[DUNLOP]AMA Rd.10 450SX ロクスンが今シーズン3勝目をゲット!

160322_163

AMAスーパークロスが2年ぶりにカナダのトロントを訪れた。当地が昨年のレースカレンダーから外れていたのは、会場のロジャース・センターで人工芝の改修工事があったからだが、今後は天然芝への入れ替えなども計画されているため、同じようにスーパークロスの開催が見送られるケースがあるかもしれない。

トロントにはいつもハプニングが付き物だが、今年も例外ではなかった。大会直前に発表されたロックスターエナジー・ハスクバーナの声明には、チームに所属するクリストフ・プーセルとマーティン・ダバロスが、トロント戦を欠場すると記されていた。プーセルは負傷、ダバロスは個人的理由とのことだが、この一件で思い出されるのが2010年のトロント戦の後、ディーン・ウィルソンのアメリカ再入国が認められなかった事件。共通点はウィルソンがイギリス、プーセルがフランス、ダバロスがエクアドルと外国籍であることだ。詳細は明らかにされていないが、ダバロスは今回の欠場によって、250SXイースト首位を放棄しなければならない状況に追い込まれた。

今大会のコースレイアウトには、グリッドから1コーナーまでが短いショートスタートが採用されていた。路面は概ねドライで、表面はルーストが巻き上げられるほどのパウダーとマーブル状だったが、表層の下には砂利混じりの硬い土があった。ロジャース・センターの広いフロア面積を生かしたコースは十分な長さがあり、タイムドプラクティスのトップは、450SXがトレイ・カナード(ホンダ)=53秒917、250SXではジャスティン・ヒル(KTM)=55秒199だった。

450SXのメインレース(20周)では、懸念されたようにショートスタートならではのクラッシュが発生した。まず短いストレート上でチャド・リード(ヤマハ)が転倒リタイア。さらにホールショットを取ったジャスティン・ボーグル(ホンダ)が、1コーナー先の連続ジャンプで転倒し、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、ブレイク・バゲット(スズキ)、トミー・ハーン(ヤマハ)らが巻き込まれてしまった。

オープニングラップのリーダーはイーライ・トマック(カワサキ)だったが、2周目にはケン・ロクスン(スズキ)が先頭に立った。3位以下にはライアン・ダンジー(KTM)、コール・シーリー(ホンダ)、マービン・ムスキャン(KTM)が続いていた。

中盤になると2位争いをしていたトマックのペースが鈍り、8周目にはダンジーが2位、10周目にはムスキャンが3位に浮上。ロクスンは常に3~4秒のリードを保っていて、レースをほぼ掌握していた。終盤15周目にはロクスンを猛追していたダンジーが、あわや転倒というタイムロスを喫して、ムスキャンに先行を許した。

最終的にはロクスン、ムスキャン、ダンジーの順でフィニッシュ。ロクスンは今季3勝目を挙げ、ダンジーは26連続ポディアム(2015年AMASX第2戦以来)という新記録を達成した。

160322_164

→全文を読む

情報提供元 [ DUNLOP ]

関連記事

編集部おすすめ

  1. イタリアのブレーキシステムメーカーのブレンボは、斬新なコンセプトを取り入れた新型ラジアルマス…
  2. ホンダは2016年より、生産終了モデルの一部車種の純正部品を、部品メーカーと協力し、生産設備…
  3. ホンダは2016年より、生産終了モデルの一部車種の純正部品を、部品メーカーと協力し、生産設備…
  4. ヤマハ発動機は、2017年5月21日、フランスのル・マンで開催されたMotoGP世界選手権・…
ページ上部へ戻る