[DUNLOP]AMA Rd.8 450SX ムスキャンとのデッドヒートを制しダンジーが優勝!

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アトランタはAMAスーパークロスシリーズの中で最も観客動員数の多いラウンドで、2012年には71,009人という最高記録を残している。そのため昨年は2週連続で開催されたが、今年はまた通常のワンデーイベントに戻された。会場のジョージアドームは、アトランタオリンピックに備えて建設された巨大な屋内競技場だが、すぐ隣ではメルセデスベンツ・スタジアムの建設が2017年6月オープンを目指して進められており、1993年からスーパークロスを開催してきたジョージアドームは、やがて取り壊される運命にある。

今大会は250SXイースト開幕戦ということもあり、コースレイアウトは至ってシンプルなものだった。長めのストレートに180度コーナーを多用した構成で、連続ジャンプ、ドラゴンズバック、サンドセクションなど要素は盛り沢山だったが、難易度はそれほど高くなかった。アトランタで発祥した名物のウォール(垂直に近い急角度のジャンプ)もあり、減速ポイントになっていたが、全体的にはハイスピードコースだった。

コーナーやジャンプにワダチが出来やすいソフトな土質は、密閉された旧式ドームスタジアムならではの産物だが、リトラクタブルルーフ付きのメルセデスベンツ・スタジアムに移転したあかつきには、土の乾きと硬化がもっと早まることになりそうだ。

正午から始まったプラクティスでは、1本目よりも2本目、2本目よりも3本目とタイムが向上した。これは軟質路面ならではの傾向で、ワダチの形成が進むにつれてコーナリングスピードなどが速くなるからである。その反面、マシンのバランスを崩すようなワダチやギャップなども増えてくるので、ライン取りの判断力が求められるタイムアタックとなった。450SXのトップは、クリストフ・プーセル(ハスクバーナ)の45秒294。250SXではマルコム・スチュワート(ホンダ)の45秒865が最速だった。

450SXのメインレース(20周)では、1周目にトップに立ったマービン・ムスキャン(KTM)が、終始レースをリードした。背後にはライアン・ダンジー(KTM)、チャド・リード(ヤマハ)が控えていたが、ムスキャンは常に1~2秒のマージンを保ちながら快走した。7周目にはジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)とコール・シーリー(ホンダ)が絡むなど、上位陣を助けることになる転倒があった。

レース後半になると、ムスキャンとダンジーの間隔は1秒を切る僅差となり、優勝争いはチームメイト同士の一騎討ちとなる。そしてサイドバイサイドで迎えたファイナルラップ、周遅れのジェイムズ・スチュワート(スズキ)をかわそうとラインを変えたムスキャンが、バランスを崩してしまう。その隙に前に出たダンジーが、今シーズン5度目となる優勝。ムスキャンは、つかみかけた450SX初勝利をあと半周というところで逃してしまった。

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情報提供元 [ DUNLOP ]

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