[DUCATI]SBK Rd.3 チャズ・デイビスがアラゴンGPを完全制覇、ダビデ・ジュリアーノは5位6位

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2016スーパーバイク世界選手権(SBK)第3戦となるアラゴンGPがスペイン北東部のモーターランド・アラゴンで開催された。

Aruba.it Racing – ドゥカティチームのチャズ・デイビスは、金曜日から好調を維持して、レース1、レース2で連勝。しかも、両レースともにファステストをマークした。一方、チームメイトのダビデ・ジュリアーノは、特にコーナー出口のグリップ不足に悩まされながらもしぶとく食い下がり、5位と6位でフィニッシュした。

レース1

4月2日に開催されたレース1では、4番グリッドからスタートしたチャズ・デイビスが序盤にいきなりサーキット新記録となる1分50秒421のベストラップを叩き出して集団から抜け出し、後続に4秒以上の大差をつけてドゥカティ・パニガーレRを首位でチェッカーに導いた。

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チームメイトのダビド・ジュリアーノは、6番グリッドからのスタート。セットアップには若干の問題が残されていたものの、アグレッシブな走りで表彰台争いに絡みつつ、最終的に5位でフィニッシュラインを通過した。

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レース1のコメント

■チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 優勝
「集団での揉み合いは楽ではなかったが、徐々にポジションを上げてラップリーダーに立つことができた。その後は自分自身のリズムを保つことに集中して、ギャップを広げた。本当に嬉しい。着実にパワーアップできたことに手応えを感じると同時に、常に努力を怠らないドゥカティの面々に感謝の意を表したい。開幕戦でも優勝に手の届くところまで行ったが、今日は確実に勝利を掴むことができた。この調子を維持したい。」

■ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#34) – 5位
「ここまでは、予想以上の苦戦を強いられている。だが、レース1で最後まで戦い続けて、5位でフィニッシュできた。目標とする順位には及ばないものの、確実にポイントを獲得することが重要だ。」

■ステファノ・チェッコーニ(チーム代表兼Aruba S.p.A.最高経営責任者)
「このサーキットでは、これまでも良い成績を収めているが、今日は忘れられない結果となった。ライダー、チーム、そしてドゥカティの努力に心から感謝したい。レースを重ねるごとに私たちは強くなっている。明日も再び表彰台を目指す。」

■アーネスト・マリネッリ(Ducati SBKプロジェクト・マネージャー)
「レース1は最高の結果となった。チャズは、あらゆる面で速かった。ダビデは、マシンの問題をうまくコントロールして良い走りを見せてくれた。あとはコーナー出口のパフォーマンスを少し改善するだけだ。チームスタッフは、この3か月間でマシンの開発を大きく前進させた。レース2に向けてさらなる調整を行いたい。」

レース2

前日に今季初優勝をマークしたデイビスは、日曜日のレース2でも圧倒的なパフォーマンスを披露した。オープニングラップを3位で終えると、2周目にトップに立ち、後続とのギャップを広げる先行逃げ切りパターン。ここでも1分51秒053のベストタイムを記録した。

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一方、ジュリアーノは、フリー走行や予選と同様のグリップ不足に見舞われ、さらに7周目には一時的なメカニカル・トラブルでスローダウンを強いられた。その影響で5番手から8番手までポジションを落としたものの、しぶとく6位まで順位を回復してチェッカーを受けた。

第3戦終了時点で、105ポイントを獲得したデイビスがライダーズ・ランキング2位。56ポイントのジュリアーノは5位につけている。マニュファクチャラー部門では、115ポイントを獲得したドゥカティが2位となっている。第4戦オランダ・ラウンドは、4月15~17日、伝統のサーキット、アッセンで開催される。

レース2のコメント

■チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 優勝
「夢のような週末だ。パニガーレRは、最初から戦闘力に溢れていたので、少し手を加えるだけで十分だった。技術的な改良のおかげで、まさに欲しいものが手に入った。前戦タイ・ラウンドでは、スリップストリームに入るのがやっとだったが、ここではスリップから抜け出してオーバーテイクできた。

だが、アッセンは(サーキット特性がまったく違うため)ゼロからスタートしなければならない。シーズンは始まったばかりだし、状況が一変することも珍しくないが、僕は今のパッケージに満足している。ドゥカティとは3年目のシーズンだ。その間にコンスタントに進歩を続けている。チームクルーやファクトリースタッフのおかげで、かなり仕事が片付いた気がする。彼らの努力と献身に感謝したい。」

■ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#34) – 6位
「金曜日からグリップ不足に悩まされた。レースまでにしっかりとした準備が整えられなかった。だが、チーム一丸となって貴重なポイントを獲得することができた。まだ先は長いので、僕にも十分にチャンスがある。パニガーレRのポテンシャルを示すとともに、素晴らしい走りを見せたチャズを祝福したい。」

■ステファノ・チェッコーニ(チーム代表兼Aruba S.p.A.最高経営責任者)
「ヨーロッパ・ラウンドが始まったら戦闘力を発揮できる自身があった。先週のテストでも結果が出ていたので、チームの士気が高まっていた。だが、今回のリザルトは、我々の期待以上だったと言うべきだろう。パニガーレRは、確かな進歩を遂げている。チャズのおかげで上位陣とのギャップを削り取ることができた。ダビデにも同じパフォーマンスができる環境を整えたい。アッセンでは、さらに進歩した姿をお見せしたい。」

情報提供元 [ Ducati Japan ]

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