【ケニー佐川 コラム】バイクシーズンを迎える前にぜひ愛車のケアを!

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

160307_73

久しぶりに乗る愛車は整備不良…!?

先日、約3か月ぶりに自分のバイクに乗る機会がありました。完全に冬眠状態だったためバッテリーが心配でしたが運よく?エンジン始動。翌日サーキットを走る予定だったので点検を兼ねてちょっと近所を走り回ってみました。普段から仕事でメーカーの広報車に乗る機会が多いのですが、それは見事に整備されピカピカに磨き上げられている車両ばかり(たまに違うこともありますが・・・)で、たまに自分の愛車に乗ってみると、あまりの整備不良ぶりに愕然としてしまいます。もちろんそれはNGですが・・・。

走りながらいろいろチェックしてみたのですが、まずリヤブレーキの効きが悪いのに気づきました。ペダルを踏んでもカチッとこないんですね。調べてみるとブレーキパッドがほとんど残っておらず、なんと摩材が紙1枚のように薄くなっていました。これはいかん、と慌てて新品を買ってきて交換。キャリパーを外してブレーキクリーナーで洗浄し、固着した汚れをブラシで落としてからパッドグリスを摺動部に薄く塗って、新品パッドとともに組み上げました。

ブレーキパッドと同時に点検するべきもの

どうせなら、とブレーキフルードも点検してみたら、茶色に濁っていて量もカツカツに減っているではありませんか。フルードが減っているのはパッドが摩耗して液面が下がっていることが多いため、単純に上から液を足すだけでは溢れてしまうことがあります。やはりパッドとともにフルードも一緒に交換するのがおすすめです、というか常識かな。ちなみにブレーキフルードはリヤ側が汚れやすく、特にリヤブレーキを頻繁に使う人は要注意。パッド交換は基本整備の中では比較的簡単なので、慣れていれば自分でできますが、パーツを組み間違えたり、エア抜きなどの知識がないと非常にキケンなので、自信がない人は素直にショップに直行しましょう!

何もしなくても、タイヤの空気圧は減っていく

それとタイヤの空気圧が前後とも規定値から大きく下回っていました。よく言われるように何もしなくても空気圧は1か月にコンマ1kgぐらいずつ下がっていきますし、冬場は気温が低いため空気圧も自然に下がります。空気圧が低いとハンドリングが重くなったり、フロントが切れ込んだり、燃費が悪くなったりと良いことは何もありません。長く乗っていない場合などは、タイヤ表面の細かい亀裂やサイドウォールのひび割れなどにも注意。特にハイパフォーマンスモデルはタイヤへの負担も大きいですからチェックしてみてください。

これから春に向かってだんだん暖かくなっていきますが、本格的なバイクシーズンを迎えるその前にぜひ一度、愛車のケアをしてみてはいかがでしょうか。あ、私からですね、まずは(笑)。

Webikeニュース編集長 / ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

この著者の最新の記事

関連記事

編集部おすすめ

  1. コルハートが取り扱いを行う「Dzell」からブレーキのリザーバータンクキャップの上に共締めす…
  2. 1a6433aec6af783f6d008221be38055e_s
    自賠責保険(共済)の損害調査を行っている損害保険料率算出機構は、2017年1月17日に金融庁…
  3. 国土交通省は、二輪自動車等に備える緊急制動表示灯の基準を新設し、発表した。 平成2…
  4. 20170209_swm_SV11
    2015年、EICMAでの発表を機にブランドの復活を宣言 1971年に創業されたイタリアのモー…
ページ上部へ戻る