JAF、「何でも質問箱」で「ヘルメットの扱い方やあご紐の正しい締め方、寿命はどのくらい?」を公開

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JAFは、車やバイク、交通に関わる疑問に応える「何でも質問箱」で、2輪車ユーザー向けとなる「ヘルメットの扱い方やあご紐の正しい締め方、寿命はどのくらい?」を公開した。

ヘルメットの扱い方やあご紐の正しい締め方、寿命はどのくらい?

ヘルメットの扱い方

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ヘルメットは転倒などの際、頭部を守る大切なプロテクターです。ヘルメットは、大きく分類して①外装、②衝撃吸収ライナー、③内装の3つに分かれています。

①は強い衝撃を受けても頭部への損傷を抑えられるような丈夫な構造体で、素材にはFRPなどの繊維強化プラスチックや軽量で強度の高いカーボンなどが使われています。

②は主に転倒の際、頭部が受ける衝撃を吸収する役割があります。ライナーは発泡スチロールからできていて、強い衝撃が加わるとへこむことにより、衝撃エネルギーを吸収します。バイクのシートや、手にもっている程度の高さからコンクリートの地面に落とした程度であれば、たとえ外装の塗装が一部はがれてしまっても安全性能に影響はありません。しかし、走行時に転倒して衝撃を受けた場合は、見た目に変化がなくてもすでに衝撃吸収ライナーが潰れている場合が多く、安全性能が低下するので使用を中止しましょう。

③は頭部とヘルメットを固定する役割があります。直接、肌と触れるため吸水性に優れた素材が使われています。また、ヘルメットのなかには内装の一部を取り外し、自宅でクリーニングすることも可能なものもあります。なお、使用しなくなったヘルメットの廃棄方法は各自治体によって異なるので、役所や自治体で確認しましょう。

あご紐の種類と正しい締め方

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ヘルメットは適正なサイズを正しく被ることに加えて、あご紐をしっかりと結ぶことが大切です。現在バイク用として販売されているヘルメットのあご紐には、Dリング/バックル/ラチェットと呼ばれる3つのタイプがあります。

もっとも一般的なDリング式は、あご紐のねじれをとった後、2つあるDリングにあご紐を通し、その後、片方だけDリングを折り返し通してあご紐がのどにあたるまで息苦しくない程度に強く引きます。ヘルメットよっては、余ったあご紐の固定ができるものもあるので、しっかりと固定します。

バックル式は、左右に分かれたあご紐にそれぞれ装着されているオス金具とメス金具をかみ合うまでしっかり差し込むことであご紐を固定します。あご紐を締めた際にDリング式と同じように、のどにしっかりとあたるよう先にあご紐の長さを調節します。ラチェット式は、バックル式と同じように、のどにしっかりとあたるようあご紐の長さを先に調節した上で、あご紐の両側に装着されているオス金具とメス金具がかみ合うように差し込み固定します。金具で固定する点はバックル式と同じですが、ラチェット式は差し込み具合で微調整できる点が大きく違います。

たとえば乗車するバイクのハンドル位置によってあごの引き具合は変わってきますが、ラチェット式であれば正しい乗車姿勢のままあご紐の微調整できるため使い勝手の点で優れています。

ヘルメットに寿命はありますか?

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使用していなくても素材の経年変化などから時間の経過とともにヘルメットの寿命は低下していきます。バイク用のヘルメットの多くには内装に製造年月日が記されていますが、使用方法や保管方法、さらには使用中に受けた衝撃などによってその寿命は大幅に変わるため、ヘルメットの製造元では「寿命は何年」という表現よりも、使用過程による損傷具合を考慮して使用期限を定める例が多く見られます。毎日数時間に渡ってヘルメットを使用したり、直射日光があたる場所に保管したりするなど過酷な使用条件下ではなく、さらに走行中に転倒し衝撃を受けたことがないヘルメットであれば、3~5年の使用期限をひとつの目安として考えましょう。新品であっても転倒による強い衝撃を一度でも受けた場合は使用を中止するとともに、寿命の判断がつかない場合は、販売店などで正しく機能しているか確認しましょう。

参考資料等
>>アライヘルメット「FAQ」
>>SHOEI「ヘルメットのご使用にあたって あごひもの正しい締め方」
>>ヘルメットの選び方

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情報提供元 [ JAF ]

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