ネオレトロ「XSR900」が発進!懐かしい外観と最新テクノロジーの融合が新しい

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

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レトロな外観と先進技術によるパフォーマンスを融合したモデル「XSR900」60th Anniversary

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ヤマハは水冷直列3気筒エンジンをアルミフレームに搭載するニューモデル「XSR900」および、創業60周年記念カラーの「XSR900」60th Anniversaryを4月15日より発売すること発表した。

「XSR900」はレトロな外観と先進技術によるパフォーマンスを融合したモデルである。定評のある「MT-09」の水冷直列3気筒エンジンにトラクションコントロール(TCS)やアシスト&スリッパークラッチ(A&S)、ABSなどを標準装備し、高次元なファン・エキサイトメントの走りを提供するとしている。ボディも多彩な加工法による金属の素材感で表現され、オーセンティックなイメージを強調する新たなデザイン手法で仕上げられているという。

 

背景の物語性を秘めながら、先進技術によるエキサイティングな走りを楽しめるモデル

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マットグレーメタリック
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グレーイッシュブルーメタリック

「XSR900」は車体とエンジンはMT-09をベースとするが、特徴は「Neo Retro(ネオレトロ)」をデザインコンセプトに掲げている点だ。ヤマハではネオレトロとは「従来のスーパースポーツやネイキッドといったカテゴリーを超え、レトロな外観やその背景の物語性を秘めながらも、先進技術によるエキサイティングな走りを楽しめるモデル」のカテゴリーとしている。今までもネオクラシックやポストヘリテージという表現が使われてきたが、要はそれに類するジャンルということになるだろう。

 

新世代マシンならではのアドバンテージ

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もう少し詳しく見ていくと、エンジンはR1などと同じクロスプレーンコンセプトに基づく845cc水冷直列3気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。ヤマハ独自の電子制御スロットル「YCC-T」やメッキシリンダー、アルミ鍛造ピストン、1次偶力バランサー、FS(破断分割)コンロッドなど先端技術を投入。エンジン特性を3種から選べる「YAMAHA D-MODE」も採用されている。また、2段階+OFFから選択できるトラクションコントロールを搭載。これも、点火時期や燃料噴射量、スロットル開度を統合制御するハイスペックなものだ。さらに、減速時の穏やかな車体挙動、軽いクラッチ操作により市街地での軽快な走りに貢献するアシスト&スリッパークラッチを採用。クラッチ操作荷重は「MT-09」比で約20%低減されるなど、新世代マシンならではのアドバンテージも光る。

 

独自の世界観を表現した本格志向のシルエット

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オーセンティックな各部の仕上げにもこだわった。タンクカバーやサイドカバーパネルにはアルミプレス材、ライトステーなどにはアルミ製ダイキャスト、タンク懸架ステーには鍛造アルミ材を採用するなど、金属が持つ素材感を強調しながらシンプルなシルエットの中に独自の世界観を表現。さらにアルミ製タンクカバーの仕上げに至っては、職人のバフ掛けの方向や粗さによって製品毎に異なる”オンリーワン”仕様とする力の入れようだ。こうした本格志向、本物感は今までの国産車は苦手とするところだったので大いに期待したいところだ。

スペック的にも最高出力110psで車重195kgとなかなかのパワーウエイトレシオ。ホイールベースも1440mmと小回りが利きそうだし、ブレーキもフロントダブルディスク+対向4ポットのラジアルマウントキャリパーと盤石だ。 そして車両本体価格で100万円を切るプライス設定とくれば、もうこれは楽しみとしか言いようがない。

 

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ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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