセンス昇格を賭けたIBオープンクラスや、併催カテゴリーとなるジュニアクロスなどにも、多くのKTMライダーが参戦する。

160408_108

IA1 レースレポート
決勝ヒート1、KTMを駆る星野優位(#166)は、1周目を10番手でクリアしたが、翌周には一気に7番手にポジションアップ。さらに3周目には、6番手まで順位を上げた。その後、日本メーカーのファクトリーマシンに対して、必死に食らいつく健闘をみせたが、星野は中盤以降にふたつ順位を下げ、8位でフィニッシュした。また北居良樹(#100)は、スタート直後にコースアウトして1周目14番手と出遅れながら、9位まで挽回してゴールした。

決勝ヒート2では、北居が好スタート。あわやホールショットかという鋭い突っ込みで、1コーナーを2番手でクリアした。しかし1周目に5番手まで後退すると、その後は後続にバトルを挑まれ続ける苦しい展開でペースが上がらず、10位でのゴールとなった。また星野は、1周目11番手から思うようにペースを上げることができず、最終的なリザルトも11位に終わった。今大会の結果、星野と北居は同ポイントでシーズンインすることになった。

ジュニアクロス レースレポート
2スト85ccマシンと4スト150ccマシンの混走により、十代前半のライダーがしのぎを削るジュニアクロスでは、計6名のKTMライダーが決勝進出。昨年以上のオレンジ旋風を予感させる開幕となった。この中、「KTM BOSS RACING」から参戦した岸桐我(#48)は、予選から好調な走りをみせ、3番手で決勝のスターティンググリッドに並ぶと、ホールショットを奪ってレースをけん引。約3秒後方にライバルを従えたまま周回を重ねると、最後はやや引き離し、6周でチェッカーとなったレースで勝利を収めた。また、同じく「KTM BOSS RACING」から出場した袴田哲弥(#31)は、序盤に大きく遅れたが、諦めることなく追い上げを続けてレース後半だけでも5台をパス。6位入賞を果たした。

チャイルドクロス レースレポート
2ストと4ストの50ccマシンが混走するチャイルドクロスは、セクションを大幅にショートカットした1周1分ほどのコースで、5分+1周により競われた。出走22台のうち、KTM勢は2台の50SXがBクラスにエントリー。しかし生嶋竜樹(#19)はDNSとなった。レースは、ホールショットを奪った馬場新一郎(#5)が、序盤から独走して総合優勝を獲得した。

160408_109

ライダーコメント

▼北居良樹(IA1・9位/10位)

自信を持って臨んだ開幕戦の内容は、まるで満足できるものではありませんでした。ヒート1は、スタート直後の1コーナーでコースアウト。しかしその後は、意外と攻めの走りができて、順位を上げられました。最後は、チームメイトの星野優位選手には届きませんでしたが、ラスト2周まではさらに前のほうを走っているライダーも見えていたので、午後のレースにつながると思いました。そうしたらそのヒート2で、ものすごくいいスタート。これはチャンスと、心の中で叫んだのですが、強く意識しすぎたのか、走りのリズムを崩してしまい、どんどん順位を落としました。昨年と比べて、かなり乗り込みをして臨んだ開幕戦。勝負できるイメージはありましたが、今回のレースでは力を発揮できませんでした。とはいえチャンスはあると思うので、やることをしっかりやって、次戦以降も全力で戦います。

▼星野優位(IA1・8位/11位)

シーズンオフでKTMに乗り、自分自身にかなり期待して臨んだ開幕戦だったのですが、結果は散々でした。テストをしてきたとはいえ、新たに乗るマシンでこれまでとは異なるチームでレースをするという難しさがありました。KTMのパワーを借りればスタートも前に出られると信じていたのですが、両ヒートともうまくいかず、自分のリズムをまったくつかめないうちに終わってしまいました。マシンそのものは、すごくいいと感じています。とくに中高回転域のパワーとトルク感、そして車体の安定感が武器だと思うので、あとはマシンをいかに自分がコントロールするかだけ。練習のほうがそのフィーリングはあるので、それがレースでも発揮できるようになれば、結果につながると思います。幸いにも、次は走り慣れた地元の川越。ここでリズムをつかみ、1戦でも早くKTMを表彰台に上げたいです!

▼岸桐我(ジュニアクロス・優勝)

練習走行から調子がよく、予選レースでもトップを走っていたのですが、自分のミスで順位を落としてしまったので、決勝は転ばず確実に走ることを心がけました。なので、すぐ後ろにライバルがいることはわかっていたけど、焦らずペースを守って走りました。ラストラップだけは、最後だからと思って少しだけペースを上げて、うまく逃げ切れました。優勝できたのは、応援やサポートをしてくれているいろんな人のおかげですが、毎週水曜日に学校から帰ってから、練習に連れて行ってくれるお母さんにも感謝しています。

→全文を読む

情報提供元 [ KTM JAPAN ]

関連記事

編集部おすすめ

  1. 人気のライディングフットウェアに限定カラーが登場! イタリアのSPIDI社のDNAを受け継…
  2. 【和歌山利宏:モーターサイクルジャーナリスト】 コーナーへのアプローチでは、「しっかり…
  3. 新型EVマシン「韋駄天FXS改」を開発しパイクスピークへ挑戦 EV(electric ve…
  4. ブリヂストンの新作タイヤを中心とした体感試乗会が、静岡県伊豆市の「サイクルスポーツセンタ…
ページ上部へ戻る